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【注意喚起】バンコク・ドゥシット区で大規模な道路陥没、ワチラ病院前が通行止め。日本大使館から

バンコク・ドゥシット区ワチラ病院前の大規模な道路陥没現場。日本大使館からの注意喚起文と「注意喚起 ワチラ病院前が通行止め 在タイ日本大使館から」の赤い文字が重ねてある。
Thaim Line Bangkok

2025年9月24日午前、バンコク都ドゥシット区のサームセーン通り、ワチラ病院前で大規模な道路陥没が発生しました。在タイ日本国大使館は、在留邦人および渡航者に対し、現場に近づかないよう注意を呼びかけています。

在タイ日本大使館からの注意勧告
出典:在タイ日本大使館
陥没現場はワチラ病院(地図中央上部の赤ピン)の目の前、サームセーン通りに位置します。

Googlemap:https://maps.app.goo.gl/EkiniCRqqdjHV3vMA

陥没の規模と原因

現地報道によると、陥没は24日午前7時過ぎに発生。穴は幅約30メートル、深さ約50メートルにまで拡大し、電柱や警察車両も巻き込まれました。バンコク都知事によると、現場付近で行われている地下鉄MRTパープルラインの延伸工事のトンネル内に土砂が流入し、地盤が崩れたことが原因と見られています。

周辺への影響:交通規制と大規模避難

この事故により、サームセーン通りはワチラ交差点からサンキー交差点までの区間で交通が規制されています。また、現場に隣接するワチラ病院では入院患者ら約4,000人が避難し、外来診療も休止するなどの措置が取られています。

事故の様子(道路陥没の画像と動画)

ワチラ病院前の陥没の様子
出典:THE STANDARD https://www.facebook.com/thestandardth

まとめ:雨季のバンコク、続く道路陥没に警戒を

現在バンコクは雨季の終盤にあたり、連日激しい雨が続いています。タイ気象局によると、今後も雨の多い天気が続くと予想されており、地盤が緩みやすい危険な状況です。実際に、今回のケースだけでなく、市内の他の場所でも道路の陥没や地盤沈下が断続的に報告されています。

バンコクに在住の方、またこれから旅行で訪れる方は、道路の冠水だけでなく、予期せぬ陥没事故にも十分注意してください。特に、大規模な工事現場の周辺や、道路に亀裂や不自然な凹みがある場所は避けるなど、普段以上の警戒が必要です。


この記事を書いた人

タイムラインバンコク編集部https://enjoy-bkk.com/about/

出典

在タイ日本国大使館領事部

The Standard

YouTube (現場の映像)

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タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。日本のメディアに情報提供することもあります。
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