【バンコク気象情報】最低気温20度前後 今週2~4℃の気温急低下へ。服装アドバイスと注意点
タイ・バンコクの気象予報。タイ気象局(TMD)の発表によると、今週(2025年11月17日〜23日)、バンコク首都圏を含むタイ上部で気温が急激に低下する見込みです。
最低気温は20℃台前半、場所によっては20℃を下回る可能性もあり、「冬の訪れ」を感じさせる涼しさになると予報されています。この記事では、具体的な予報内容と、旅行者が準備すべき服装や持ち物について解説します。
具体的な予報:最低気温20℃台前半~、雷雨も
The Nation Thailandなどの報道によると、中国大陸からの強い高気圧の影響で、以下の気象変化が予想されています。
- 期間: 2025年11月17日(月)〜23日(日)
- 気温低下: 一週間を通して2〜4℃の低下。
- 予想気温(バンコク): 最低20〜25℃(※郊外や風通しの良い場所ではさらに下がる可能性あり)、最高30〜33℃。
- 天候: 寒気が流れ込む前(週前半)は、一部地域で雷雨や強風の可能性があります。その後、明確な冷却トレンドに入ります。
特に朝晩は「寒い(cold)」と感じられるほどの冷え込みになる可能性があるため、体調管理(特に呼吸器系)への注意が呼びかけられています。
【旅行者必見】推奨される服装と持ち物
この予報を踏まえた、バンコク旅行に最適な服装のアドバイスです。基本は日本の「初夏〜初秋」または「エアコンの効いた室内」をイメージした「重ね着(レイヤード)」スタイルがベストです。
基本スタイル(日中)
日中は依然として30℃近くまで上がるため、暑さ対策が必要です。
- トップス: 通気性の良い半袖Tシャツ、リネンシャツなど。
- ボトムス: 通気性の良い長ズボン(チノパン、リネンパンツ、薄手ジーンズ)。
※ショートパンツも可ですが、風が強い時や寺院観光(必須)を考えると長ズボンが万能です。 - 靴: 歩きやすいスニーカー(雨対策も兼ねて推奨)。冠水用のサンダル
必須アイテム(朝晩・屋内・移動中)
今回の「4℃低下」に加え、バンコクの商業施設や電車(BTS/MRT)は設定温度が18〜20℃前後と「極寒」であることが多いため、羽織るものは必須です。
- アウター: 薄手のパーカー、カーディガン、ウインドブレーカー。
※コンパクトに畳んで持ち運べるものが便利です。 - ストール・スカーフ: 女性の場合は大判のストールがあると、寒さ対策だけでなく、寺院での肌隠しにも使えて便利です。
雨対策
寒気が入る前の「不安定な天気(雷雨)」に備え、折りたたみ傘や現地コンビニで買える簡易カッパの準備をおすすめします。
シチュエーション別のアドバイス
- 寺院観光:
肩と膝が隠れる服装が必須です。今回の涼しい天気なら、半袖短パンで無理をするより、最初から「薄手の長袖シャツ+長ズボン」で行くのが快適でスマートです。 - ルーフトップバー・夜の街歩き:
高層階や夜間は風が吹くと体感温度が下がります。長袖シャツやジャケット着用が安心です(ドレスコード的にも安全です)。
ちなみに、気温が20℃台前半になると、タイの人々はダウンジャケットやニット帽を着用して「冬」を楽しみ始めます。旅行者がそこまで厚着をする必要はありませんが、極端な薄着だと少し浮いてしまうかもしれません。
まとめ
旅行者の方が注意すべき点は、気温の寒暖差だけでなく屋内や列車の冷房の効きすぎ問題もあります。特に長時間店内にいる必要のあるマッサージ店やレストランや列車では冷え性の人ならかなり寒く感じるはずですのでご注意を
バンコクは「常夏」のイメージですが、この時期(乾季の始まり)は朝晩や屋内で意外と肌寒く感じることがあります。
「半袖+長ズボン」をベースに、いつでも羽織れる「薄手の上着」を常に携帯するのが正解です。重ね着で上手に体温調節をして、快適なバンコク旅行を楽しんでください。
この記事の出典
この記事を書いた人
keita satou(タイムラインバンコク編集部)
バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォワー1700人)や複数のSNS(総フォワー7万人以上)を運営する。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
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