バンコク アソークの高級コンドで台湾人麻薬王を逮捕 絨毯に麻薬を隠す巧妙な手口
2026年1月16日、バンコクの都心アソーク地区にある高級コンドミニアムで、国際的な麻薬組織に関与する台湾人の男が逮捕されました。
日本人も多く住むエリアで発覚したこの事件。犯行グループは「絨毯(カーペット)」や「化粧品ボトル」を使った巧妙な手口で薬物を密輸しようとしていました。
1. 事件概要:アソークの高級コンドで逮捕
タイ警察の麻薬取締局(NSB)、入国管理局、首都警察捜査部隊(IDMB)による合同作戦により、以下の逮捕劇が繰り広げられました。
- 逮捕日:2026年1月15日(16日報道発表)
- 場所:バンコク・アソーク地区の高級コンドミニアム
- 容疑者:台湾人の男(27歳、Chiang Ming Feng)
容疑者は台湾当局から殺人未遂、詐欺、窃盗など4つの重大な容疑で指名手配されており、タイ国内で潜伏しながら麻薬密売の「オーガナイザー(首謀者)」として活動していたと見られています。
2. 巧妙化する手口「絨毯」と「偽装ボトル」
部屋の捜索ではケタミンや裁縫道具が押収されましたが、特筆すべきはその「隠蔽工作」の手口です。
① 絨毯(カーペット)への縫い込み
部屋からは複数の大型カーペットとミシンが発見されました。犯行グループはカーペットの内部に「隠し区画(ポケット)」を縫い込み、そこに粉末状の薬物を隠して梱包し、海外へ発送する準備をしていたと報じられています。
② 化粧品ボトルへの偽装
もう一つのルートとして確認されているのが、ヘロインを白い液体状に加工し、「スキンローション」に見せかけた偽の容器・パッケージに入れて国際郵便(EMS等)で送る手口です。
捜査当局は、ラオスから台湾へ向けて、この手口で約10kg(2箱分)の液体ヘロインが密輸された疑いがあると見ています。
3. まとめ
アソークという日本人も多く住むエリアの高級物件が、国際的な麻薬組織のアジトとして利用されていたことには驚きです。容疑者はビジネスマンを装って生活していたとされ、タイ入管は滞在許可を取り消し、台湾当局と連携してさらなる捜査を進めています。
近年は治安も良く安全だと言われるバンコクですが、身近なところに犯罪者がいるという事実だけは心にとどめておいた方がよいかもしれません。
2026年1月17日 20:30(現地時間) |著者: Keita Satou
この記事を書いた人

情報提供:keita satou
(タイムラインバンコク編集部)
バンコク在住10年以上。旅行ライセンスの持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォロワー1700人)や複数のSNS(総フォロワー7万人以上)を運営する。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
著者プロフィール
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出典
- Khaosod English
- Thai PBS
- MGR Online
