駐在中に色々オフショアプランをご利用いただく機会があり、日本に帰ってからは日本のオプションを色々見たものの、やはりオフショアプランで何かいいものはないかな？とお問い合わせをいただく事も多い昨今。

または、帰国の辞令が出て慌てて帰国準備をしてしまい、ゆっくりオフショアの選択肢を検討する時間がなかった皆さんには、『日本住所でもできる』オフショアサービスが実はあるのです。

マン島積立は、マン島の保険会社の積立を利用するパターン。
クレカでマン島に資金移動して積み立てます。
日本のクレカも、もちろんOK。

日本以外の住所で利用する場合：『Life Assured』という生保型積立をご利用頂きます。
この場合、『101プラン』と言って、名義人に万が一の際は、口座価値の101％を受取人に受け取っていただく流れとなります。

日本住所でご利用頂く場合：『Capital Redemption』型というタイプでご利用をいただくことで保険部分の1％を外します。
こうすることで、保険プランではなく積立のみのプランになり、日本住所でもご利用可能となります。

ジャージー島の一括取引口座は、2万ドルからスタート可能な証券取引口座で、共同名義や、18歳前のお子様のお名前を口座に記載しておく事も可能です。オーストラリア資本のIT企業であるPraemium Internationalというモーニングスター傘下の企業のオフショア部門を、イギリス管轄のジャージー島登録で運営しています。

保険会社などの取引口座と異なり、セットアップフィーや運用手数料が安い

スタート後はいつ解約しても『違約金』などのペナルティがないなど、フットワークの軽さとお手数料の安さが特徴です。

運用は、運用資産額イギリス４位のTilney Smith & Williamsonが運用する投資信託グループを、『モデルポートフォリオ』というシェアクラスで利用することができ、普通にTilneyのリテイルシェアを利用するよりも信託報酬が1.2%も安くなります。

運用資産を現金化する際は、ご自身の日本の銀行口座への送金はもちろん、世界中の銀行でお受け取り可能です。
既にマン島のオフショア銀行口座をお持ちの方や、ご駐在中に開設したシンガポール、香港、マレーシアなどの銀行口座をキープなさっている方は、既存のオフショア口座への送金ももちろん可能です。

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執筆：田中　ゆき恵（たなか・ゆきえ） イギリスCII Award in Financial Planning認定者 シンガポール及び香港FP資格,声紋分析心理士 米The University of Michigan卒業。 アジア６拠点を有するInfinity Financial Solutions2006年入社。 邦人向けコンサルタントとして、バンコクオフィス駐在。 バンコクや日本での執筆活動に加えて、ジャカルタでの『へそくり教室』活動の他、2019年よりベトナムにも活動拠点を広げるべく奮闘中。

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