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タイ最低賃金2025年最新版|全国一律400バーツに統一へ(県別リスト付き)

タイ最低賃金が2025年7月から全国一律400バーツに統一されることを伝えるイメージ画像
Thaim Line Bangkok

※2025年7月1日更新:タイ全国の最低賃金が再び改定され、全ての県で1日あたり400バーツに統一されました。本記事は2025年1月時点の情報を残しつつ、最新情報を反映しています。

2025年の1月1日より施行されたタイの最低賃金について
賃金委員会が最低賃金の引き上げを検討した事項や決定理由について
タイの最低賃金は過去15年で1.8倍に増加している推移グラフ

2025年7月1日以降の最新最低賃金(全国統一)

全国一律:400バーツ(1日あたり)

観光業(ホテル・エンターテインメント業など)に従事する労働者についても、全国どこでも最低賃金400バーツが適用されます。

2025年1月1日時点の最低賃金(参考)

タイ各県の最低賃金について(1日あたり)
  • 400バーツ:プーケット県、チャチューンサオ県、チョンブリー県、ラヨーン県、スラートターニー県サムイ地区。
  • 380バーツ:チェンマイ県ムアン地区、ソンクラー県ハートヤイ地区。
  • 372バーツ:バンコク首都圏および近隣6県(ナコンパトム県、ノンタブリー県、パトゥムタニ県、サムットプラカン県、サムットサコン県)。
  • 359バーツ:ナコンラチャシマ県。
  • 358バーツ:サムットソンクラーム県。
  • 357バーツ:コンケーン県、プラジンブリ県、アユタヤ県、サラブリ県、チェンマイ県(市外)。
  • 356バーツ:ロッブリ県。
  • 355バーツ:ナコンナーヨク県、スパンブリー県、ノンカーイ県。
  • 354バーツ:クラビ県、トラート県。
  • 352バーツ:カンチャナブリ県、ジャンタブリ県、チェンライ県、ターク県、ナコンパノム県、ブリラム県、プラジュアブキリカン県、パンガー県、ピサヌローク県、ムクダハン県、サコンナコン県、ソンクラー県(ハートヤイ地区以外)。
  • 351バーツ:チュムポン県、ペチャブリ県、スリン県。
  • 350バーツ:ナコンサワン県、ヤソートン県、ラムプン県。
  • 349バーツ:カラシン県、ナコンシータマラート県、ブンカン県、ペチャブン県、ロイエット県。
  • 348バーツ:チャイナート県、チャイヤプーム県、パタルン県、シンブリ県、アントン県。
  • 347バーツ:カムペンペット県、ピジット県、マハーサラカム県、メーホンソン県、ラノン県、ラチャブリ県、ラムパン県、ルーイ県、シーサケット県、サトゥン県、スコータイ県、ノーンブラムプー県、アムナートジャルーン県、ウドンタニ県、ウタラディット県、ウタイタニ県。
  • 345バーツ:トラン県、ナーン県、パヤオ県、プレー県。
  • 337バーツ:ナラティワート県、パタニー県、ヤラー県。
全体で最低賃金を2~2.5%の引き上げとなっています。
日本でも都道府県別に最低賃金が設定されているように、タイでも県別に最低賃金の設定がされています。

タイでは日用品や食料品の物価上昇が継続的に続いており、庶民の暮らしはますます厳しくなっています。こうした背景を踏まえた賃金上昇であり、さらに貢献党の公約である「2027年までに最低賃金600バーツを目指す」方針も影響しています。

最終更新日:2025年8月19日
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タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。日本のメディアに情報提供することもあります。
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