タイ在住者の危機!──WBCのNetflix独占配信で「WBCが見れない」可能性も

日本人にとって、野球は国境を越えて熱狂できる国民的スポーツです。特にWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）は、大谷翔平選手、ダルビッシュ有選手、鈴木誠也選手、そして菅野智之選手と日本の最強プロ野球選手が融合したまさにドリームチームと、世界中のスーパースターとの真剣勝負が見られる祭典であり、その一挙手一投足に日本中が注目します。

しかし、タイに住む日本人にとっては、一つ大きな問題があります。それは、WBCの日本での独占放送権をNetflixが獲得したというニュースです。なぜ、これが「タイ在住日本人の危機」なのでしょうか？

NETFLIX契約者でもタイで見れない可能性がある。

タイ在住の日本人がWBCを視聴できない2つの壁

日本での独占配信というニュースは、私たちタイ在住日本人にとって、WBCの視聴を難しくする大きな壁となります。その理由は2つあります。

壁①：Netflixの地域制限（ジオブロック）

Netflixは国ごとに配信されているコンテンツが異なります。これは、各国でのコンテンツのライセンス契約に基づいているためです。日本で独占配信されるWBCの試合は、タイ国内のNetflixでは視聴することができません。VPNを利用して地域制限を回避しようとする行為は、Netflixの利用規約で認められていません。多くの動画配信サービスは、実質的にVPNの利用が規約で禁止されており、アカウント停止などのリスクがあることを明確に説明しています。

壁②：タイ国内での放送権獲得は不透明

日本での独占配信が決定したことで、タイ国内のテレビ局がWBCの放送権を獲得する可能性も不透明になります。現地のタイ人コミュニティやメディアがWBCに強い関心を示さない限り、タイの地上波や有料放送でWBCが放映される可能性は低いと言わざるを得ません。

それでも見たい！在住者ができることは？

では、タイにいる私たちは、WBCを視聴するために何をすればよいのでしょうか？いくつかの可能性と、それに伴うリスクを解説します。

解決策：リスク承知のVPNの利用 (大)

最も一般的な解決策は、VPN（バーチャルプライベートネットワーク）を利用して日本のサーバーに接続し、日本のNetflixにアクセスすることです。しかし、この方法にはいくつかの注意点があります。

• **リスク特大(非推奨)：** 多くの動画配信サービスはVPNの利用を規約で禁じており、アカウント停止のリスクがあります。また、VPNを検出する技術も進化しており、視聴がブロックされる可能性が高いです。最悪の場合はアカウントBANの可能性もあります。
• **タイ民法が放映権を買う可能性：** その場合は言語がタイ語や英語になる可能性が大です。

解決策：タイ国内のスポーツバーで観戦する

タイ国内のスポーツバーがWBCの放送権を獲得している場合、大勢のファンと一緒に熱狂的な雰囲気の中で観戦できます。特にバンコクの日本人街にあるスポーツバーや日本食レストランでは、日本の主要なスポーツイベントを放映していることが多いため、SNSやコミュニティで情報を集めるのがおすすめです。

まとめ：それでも見たい！在住者の熱い想い

WBCの視聴は、タイ在住の日本人にとって簡単なことではないかもしれません。しかし、日本の侍たちが世界を相手に戦う姿は、国境を越えて私たちに勇気と感動を与えてくれます。この記事を参考に、自分に合った方法でWBCの試合を視聴し、共に熱狂できる仲間を見つけてみてください。NETFLIX関係者様なんとかタイで日本語放送で見れるようにしてください。当サイトはVPNを利用した視聴を推奨するものではありません。Netflixの規約をご自身でご確認の上、利用ください。

WBC過去の優勝国一覧

• 第1回大会（2006年）： 日本
  WBCの初代王者に輝きました。
• 第2回大会（2009年）： 日本
  大会史上初の連覇を達成しました。
• 第3回大会（2013年）： ドミニカ共和国
  8戦全勝で初優勝を飾りました。
• 第4回大会（2017年）： アメリカ
  初めて優勝を果たしました。
• 第5回大会（2023年）： 日本
  14年ぶり3度目の優勝を果たしました。

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出典:Netflix 
https://about.netflix.com/ja/news/world-baseball-classic-inc-and-netflix-exclusive-partnership

タイムラインバンコク編集部

ライター

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タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。日本のメディアに情報提供することもあります。