MENU
グルメ

MKレストラン、大人気の299Bビュッフェがパワーアップして延長!年末まで

MKレストランの299バーツビュッフェの広告画像。中央にタイスキの鍋があり、その周囲に肉や野菜などの具材が並んでいる。上部には「MKの299ビュッフェ 大好評につき年末まで延長 禁断の果実に踏み切った理由」という日本語のタイトルが書かれている。
Thaim Line Bangkok
MKレストランの299バーツビュッフェの広告画像。タイスキの鍋を中心に、肉や野菜などの具材が豊富に並べられている。タイ語で「299 NET」「29メニュー」などのプロモーション情報が書かれている。
出典:MKレストラン(Facebook)

MKレストランの299B食べ放題(90分)

お茶のおかわり自由・サービス・税込々
大好評につてき延長決定
タイの人気タイスキレストラン「MK」が、大きな話題を呼んでいた299バーツのビュッフェプロモーションを、新メニューを加えてパワーアップさせ、年末までの延長を決定しました!オーストラリア産牛肉をはじめとした豪華メニューが食べ放題になる、この超お得なキャンペーンの詳細をお届けします。

この記事の要点

  • MKレストランが、大人気の299バーツビュッフェ2025年12月31日まで延長
  • 豪州産プレミアム牛ブリスケットなど29種類の新メニューが食べ放題に追加。
  • 9月中はクリームあんまんも食べ放題、10月末までは+59Bで生エビも食べ放題に。
  • MK会員は、来店時にアイス無料や、ビュッフェ1回無料になるスタンプラリー特典も。

プロモーション詳細:29種の新メニューでパワーアップ!

  • 期間: 2025年9月1日 〜 2025年12月31日
  • 価格: 1人 299バーツ(税・サービス料込み)
  • 時間制限: 90分
  • 主な新メニュー: プレミアム・オーストラリア産牛ブリスケット、各種豚肉スライス(黒豚スペシャル、三段バラ)、味付け豚肉、ブラックペッパーソース漬け牛肉など29種類。
期間限定の追加特典
  • クリームあんまん食べ放題: 9月1日〜9月30日(無料)
  • MK名物の生エビ食べ放題: 9月1日〜10月31日(+59バーツ/人)
  • 特製スープ選択: マーラー、和風黒スープ、トムヤムクン(+50バーツ/鍋)
ショッピングモール内にあるMKレストランの店舗入り口。ガラス張りのドアの横には、299バーツビュッフェの大きな赤い広告看板が立てられている。
多くのショッピングモールで見かけるMKレストランの店舗

主な店舗紹介

MKレストランは、タイ国内に400店舗以上を展開する国民的なレストランチェーンです。また、日本にも進出しており、九州を中心に約25店舗を運営しています。

ターミナル21 アソーク店

観光客や在住日本人にも最も馴染み深い店舗の一つが、BTSアソーク駅直結のショッピングモール「ターミナル21」の4階にある店舗です。アクセスが非常に便利で、常に多くの人で賑わっています。口コミも1000件近くある人気店です
  • 場所: ターミナル21 アソーク 4階
  • 住所: 4F Terminal 21, 88 Soi Sukhumvit 19, Khlong Toei Nuea, Watthana, Bangkok 10110
  • Google Map

まとめ:MKの「禁断の果実(過激プロモーション)」は、
バンコク外食戦争の泥沼化の様相

プロモーションの裏にある大幅な減益
上半期の30%を超える大幅な減益という厳しい現実を受け、タイスキの最大手MKレストランが投じた起死回生の一手、299バーツビュッフェ。これは、近年急速にシェアを拡大する「Suki Teenoi」のような激安タイスキ専門店への明確な対抗策であり、バンコクの外食戦争が泥沼化し始めたことを示す象徴的な出来事と言えるでしょう。

従来、客単価500〜1000バーツで「家族で楽しむ、少し贅沢なレストラン」というブランドイメージを確立してきたMKにとって、この過激な価格競争への参入は、短期的な売上回復という甘い蜜をもたらす一方で、長期的な利益率の低下やブランドイメージの毀損を招きかねない「禁断の果実」でもあります。

さらに、この影響はタイスキ業界だけに留まりません。日本の大手チェーンであるスシローも参入し、JETROの調査によると、バンコク首都圏だけで3,000店近くの日本食レストランがひしめき合い、競争が激化しています。そんな中、「299バーツでMKが食べ放題」という強力な選択肢は、「今日は少し贅沢にしゃぶしゃぶやすき焼き、焼肉を食べよう」と考えていた層を奪い合う、同価格帯の日本食レストランにとっても大きな脅威となり得ます。

MKの今回の戦略が、顧客の再獲得とV字回復につながるのか、それとも業界全体の消耗戦の引き金となってしまうのか。タイの外食業界の勢力図を塗り替える可能性を秘めたこの一手から、目が離せません。

この記事を書いた人

keitasatoさん タイ在住ライター
バンコク在住10年以上。Facebook(フォロワー1700人)をはじめ、複数のSNSを運用(そうフォロワー7万人以上)。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
Facebook

関連記事

出典

about me
タイムラインバンコク編集部
タイムラインバンコク編集部
ライター
タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。日本のメディアに情報提供することもあります。
記事URLをコピーしました