2022.08.31

タイ最低賃金 2022年　バンコクでは331→353バーツプーケット・パタヤでは335→354バーツに

Thaim Line Bangkok

タイ政府と労使の代表等の賃金委員会が8月26日の会合にて、1日の最低賃金を10月から約5％引き上げることを決めた。近く内閣の承認を求める模様です。
タイの最低賃金の引き上げは2020年の1月以来になります。
プーケットやパタヤのあるチョンブリでは、335→354バーツ。
バンコクでは331バーツから353バーツになります。

日本の場合は最低賃金は時給換算ですが、タイの場合は日給換算となります。
ちなみに、現在の円との為替レートは1バーツ約3.8円なので70円~75円の賃金上昇となります。(1日あたり)

ちなみにバンコクの最低賃金の推移は、
2000年 162バーツ
↓
2010年 206バーツ
↓
2020年 336バーツ
↓
2022年 353バーツ
と推移しており、10年で約1.5倍・20年間で2倍以上の賃金上昇となります。

会社関係の方には、書類等の賃金修正に不備があり、労働VISAが取れなかった等のトラブルを聞いたことがあります。ご注意ください。

詳細は以下の通り。

2022年度タイの最低賃金の予定

県名	上昇後の最低賃金	以前(現在)の最低賃金 (2020年1月改正時)
プーケットチョンブリラヨーン	354バーツ	(現在) 335-336バーツ
バンコクナコンパトムノンタブリパトゥムタニサムットプラカンサムットサコン	353バーツ	(現在) 331バーツ
チャチュンサオ	345バーツ	(現在) 330バーツ
アユタヤ	343バーツ	(現在) 325バーツ
プラジンブリクラビーコンケーンチェンマイロッブリウボンラチャタニノンカーイスラーターニスパンブリサラブリトラートナコンラチャシマソンクラーパンガー	340バーツ	(現在) 324-325バーツ
ジャンタブリサムットソンクラームサコンナコンムクダハンナコンナーヨクカラシン	338バーツ	(現在) 323バーツ
ロイエットプラジュアブキリカンナコンサワンサケーオパタルンウタラディットナコンパノムブリラムスリンペチャブリピッサヌロークペチャブンチャイナートルーイヤソートンパヤオブンカンカンチャナブリアントン	320バーツ	(現在) 315バーツ
シンブリナコンシータマラートトランメーホンソンラムパンラムプンチェンライスコータイカムペンペットピジットウタイタニシーサケートタークチャイヤプムアムナートジャルーンプレーラチャブリラノンマハーサラカムチュムポンノーンブラムプーサトゥンウタイタニ	332バーツ	(現在) 315バーツ
パタニーヤラーナラティワートナーンウドンタニ	328バーツ	(現在) 313バーツ