タイ 最低賃金 2022年　バンコクでは331→353バーツ プーケット・パタヤでは335→354バーツに

タイ政府と労使の代表等の賃金委員会が8月26日の会合にて、1日の最低賃金を10月から約5％引き上げることを決めた。近く内閣の承認を求める模様です。
タイの最低賃金の引き上げは2020年の1月以来になります。
プーケットやパタヤのあるチョンブリでは、335→354バーツ。
バンコクでは331バーツから353バーツになります。

日本の場合は最低賃金は時給換算ですが、タイの場合は日給換算となります。
ちなみに、現在の円との為替レートは1バーツ約3.8円なので70円~75円の賃金上昇となります。(1日あたり)

ちなみにバンコクの最低賃金の推移は、
2000年 162バーツ
↓
2010年 206バーツ
↓
2020年 336バーツ
↓
2022年 353バーツ
と推移しており、10年で約1.5倍・20年間で2倍以上の賃金上昇となります。

会社関係の方には、書類等の賃金修正に不備があり、労働VISAが取れなかった等のトラブルを聞いたことがあります。ご注意ください。

詳細は以下の通り。

2022年度 タイの最低賃金の予定

日本の2022年の最低賃金の各都道府県の平均は961円(時給)
東京都が1041円～沖縄県の820円の幅となります。
タイでは、まだまだ日給で1250円~1345円の賃金という状態です。
実際にバンコクでの物価上昇等を考えると日本と同様に庶民の暮らしは相当厳しいように感じます。

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タイムラインバンコク編集部

ライター

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タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。日本のメディアに情報提供することもあります。