【タイ】川エビ5尾で2.5万円(5000THB)! タイのレストランでの価格トラブルと対処法
「エビ5匹で2万5千円」SNSで拡散された衝撃のレシート
「美味しい川エビを食べようと思って5匹注文したら、会計が5,000バーツ(約25,000円)だった」——。
年末年始の会食シーズンで賑わうタイで、あるレストランの会計トラブルがFacebookに投稿され、テレビニュースでも取り上げられるほどの炎上騒動となっています。
このトラブルは「店側の説明不足」なのか、それとも「客側の確認不足」なのか。現地メディアの報道をもとに、解説します
ぼったくり騒動の概要
- 発生日:12月20日
- 場所:パトゥムターニー県(ランシット‐ナコンナーヨック通り沿い)の有名海鮮レストラン
- トラブル内容:女性客グループが店員に勧められた「塩漬け揚げエビ(特大川エビ)」を5匹注文したところ、会計時にエビだけで5,000バーツを請求された。
双方の食い違う主張
客側の主張「1,000バーツくらいだと思った」
- 他の料理は普通の値段だったので安心していた。
- 注文時、店員から「キロ単価」の説明や、重さの確認が一切なかった。
- せいぜい一皿1,000バーツ程度だと思っていたので、5,000バーツは高すぎる。
店側の主張「うちは高級店、これは特大サイズ」
- 創業40年以上の老舗であり、一般的なエビとは違う「特大川エビ(ジャイアント・リバープラウン)」を使用している。
- メニューには「1kgあたり2,000バーツ」と記載している。
- 今回の5匹は合計2.5kgあったため、計算上5,000バーツになるのは適正である。

SNSで炎上
この問題の本質は、「一皿いくら(定額)」だと思った客と、「1kgいくら(量り売り)」で計算した店との認識のズレにあります。
店側は、後日電話での問い合わせに対し「スタッフの説明不足」を認め、キロ単価を1,800バーツに下げて差額(約500バーツ)を返金しました。しかし、客側は「そもそも前提が違う」として納得せず、SNSでの投稿→炎上に至りました。
一方、店側は「法的措置は取らないが、誤解である」とし、品質には自信があるため店に来て確認してほしいとコメントしています。
【教訓】タイで川エビを注文する際の鉄則
タイ、特にアユタヤやリバーサイドのレストランで名物の「川エビ(クン・メーナム)」を注文する際は、以下の3点に注意してください。この手順を踏めば、会計時のトラブルは防げます。
- 1. 単価の単位を確認する:
メニューの数字(例:2,000)が「一皿」なのか「1kg(Per Kg)」なのかを必ず確認しましょう。大きなエビはほぼ間違いなくキロ単価です。 - 2. 総額を聞く:
「このエビを〇匹焼いたらいくらになりますか?(タオライ カップ/カ?)」と聞き、電卓を叩いてもらうのが確実です。 - 3. 重さを確認する:
不安な場合は、調理前の生きたエビをテーブルに持ってきてもらい、「これで〇〇kgです」と確認させてもらいましょう。
近年増加傾向にある価格トラブルと対処法
今回の「5匹で5,000バーツ」騒動は、タイのSNSでも「店側の説明不足」「客側の確認不足」と議論が割れています。今は円安バーツ高で特に日本人にとっては高額と感じるケースも珍しくありません。
タイのローカルレストランだからといって安いと決めつけてはいけません。私自身も観光地近くのレストランでチャーハンで2000円以上請求されたりマンゴジュースで1500円程の価格を請求された事があります。また日本人観光客のトラブルで多いのは夜の歓楽街でのキャストへのドリンク代金や総額請求でのトラブルはよく目にします。会計システムがとても複雑です。時間当たりドリンク3倍やテキーラ1杯に対して+2杯のドリンク代金が加算されるなど独自のルールのお店もありタイ語が話せても混乱するケースが多々あります。
しかし、旅行者にとって最も重要なのは「どうすれば防げるか」です。まずは必ずメニューを確認して価格を確認する。Google翻訳などのカメラ機能で翻訳する。同行するタイ人が注文するものを必ず確認する。注文時にかならずメニューでの指差しオーダーを徹底する。バンコクにも量り売りの会計システムのレストランもあります。さらに観光地でのレストランで高級そうなシーフードを食べる際は、必ず「総額(Total Price)」を注文前に確認することを強くおすすめします。美味しいタイのシーフードを、最後まで気持ちよく楽しみましょう。
2025年12月24日 11:00(現地時間) |著者: Keita Satou
この記事の出典・参考
- Thairath English
この記事を書いた人
keita satou:バンコク在住10年以上。旅行ライセンスの持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォロワー1700人)や複数のSNS(総フォロワー7万人以上)を運営する。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
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