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【お宝鑑定】母が30年前にタイ旅行で買った3万円の金ネックレスが衝撃の価格に

金のネックレス。実は「30年前のタイ土産で購入したものでした(購入額3万円)」。30年前で3万円のこのネックレス。2026年現在の相場で鑑定したら、なんと約60万円(20倍)に!なぜこれほど価値が上がったのか?その理由を解説します
Thaim Line Bangkok

【お宝鑑定】昔タイ旅行で買った金のネックレス

「これ、昔タイ旅行に行った時に買ったのよ。確か3万円くらい?」

実家の整理をしていた母がタンスから取り出してきたのは、独特の濃い黄色(山吹色)をした、いかにも「タイの金」らしいネックレス。約30年前、1996年頃の友人との旅行で購入したものだそうです。

日本ではあまり見かけない派手な色味に、「おもちゃみたい」と笑っており派手すぎる理由で日本でもほとんど身に着けることはなかったそうです。

結論から言います。
その「3万円のネックレス」、今売ると衝撃の鑑定結果です。

タイの街中や大手ショッピングモールに入っている金行のようす
撮影:keitasatou

1996年 vs 2026年:価格比較シミュレーション

約22.8gの23K金のネックレスの実際の大きさを理解するためのAIIMAGE
約22.8gの23K金のネックレスの実際の大きさを理解するためのAI画像

当時の記憶と記録を頼りに、このネックレスのスペックを推測します。
1996年当時、タイの金(ゴールドバー)価格は1バーツ重量(約15.2g)あたり約4,500〜5,000バーツでした。

購入額「3万円」を当時のレート(1バーツ≒4.4円)で換算すると約6,800バーツ。
加工賃を含めると、このネックレスの重さはタイの重量単位で「1.5バーツ(約22.8g)」相当であったと推測できます。

なんと価値は約20倍
「金相場の高騰」と「バーツ高・円安」のダブルパンチ(この場合は恩恵)により、驚異的な資産価値の増加が起きています

1996年(購入時)

  • 金相場(1バーツあたり):約4,800 THB
  • 為替レート(1バーツ):約4.4円
  • ネックレスの現地価値:7,200 THB
  • 日本円換算31,680円

2026年1月(現在)

  • 金相場(1バーツあたり):約81,400 THB
  • 為替レート(1バーツ):約5.0円
  • ネックレスの現地価値:122,100 THB
  • 日本円換算約610,500円

※価格は推計値であり、日々の相場により変動します。

1/29の高値からは少し下がっていますが、1/30時点でも(買取ベースで)55万円〜60万円前後。十分すぎるほど衝撃の鑑定結果です。多少の誤差を考慮した結果です。

タイのゴールドが派手でおもちゃみたいな色の理由

ここで注意したいのが、タイの金の特殊性です。
世界的にジュエリーといえば「18金(K18 / 75%)」、資産用なら「24金(K24 / 99.99%)」が一般的ですが、タイの金行で売られているアクセサリーは「純度96.5%(23金相当)」という独自の基準で作られています。

  • 色が濃い:不純物が少ないため、山吹色が強い。
  • 柔らかい:傷つきやすく変形しやすいが、加工賃が安い。
  • 資産性が高い:装飾品でありながら、ほぼ地金に近い価格で売買される。

売るなら「日本」か「タイ」か?

ここが最も重要なポイントです。
このネックレスを「どこで売るか」によって、手元に残る金額が数万円単位で変わります。

🇯🇵 日本の買取店で売る場合

日本の一般的な買取店では「K23」という規格がメジャーではないため、店によっては「K22(22金)」として査定されたり、分析手数料として重量を目減りさせられたりするケースがあります。
本来の96.5%の価値よりも安く買い叩かれるリスクがあるため、持ち込む際は「タイの金(96.5%)を適正価格で買い取れるか」を事前に電話で確認することをおすすめします。

🇹🇭 タイの金行(ヤワラート)で売る場合

間違いなく、タイ現地で売るのが最も高く売れます。
バンコクの中華街「ヤワラート」にある金行(ゴールドショップ)であれば、当日の公定価格に基づいて、即座に現金化してくれます。

  • 一番良い方法:ネックレスの留め具等にある「刻印」を見て、購入した店(ハフセンヘンなど)に持ち込む。
  • 必要なもの:パスポート(身分証明書)。

自分へのご褒美はブランド品でなく金のアクセサリーの時代?

30年前の3万円が60万円になるというのは、プロの投資家でも株式投資でもなかなか狙えないパフォーマンスです。もしご実家のタンスに、かつてのお土産の「黄色いネックレス」や「指輪」が眠っていたら、それはただのアクセサリーではなく、立派な資産です。

次回のバンコク旅行の際は、航空券代を余裕でペイできるこの「お宝」を持って、ヤワラートの金行を訪れてみてはいかがでしょうか。
(※タイへの金の持ち込みは、個人使用の範囲を超える場合や大量の場合は申告が必要になることがありますので、ご注意ください)

母はまたタイで金を買いたいとニコニコしていました。

※本記事の試算は2026年1月時点の相場(金1バーツ売却価格=約81,400THB、1THB=5.0円)に基づいたシミュレーションです。実際の買取価格を保証するものではありません。

本記事の試算に関する免責事項

本記事で紹介している「買取価格(約60万円)」およびシミュレーション結果は、以下の条件・仮定に基づいた概算です。実際の査定額を保証するものではありません。

  • 参照相場日
    2026年1月29日〜30日時点のタイ金行協会(GTA)発表レートおよび為替相場を参照しています。
  • 価格の種類(売値/買取)
    金行の販売価格(売値/ขายออก)ではなく、顧客からの買取価格(รับซื้อ)を基準に試算していますが、実際の買取時は店舗ごとの手数料等が引かれる場合があります。
  • 対象(ジュエリーか延べ棒か)
    ネックレス等の「装飾品(ทองรูปพรรณ)」は、延べ棒(ทองคำแท่ง)よりも買取基準額が低く設定されるのが一般的です。また、購入時に支払った「加工賃(ค่ากำเหน็จ)」は買取額には含まれません。
  • 純度と重量
    タイの標準的な金純度96.5%、およびタイの重量単位「1バーツ=15.16g〜15.2g」を前提としています。刻印や実測による純度の誤差、摩耗による重量減少で査定額は変動します。
  • 店舗による差
    ヤワラート(中華街)の金行と、ショッピングモール内の支店や一般の買取店では、数千円〜数万円単位で買取額に差が出ることがあります。
  • 為替レート
    1996年当時の「1バーツ=約4.4円」、2026年現在の「1バーツ=約5.0円」は、期間平均や特定日の目安レートであり、両替手数料等は考慮していません。

売却・持ち込み時の注意
・タイの金行で売却する際は、パスポート原本の提示が必要です。
・日本からタイへ貴金属を大量に持ち込む場合(個人使用の範囲を超える、または商用とみなされる場合)は、税関での申告が必要になるケースがあります。渡航前に最新の税関規定をご確認ください。

この記事を書いた人

タイムラインバンコク編集部keitasatouのアイコン

keita satou
(タイムラインバンコク編集部)

バンコク在住10年以上。旅行ライセンスの持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォロワー1700人)や複数のSNS(総フォロワー7万人以上)を運営する。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。

著者プロフィール
田中 ゆき恵(たなか・ゆきえ) イギリスCII Award in Financial Planning認定者 シンガポール及び香港FP資格,声紋分析心理士 米The University of Michigan卒業。 アジア6拠点を有するInfinity Financial Solutions2006年入社。 邦人向けコンサルタントとして、バンコクオフィス駐在。 バンコクや日本での執筆活動に加えて、ジャカルタでの『へそくり教室』活動の他、2019年よりベトナムにも活動拠点を広げるべく奮闘中。

情報提供:田中 ゆき恵
(タイムラインバンコク編集部)

田中 ゆき恵(たなか・ゆきえ) イギリスCII Award in Financial Planning認定者 シンガポール及び香港FP資格,声紋分析心理士 米The University of Michigan卒業。 アジア6拠点を有するInfinity Financial Solutions2006年入社。 邦人向けコンサルタントとして、バンコクオフィス駐在。 バンコクや日本での執筆活動に加えて、ジャカルタでの『へそくり教室』活動の他、2019年よりベトナムにも活動拠点を広げるべく奮闘中。

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ライター
タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。日本のメディアに情報提供することもあります。
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