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MKレストラン 299バーツのビュッフェがスタート バンコクのタイスキ激安紛争に真打登場

MKレストランのタイスキ食べ放題。他の食べ放題チェーンとの比較記事
Thaim Line Bangkok
タイ旅行で食べたい料理の一つ「タイスキ」。現在バンコクでは、219バーツ〜という激安価格で食べ放題を提供する「ラッキースキ」や「スキ ティーノイ」が人気を集め、まさに「激安タイスキ紛争」が勃発しています。

そこに中華系の麻辣鍋の食べ放題やしゃぶしゃぶやすき焼き等の高級な日本の鍋などまさにバンコクは鍋業界の激戦区。

そこにタイスキの王様MKレストランが期間限定ですが、299バーツで飲み物と税・サービス込々の価格で参入しました。MKレストランは激安タイスキ業界の真打となれるのでしょうか?

MK レストラン

プロモーションの延長記事はこちら
MKレストラン、大人気の299Bビュッフェがパワーアップして延長!年末まで
MKレストラン、大人気の299Bビュッフェがパワーアップして延長!年末まで
お肉や野菜や麺、ごはん等の19種類を含むオーダービュッフェ
飲み物付きで299バーツで税・サービス込々
タイスキの王様が激安タイスキ紛争についに参入してきました。
期間限定ですが今後の動向に注目です。
※期間限定です
引用元:https://www.mkrestaurant.com/th/promotion/
注文も英語ですが、スマホで簡単
引用元;https://www.mkrestaurants.co.jp/
MKといれば秘伝のMKソース
チリソースやオイスターソースに30種類もの香辛料をブレンドしたエスニック風味のオリジナルソースで、コクや旨みがたっぷり含まれています。辛いのが苦手な人は鍋のスープと合わだれにすれば絶品です。
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MK レストランの歴史
1962年にバンコクのサイアムスクエアにあった小さなタイ料理店に遡ります。この店は、元々香港の実業家であるマーコン・キン・イー氏が所有しており、その後、アウンティ・ソンカム(タイ語名:トンカム・メークトー)氏が引き継ぎました。店名の「MK」は、このマーコン・キン・イー氏のイニシャルに由来しています。

その後、アウンティ・ソンカム氏の娘婿にあたるリット・ティラコーメン氏がレストラン経営を引き継ぎ、1986年にタイスキをメインにしたレストランとして「MKレストラン」をオープンしました。彼は日本のトヨタ式の「カイゼン」を経営に取り入れるなど、独自の工夫を重ねて事業を拡大。タイ国内のショッピングモールやデパートに次々と出店し、タイを代表する一大チェーンへと成長しました。

現在では、タイ国内に500店舗以上を展開するほか、日本にも九州エリアを中心に20店舗以上。その他の海外にも進出しており、その人気と品質は国際的にも評価されています。

対する定番のビュッフェの新興勢力と古参勢力

スキ ティーノイ (Suki Teenoi)

引用元:https://www.facebook.com/profile.php?id=61567727427919
Suki Teenoi-สุกี้ตี๋น้อยโรบินสันบ่อวิน 
タイの若者を中心に絶大な人気を誇るタイスキの食べ放題チェーン店

人気の理由
スキ ティーノイの最大の魅力は、圧倒的なコストパフォーマンスと、手軽に楽しめるビュッフェスタイルにあります。

驚きの低価格: 食べ放題の基本料金が1人219バーツ(約900円程度)と非常に安価です。これにドリンクバーを追加しても258バーツ(約1,100円程度)で、日本の感覚では考えられないほど手頃な価格で食事ができます。

豊富なメニュー: 低価格にもかかわらず、牛肉、豚肉、鶏肉、新鮮なシーフード、野菜、きのこなど、豊富な具材が揃っています。

遅い時間まで営業: 多くの店舗が深夜まで営業しているため、仕事終わりや夜遅くでも気軽に食事を楽しめる点も、人気の理由の一つです。

清潔感のある店内: 手頃な価格でありながら、店内は清潔感があり、居心地の良い空間が提供されています。
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スキ ティーノイ (Suki Teenoi)の歴史
スキ ティーノイは、2019年にバンコクのラマ4世通りに1号店をオープンしました。創業者であるフーン・ノンナファット氏と彼女の夫が、低価格で質の高い食べ放題のタイスキを提供したいという思いからスタートしました。

オープン当初からSNSなどを通じて人気が広がり、あっという間に予約の取れないほどの人気店となりました。現在では、バンコクを中心にタイ国内に40店舗以上を展開しており、多くの人々から愛される存在となっています。

ラッキースキ (Lucky Suki)

バンコクで近年急速に人気を伸ばしているタイスキの食べ放題チェーン店が「ラッキースキ (Lucky Suki)」
ラッキースキは、タイスキの食べ放題を非常に手頃な価格で提供することで知られています。若者や家族連れを中心に人気があり、その手頃な価格帯から「スキ ティーノイ」と並んで比較されることも多いです。

人気の理由
驚きの安さ: 食べ放題の基本料金は、約219バーツからと非常に安価です。
これにソフトドリンクの飲み放題(39バーツ)や税金が加算されますが、それでも276バーツ(約1,100円程度)という圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。

深夜営業: 多くの店舗が深夜2時まで営業しており、遅い時間でも食事ができるのが大きな特徴です。

こだわりのメニュー: 単なる安さだけでなく、厳選された具材を提供することにこだわっています。特に、無料で提供されるローストダックは、多くの客を惹きつける看板メニューの一つです。

モダンな店内: 現代的な中華風のインテリアで、清潔感のある空間が演出されています。
引用元:https://www.facebook.com/
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ラッキースキ (Lucky Suki)の歴史
ラッキースキは、2021年に4人の経営者が設立した比較的新しい企業です。2022年1月にバンコクのオンヌットに1号店をオープンしました。

わずか3年で急成長を遂げ、2025年には売上高が10億バーツを超え、タイ国内の主要なタイスキチェーンの一つとなりました。現在、バンコクを中心にタイ国内に10店舗以上を展開しており、今後もさらなる店舗拡大を目指しています。

他にも昔から人気のShabu Shiや中華系の麻辣鍋などバンコクの激安鍋料理業界は供給過多となりつつあります。そしてタイスキの王様MKレストランの参入によってますます過熱が予想されます。

タイスキ以外のタイで近年人気の鍋料理

バンコクにはタイスキ以外にも、様々な鍋料理が存在します。

ムーガタ (Mookata): 焼肉と鍋が一体となったタイ独自のスタイル。
中央で肉を焼き、周りの溝でスープと野菜を煮る。タイスキとは異なる、よりカジュアルでワイルドな体験が人気です。

麻辣鍋 (Mala Hot Pot): 中国四川省発祥の、痺れるような辛さが特徴の鍋。
近年、バンコクでも専門店が増え、特に辛いもの好きの若者を中心に人気を集めています。

ジョーク(お粥)鍋: 豚肉団子や魚介などを入れた、あっさりとしたお粥ベースの鍋。

チムチュム (Jim Jum): イサーン地方(タイ東北部)発祥のハーブが効いた土鍋料理。
タイスキとは
タイスキは、タイ発祥の鍋料理です。日本のすき焼きに似ていますが、甘辛いタレではなく、独特の風味がある辛めのタレにつけて食べるのが特徴です。様々な具材をみんなで囲んで楽しみます。

多様な鍋料理の中で、タイスキは「辛すぎず、誰もが食べやすい」という点で、幅広い年齢層に受け入れられています。特に、自分で具材を選び、火加減を調整できる自由度の高さも魅力です。
かつては家庭料理の側面が強かったタイスキですが、MKレストランの成功以降、外食としてのタイスキが確立されました。そして現在では、食べ放題という形で、より手軽に、より多く楽しめるスタイルへと進化を遂げています。

「激安タイスキ紛争」は、この国民食であるタイスキが、現代の消費者のニーズ(手軽さ、お得感、SNS映え)に合わせて、さらに進化している過程を示していると言えます。

タイスキは、バンコクの多様な鍋文化の中で、その普遍的な魅力と適応能力によって、常に中心的な存在であり続けています。そして、現在の「激安紛争」は、その人気と市場のダイナミズムを象徴する現象と言えるでしょう。
最終更新日:2025年9月2日 延長プロモーションのリンクを追加
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タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。日本のメディアに情報提供することもあります。
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