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【2025年ロイクラトン】バンコク都が11月5日に33公園を深夜開放！場所リスト＆注意事項まとめ

2025年バンコクのロイクラトン記事アイキャッチ画像。「バンコク都が11月5日に33公園を深夜開放！場所リスト＆注意事項まとめ」というテキスト。背景は夜の川面に浮かぶ美しいクラトン（灯篭）。(AI IMAGE)
Thaim Line Bangkok
最新情報

バンコク都（BMA）の発表によると、この記事に掲載されている公園は予定通り深夜0時まで開放されますが、それは「灯籠流し（クラトンを流す場所）」としてのみです。

服喪期間に配慮し、例年行われていたステージイベント、コンサート、美人コンテスト、屋台の出店といった「祝祭・娯楽要素（お祭り）」は、多くの公園で中止または縮小となっています。

2025年は「お祭り」ではなく、静かに伝統的な灯籠流しを行う日となりますので、ご注意ください。

タイの幻想的なお祭り「ロイクラトン（วันลอยกระทง）」が今年も近づいてきました。バンコク都庁（BMA）は、多くの市民や観光客が伝統的な灯篭流しを楽しめるよう、特別な計らいを発表しました。

2025年11月5日（水）のロイクラトン当日、バンコク都が管轄する公園（リスト掲載分）が深夜24時まで特別に開放されます！

この記事では、開放される公園のリストと、参加する上で非常に重要な注意事項（特に環境・安全ルール）について、詳しくお伝えします。

タイのロイクラトン祭りの様子を描いたAI生成イラスト（縦型）。夜、川の水面にろうそくの灯りが灯された美しいクラトン（灯篭）が多数浮かんでいる幻想的な風景。
ロイクラトンの夜に川面を彩るクラトン。(AI IMAGE)

ロイクラトンとは？（2025年の日程）

ロイクラトンは、タイの旧暦12月の満月の夜に行われる伝統的なお祭りです。「ロイ」は流す、「クラトン」は灯篭を意味し、バナナの葉などで作った灯篭を川などに流して、水の女神への感謝や厄払い、願い事をします。（より詳しい由来などはこちらの記事もご覧ください。）

  • 2025年ロイクラトン開催日：11月5日（水曜日）

BMA発表：対象公園を深夜0時まで特別開放！

バンコク都庁（BMA）は、市民や観光客が安全にロイクラトンを楽しめる場所を提供するため、以下の通り都内の公園を特別に開放します。

  • 対象日： 2025年11月5日（水）
  • 開園時間： 通常の閉園時間を延長し、深夜24:00（0時）まで開園。
  • 対象公園： 都内33箇所の公共公園のうち、以下のリスト掲載分（リストは後述）。

【重要】公園でロイクラトンを楽しむための注意事項

BMAは、美しい伝統を守りつつ環境負荷を減らす「エコ・ロイクラトン」を推進しており、公園内でクラトンを流す際には以下のルールを守るよう強く呼びかけています。違反した場合、罰則が科される可能性もありますので、必ず確認してください。

① クラトンの素材について

  • ⭕ 許可されるもの：
    バナナの葉、バナナの幹、花など、自然素材のみで作られた、生分解性のあるクラトン。
  • ❌ 禁止されるもの：
    • 発泡スチロール（フォーム）製のクラトン → 環境汚染のため厳禁。
    • パンや魚の餌でできたクラトン → 公園の池は閉鎖水系であり、食べ残しが水質汚染（水の腐敗）を引き起こすため禁止。

BMAは、家族やグループで参加する場合も、環境負荷を減らすために
「One Family, One Krathong（ひと家族、ひとつのクラトン）」
を推奨しています。

② 安全に関する禁止事項

  • ❌ 花火、爆竹、スパークラー（手持ち花火） → 火災や事故防止のため厳禁。
  • ❌ コムローイ（熱気球・浮き灯籠） → バンコク都内（特に公園内）での打ち上げや持ち込みは全面的に禁止されています（航空機の安全運航妨害、火災の原因となるため）。

③ オンライン参加という選択肢も

混雑を避けたい方や、より環境に配慮したい方向けに、BMAはオンラインでロイクラトンに参加できるプラットフォームも用意しています。

開放される公園リスト（Googleマップリンク付き）

2025年のロイクラトン当日に深夜まで開放される予定の公園は以下の通りです。お近くの公園を探してみてください。

パトゥムワン区 (Pathum Wan)

チャトゥチャック区 (Chatuchak)

プラナコーン区 (Phra Nakhon)

クローントゥーイ区 (Khlong Toei)

バーンプラット区 (Bang Phlat)

ラーチャテーウィー区 (Ratchathewi)

バンケーン区 (Bang Khen)

ブンクム区 (Bueng Kum)

バンコーレーム区 (Bang Kho Laem)

ラートプラーオ区 (Lat Phrao)

トゥンクル区 (Thung Khru)

タウィーワッタナー区 (Thawi Watthana)

プラウェート区 (Prawet)

バンコクノーイ区 (Bangkok Noi)

旅行者向けTIPS

  • アクセスしやすい公園： 旅行者や在住者にとっては、BTS/MRT駅近くのルンピニ公園、チャトゥチャック公園、ベンチャシリ公園、ベンチャキティ公園などがアクセスしやすくおすすめです。
  • クラトン選び： 公園周辺や道端で多くのクラトンが販売されます。購入時には必ず自然素材（バナナの葉・幹・花）で作られているか確認し、発泡スチロール製やパン製のものは避けましょう。
  • 混雑時間帯： 日没後から徐々に人が増え始め、21時～23時頃がピークとなることが多いです。池の周りは特に混雑し、足元も暗いため注意が必要です。
  • 写真撮影： 灯篭の明かりが水面に映る幻想的な写真を撮るなら、日没直後や月が出ている時間帯が狙い目です。

まとめ

タイ人の友人を何度か誘いましたが、渋滞がひどい、人が多すぎると断られた経験があります。また帰りのタクシーなどはほぼ言い値での交渉になるケースが多いです。あきらめて支払うか、歩くようにしましょう。

今年のロイクラトンは11月5日（水）に開催されます。バンコク都は市民や観光客が安全に楽しめるよう、リストに掲載された公園などを深夜まで開放します。

参加する際は、環境に配慮した自然素材のクラトンを選び、花火やコムローイなどの禁止事項を必ず守りましょう。特に公園の池では、パンや餌でできたクラトンも水質汚染の原因となるため禁止されています。

ルールを守って、幻想的で美しいタイの伝統行事を体験してください。

出典・参考サイト

この記事を書いた人

keita satou(タイムラインバンコク編集部)

バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook（フォワー1700人）や複数のSNS(総フォワー7万人以上)を運営する。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。

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最終更新日：2025年11月5日 最新情報を追記

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タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。
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