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【道路陥没が続出】チョンブリでも発生。長さ10mで復旧に1か月程度

タイ・チョンブリ県で発生した道路陥没事故の現場写真。橋に続く道路のアスファルトが崩落し、下の土砂がえぐれている。電柱も傾いている。
Thaim Line Bangkok

2025年10月3日、バンコク近郊のチョンブリ県ムアン郡で、道路が長さ約10メートル、深さ3メートル以上にわたって陥没する事故が発生しました。先日からバンコク都内で相次ぐ道路陥没に続き、タイのインフラに対する懸念がさらに高まっています。

事故の概要と原因

現場はチョンブリ県ムアン郡セメット地区のデパート裏手にある道路で、負傷者は報告されていません。住民の証言によると「昨日から沈降していた」とのことで、長年の水の浸食によって道路下の土壌が流出し、空洞ができていたことが原因と見られています。復旧には30日程度かかる見込みです。

相次ぐ道路陥没事故(2025年9月下旬〜)

  • 9月24日: バンコク都ドゥシット区、ワチラ病院前のサームセーン通りで大規模陥没(深さ約50m)。
  • 10月1日: バンコク都バーンコーレーム区、チャルンクルン通りで路面沈下(深さ約1-2m)。
  • 10月3日: バンコク都バーンナー区、ウドムスック通りで歩道が陥没。
  • 10月3日: チョンブリ県ムアン郡で道路陥没(本記事の事故)。

まとめ

バンコク首都圏や近郊で短期間にこれだけ道路陥没が続くのは異常事態です。雨季の終盤という天候要因に加え、各地で進む地下工事やインフラの老朽化が複合的に影響している可能性があります。在住者や旅行者は、引き続き行政の発表や交通情報に注意し、通行の際は足元に十分警戒してください。


この記事を書いた人

keita satou (タイムラインバンコク編集部)

出典

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タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。日本のメディアに情報提供することもあります。
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