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ミス・ユニバース2025 タイ代表が世界2位に。4度目の挑戦で掴んだ栄誉と既婚者での快挙

ミス・ユニバース2025世界大会のステージで、タイ代表プラヴィーナー・シン(ヴィーナ)さんが華やかなナショナルコスチュームやイブニングガウンをまとい、観衆に手を振っている様子。
keita satou

2025年11月、タイで開催された第74回ミス・ユニバース世界大会で、開催国タイの代表ウィーナー・プラウィーナー・シング(ヴィーナ)さんが、見事「1st Runner-Up(準優勝)」に輝きました。

優勝はメキシコ代表でしたが、世界2位という結果は、タイにとって大きな誇りです。この記事では、インド系タイ人として、そして既婚者として新たな歴史を刻んだ彼女の「4度目の挑戦」と、世界大会での素晴らしいパフォーマンスについて紹介します。

出典:Missosology

「不屈の女王」4度目の正直

ヴィーナさんのこれまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。彼女は過去に3度、ミス・ユニバース・タイランド(MUT)に挑戦しています。

  • 2018年:3位 (2nd Runner-Up)
  • 2020年:2位 (1st Runner-Up)
  • 2023年:2位 (1st Runner-Up)

あと一歩のところで涙を飲み続けてきた彼女ですが、決して諦めませんでした。そして4度目の挑戦となった2025年、ついに悲願の優勝を果たし、タイ代表の座を勝ち取りました。その不屈の精神は、多くのタイ国民に勇気を与えています。

多様性の象徴:インド系・既婚者

ヴィーナさんの活躍は、ミス・ユニバースにおける「多様性」の象徴でもあります。

  • インド系タイ人初:
    従来の「タイ美人」の枠を超えた、エキゾチックな美しさと知性が高く評価されました。
  • 既婚者としての快挙:
    ミス・ユニバースのルール変更により、既婚者や母親の出場が可能になりました。ヴィーナさんは結婚しており、既婚者がタイ代表として、そして世界大会で準優勝するという新しい時代の女性像を体現しました。

世界大会でのパフォーマンス

地元タイで開催された世界大会(インパクト・チャレンジャーホール)では、ホスト国代表としてのプレッシャーの中、堂々としたパフォーマンスを披露しました。

特に注目を集めたのは、タイの神話に登場する守護者「ヤックシャ(巨人)」をモチーフにしたナショナルコスチュームです。力強さと美しさを兼ね備えた衣装は、世界中のファンを魅了しました。また、3言語を操る語学力と知性溢れる質疑応答も、準優勝という結果に大きく貢献しました。

まとめ

優勝にはあと一歩届きませんでしたが、ヴィーナさんが見せた「諦めない心」と、多様なバックグラウンドを持つ女性が輝けるというメッセージは、王冠以上の価値をタイ社会にもたらしました。彼女の今後の活動にも大きな注目が集まっています。

4度目の挑戦と既婚者による栄誉が話題のヴィーナさん彼女については以前にも記事で紹介したので是非ご覧ください(関連記事にあり)また既婚者とインド系という多様性もミスという名前がついているものの多様性の時代の変化なのかもしれません。

この記事の出典

この記事を書いた人

keita satou(タイムラインバンコク編集部)
バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォワー1700人)や複数のSNS(総フォワー7万人以上)を運営する。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
タイムラインバンコク編集部
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Keita Satou
タイ在住ライター
タイ在住ライター バンコク在住10年以上。旅行ライセンスの持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォロワー1700人)や複数のSNS(総フォロワー7万人以上)を運営する。日本のテレビ・メディア取材経験多数あり。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
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