インドネシア赴任・駐在前に準備と確認しておきませんか?「物価」や「インフレ」そして「銀行口座」や「保険」について
Thaim Line Bangkok
Thaim Line Bkk(タイムライン バンコク)

新時代の女王、ウィーナー・プラウィーナー・シングさん
2025年8月23日、タイ国民が注目し、固唾を飲んで見守る中、Miss Universe Thailand 2025の栄冠は、サラブリー県代表のウィーナー・プラウィーナー・シング(Veena Praveenar Singh)さん(29歳)の頭上に輝きました。彼女の勝利は、単なる美のコンテストの優勝に留まらず、タイ社会に「多様性」「不屈の精神」という強いメッセージを投げかける、歴史的な瞬間となりました。
ウィーナーさんの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。2018年の初挑戦から実に8年、4度目の出場で掴んだ栄冠です。これまで準優勝や3位と、あと一歩のところで涙を飲んできた彼女が、諦めずに夢を追い続ける姿は多くの人々に勇気を与えました。授賞式のスピーチで彼女は「決して諦めないことの証明です」と語り、会場は感動の渦に包まれました。
チェンマイ生まれ、ヤラー育ちのタイ・インド系である彼女の優勝は、伝統的なタイの「美の基準」に新たな1ページを加えました。国際的なバックグラウンドを持つ彼女は、まさにグローバルな舞台でタイを代表するにふさわしい存在と言えるでしょう。タマサート大学でロシア語を学んだ才媛でもあります。
近年のミス・ユニバースでは、出場資格が緩和され、既婚者や離婚歴のある女性、母親も参加できるようになりました。ウィーナーさん自身も離婚歴を公表しており、そのオープンな姿勢が、新しい時代を象徴する女王として多くの支持を集める一因となりました。
彼女は2025年11月、自国タイで開催される第74回ミス・ユニバース世界大会に出場します。長年の経験と強い精神力、そして国民の大きな期待を背負い、世界の頂点を目指します。
タイは世界有数の「ページェント強国」として知られ、毎年多くの才能あふれる女性たちが世界へ羽ばたいています。過去10年間のタイ代表と、その後の彼女たちの輝かしい活躍を見ていきましょう。
※ページェント:美人コンテストのような華やかなイベント

女優、モデルとして活動開始。先日、別のコンテストに出場したことが契約違反とされ、ミス・ユニバース機構から3rd runner-upの称号を剥奪されるという異例の事態も話題に。

タイ史上最も世界一に近づいた女王として国民的スターに。モデル、タレントとして絶大な人気を誇り、国際的なイベントにも多数出演。

「ゴミ拾いの娘」から女王へ、という感動的なストーリーが話題に。女優としてテレビドラマで活躍中。

「#RealSizeBeauty」を掲げ、画一的な美の基準に疑問を投げかけたことで社会現象に。現在もモデルとして、ボディ・ポジティブの象徴として活躍。

女優として数々のテレビドラマやNetflixシリーズ「Ready, Set, Love」に出演。ファッションアイコンとしても人気。


投資銀行家という異色の経歴を持つ。結婚・出産を経て、現在は自身のビジネスを手がける実業家としての一面も。

タイとスウェーデンのハーフで、歌手としても活動。その圧倒的な美貌と知性で、現在もトップモデル、タレントとして君臨。

女優として大きく飛躍。数多くのテレビドラマで主演を務める人気女優に。

女優、モデルとしてキャリアをスタートさせ、現在も安定した人気を誇る。