【タイ プーケット】世界有数の観光地 パトンビーチがゴミの山に
2026年の幕開け、世界屈指のリゾート地・プーケットのパトンビーチで衝撃的な光景が広がりました。カウントダウンイベントから一夜明けた朝。
美しい白砂のビーチが一変、新年を祝った旅行者たちが残した「ゴミの山」に埋め尽くされ、地元メディアやSNSで激しい批判を呼んでいます。
惨状:元旦のパトンビーチが「ゴミの海」に
地元メディアからの報道によると、2026年1月1日の朝、パトンビーチは前夜のカウントダウンを祝った人々が放置したゴミで溢れかえりました。
主なごみの種類は、アルコール類の空き瓶や空き缶、ペットボトルやコンビニのお弁当などのプラスチック類やその他のキャンプ用の椅子やパーティーグッズの残骸がビーチにならんでいます。
特に問題視されたのは、これらのゴミが波打ち際まで迫っていたことです。満潮になればプラスチックやガラス片がアンダマン海に流出し、海洋生態系やサンゴ礁に深刻なダメージを与える危険性がありました。
SNS上では「旅行者のモラル欠如」に対する批判と共に、炎天下で清掃作業に追われる自治体スタッフへの同情の声が集まりました。
世界有数の観光地:プーケットパトンビーチの地図
プーケットに訪れる旅行者国籍別ランキング
このパトンビーチを埋め尽くすほどの活気を見せているのは、どの国からの旅行者の可能性が高いのか?2025年の統計データから、プーケットへの観光客の構成を調べてみました。
プーケットの年間旅行者数
プーケットの年間観光客数(2025年実績・推計)
約 1,300万 〜 1,400万人 (※外国人・タイ人旅行者の合計)
外国人観光客ランキング(国籍別)
1位:ロシア 🇷🇺(約900,000人)
かつての王者・中国を抑え、現在プーケットで不動の1位を維持しているのがロシアです。
- 特徴: 冬期(ハイシーズン)の長期滞在者が非常に多く、ホテルだけでなくヴィラ滞在や不動産購入も活発です。
- 現地事情: 島内のいたるところでロシア語の看板が見られ、強力なコミュニティを形成しています。
2位:中国 🇨🇳(約 650,000人)
パンデミック前は不動の1位でしたが、国内経済の減速等の影響で3位前後で推移しています。それでも絶対数は多く、依然として重要なマーケットであることに変わりはありません。
3位:インド 🇮🇳(約 350,000人)
中国を抜いて2位に浮上する月も多く、最も勢いのあるマーケットです。
- 特徴: ビザ免除措置が追い風となり、ファミリー層の旅行や、大規模なウェディング(結婚式)需要を取り込んでいます。
その他の主要国
- 4位 オーストラリア 🇦🇺 約 280,000人:
直行便の利便性からサーフィンやビーチリゾートを楽しむ層が安定しています。 - 5位 イギリス 🇬🇧 約 180,000人:
欧州からの長距離旅行者の中ではトップクラス。避寒地として根強い人気です。
次点グループには、ドイツ、マレーシア、韓国、カザフスタンなどが続いています。
日本人の姿は?
気になる日本からの旅行者ですが、プーケット単体のランキングではトップ10圏外となることが多くなっています。
日本人はバンコクやチェンマイ、あるいは近場のパタヤなどを選ぶ傾向があり、現在のプーケットは「欧米・ロシア・インド」の色が非常に濃いインターナショナルなリゾートに変貌しています。
まとめ
ゴミ問題という悲しいニュースで幕を開けた2026年のプーケットですが、それは世界中から多くの人が集まっている証拠でもあります。ロシアやインドからの旅行者が主役となった新しいプーケットの姿。我々が訪れる際も、美しい海を守るマナーを忘れずに楽しみたいものです。
またインバウンドに力を入れてる日本もこういった側面も理解しながらインバウンド政策を進めていかなければいけないのかもしれません。
2026年1月3日 14:30(現地時間) |著者: Keita Satou
出典・参考リンク
- The Thaiger
- タイ国政府観光庁
この記事を書いた人
keita satou:バンコク在住10年以上。旅行ライセンスの持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォロワー1700人)や複数のSNS(総フォロワー7万人以上)を運営する。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
著者のプロフィール
- ライター紹介:https://enjoy-bkk.com/about/
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