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【2025年】年に一度のガネーシャ生誕祭が9月5日開催!バンコク近郊、ピンクガネーシャ近くの最強パワースポット

Thaim Line Bangkok
夕日のような強い光が差し込む中、タイ・チャチュンサオ県のガネーシャ公園にそびえ立つ巨大なガネーシャの立像。多くの参拝客が行き交い、周囲にはヤシの木や金色に輝くドームが見える。
花と宝飾品で豪華に飾られたガネーシャ神の像。背景には川が見え、前面にはタイ語で「คเณศจตุรถี 2568」(ガネーシャ・チャトゥルティ2568)と書かれているイベント告知ポスター。
引用元: อุทยานพระพิฆเนศ องค์ยืน คลองเขื่อน จ.ฉะเชิงเทรา
チャチュンサオ県のガネーシャ公園に立つ、巨大な青銅製のガネーシャ立像。像の足元には多くの観光客がおり、その巨大さが分かる。
世界一の高さを誇る、青銅製のガネーシャ立像

タイ・バンコク近郊で、年に一度だけ訪れる最も縁起の良い日が間もなくやってきます。2025年9月5日(金)、ピンクガネーシャで有名なチャチュンサオ県にある「ガネーシャ公園」にて、ヒンドゥー教の神様ガネーシャの生誕を祝う大祭「ガネーシャ・チャトゥルティ」が開催。

この記事では、タイ最大級のパワースポットで最高の祝福を受けるための詳細情報と、参拝前に知っておくべき作法や注意点を、在住者の視点から徹底解説します。

この記事の要点

  • 年に一度のガネーシャ生誕祭が2025年9月5日(金)に開催。
  • 場所はバンコクから日帰り可能なチャチュンサオ県の「ガネーシャ公園」
  • 神様が地上に降り立つとされ、願いが最も届きやすい最強の開運日
  • 参拝には服装やお供え物の作法があり、肉類のお供えは絶対禁止

年に一度の吉日「ガネーシャ・チャトゥルティ」とは?

「ガネーシャ・チャトゥルティ」とは、象の頭を持つヒンドゥー教の神様、ガネーシャの生誕を祝うお祭りのことです。ガネーシャ神は「あらゆる障害を取り除く」「学問と知恵を授ける」「商売繁盛」など、現世利益の神様としてタイ国民から絶大な信仰を集めています。

この生誕祭の期間中、特に初日にはガネーシャ神が天から地上に降り立ち、人々の願いを直接聞き届けてくれると信じられています。そのため、タイ中の熱心な信者がこの日を目指して寺院や祠に集まり、一年で最も熱気に包まれる一日となります。

2025年「ガネーシャ公園」特別祭典の詳細

世界一高い立像の青銅製ガネーシャ像があることで有名な「ガネーシャ公園」では、この特別な日に大規模な祭典が執り行われます。

  • 日時: 2025年9月5日(金) 11:11~19:00
  • 場所: ウタヤーン・プラピッカネート・クローンクアン (อุทยานพระพิฆเนศ องค์ยืน คลองเขื่อน จ.ฉะเชิงเทรา)
  • 参加: 誰でも参加可能
  • Google Map: https://goo.gl/maps/nkP12ejmbJKuHKrHA

参拝前に知っておきたい!正しいお祈りの作法と注意点

年に一度の機会を最大限に活かすため、正しい作法で参拝に臨みましょう。

推奨される服装とお供え物

服装は、力と繁栄の象徴である赤やオレンジなど、できるだけ鮮やかで明るい色の服を着用するのが望ましいとされています。

お供え物は、ガネーシャ神の好物とされるものが喜ばれます。

  • 果物: バナナ、マンゴー、サトウキビなど
  • お菓子: インドの伝統的なお菓子「ラドゥー」
  • その他: きれいな水、牛乳、生花(特に赤いハイビスカス)

これらはお寺の周辺で購入することも可能です。

お祈りの4ステップ

  1. 心を落ち着かせ、ガネーシャ像の前に立ちます。
  2. 準備したお供え物を捧げます。
  3. 「オーム・シュリ・ガネーシャ・ナマハ」というマントラを、心を込めて(通常3回、9回など奇数回)唱えます。
  4. 純粋な気持ちで、自分の願い事を一つ、具体的に伝えます。

【最重要】絶対NGな禁止事項

ガネーシャ神は厳格な菜食主義の神様です。そのため、肉や魚、卵など動物性のものを絶対にお供えしてはいけません。これは最も重要なルールであり、もし誤って捧げてしまうと、願いが聞き届けられないばかりか、不敬にあたるとされています。

オレンジ色の背景に、ガネーシャ神の銅像が配置されたイベント告知ポスター。「年に一度」というタイ語の文字が書かれており、ガネーシャ・チャトゥルティのイベントを告知している。過去のポスターです。
過去のポスター

観光客・在住者への影響とアドバイス

この日はタイ全土から多くの参拝者が訪れるため、公園内および周辺道路は相当な混雑が予想されます。

  • 在住者の視点: 車で行く場合は、午前中の早い時間に到着することをおすすめします。時間に余裕がない場合は、公共交通機関やツアーを利用する方が賢明かもしれません。
  • 観光客へのアドバイス: バンコクからはロットゥー(ミニバン)やタクシーをチャーターするのが便利です。ピンクガネーシャ(ワット・サマーン)とセットで巡るツアーに参加するのも効率的です。帰りの交通手段が少なくなる可能性もあるため、往復で手配しておくと安心です。

【まとめ】今すぐ行くべき4つの理由!

最後に、なぜこの「ガネーシャ・チャトゥルティ」がタイ好きの日本人にこれほどおすすめなのか、4つのポイントでまとめます。

  1. 超人気スポット「ピンクガネーシャ」から車で15分!
    タイ観光で絶大な人気を誇るピンクガネーシャから非常に近く、一日で最強のガネーシャスポットを二つも巡れる、最高の立地です。
  2. ガネーシャは日本とも縁が深い「幸福の神様」
    ガネーシャは、日本では聖天(しょうてん)様や歓喜天(かんぎてん)様として知られ、古くから信仰されてきた縁の深い神様です。タイの地で、改めてそのご利益に触れてみてはいかがでしょうか。
  3. このチャンスは年に一度だけ
    ガネーシャ神が地上に降り立ち、直接願いを届けることができるこの特別な日は、文字通り年に一度しかありません。この日を逃すと、次は一年後です。
  4. バンコクから日帰り可能な好アクセス
    バンコク都心部から車で約1時間半というアクセスの良さも魅力。週末のショートトリップに最適です。

2025年9月5日に開催される「ガネーシャ・チャトゥルティ」は、タイの文化と信仰の深さを肌で感じられる特別な一日です。あらゆる障害を取り除き、成功へと導いてくれるガネーシャ神からの祝福を直接受け取れるこの貴重な機会。正しい作法と敬意をもって参拝し、素晴らしい一年の始まりを祈願してみてはいかがでしょうか。


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出典

この記事を書いた人

keitasatou:タイムラインバンコク編集者
バンコク在住10年以上ライター、バンコクで複数のSNSを運用しておりフォロワー総数は7万人以上。ライターという特殊な職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
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これだけの好条件が揃う機会は滅多にありません。ぜひこの特別な一日を体験してみてください。

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タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。日本のメディアに情報提供することもあります。
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