15歳少年による金行強盗ハジャイ→ウボンの大距離逃走の末逮捕
事件の概要
2026年2月3日、タイ南部ソンクラー県ハジャイ(Hat Yai)にあるスーパーマーケット「Lotus’s(ロータス)」内の金行で、大胆な強盗事件が発生しました。
犯人はわずか15歳の少年。ハンマーを使ってガラスケースを割り、数百万円相当の金製品を奪って逃走しました。

事件の詳細(時系列)
- 発生日時:2026年2月3日 18:30頃
- 場所:ソンクラー県ハジャイ郡 Lotus’s(ロータス)内の金行
- 被害額:金のネックレスなど総額240万バーツ相当(約1,000万円)
犯行の手口
監視カメラの映像によると、犯人の少年(通称:Aun)は全身黒ずくめの服装で、バイク用ヘルメットを被って店内に侵入しました。
- カウンターを乗り越えて侵入し、持参したハンマーでガラスケースを破壊。
- 3〜4つのトレイから金のネックレス(1本あたり約74,000バーツ相当)を鷲掴みにする。
- 店員や客に対して言葉で脅したり武器を見せたりすることはなく、無言で素早く犯行に及んだ。
緻密な逃走ルートと逮捕劇
犯行は短時間でしたが、その後の逃走経路は非常に広範囲に及んでいました。
警察の捜査により、少年は以下のようなルートで約1600kmを移動していたことが判明しています。
- 犯行前に盗んだバイクを使って現場へ移動・逃走。
- 盗んだ金をソンクラー県内の友人に預ける。
- ハジャイ空港から飛行機でバンコク(ドンムアン)へ移動。
- モーチット・バスターミナルから長距離バスに乗り、ウボンラチャタニ県へ。

ウボンラチャタニで身柄確保
警察は監視カメラの映像や足取りを追跡し、2月4日にウボンラチャタニ県のバスターミナルで少年を発見しました。少年は警察官の姿を見て驚き、逃走を図りましたが、その場で取り押さえられました。
現在、少年は未成年者の法的手続き(Juvenile Procedures)に従って取り調べを受けています。また、警察は共犯の疑いがある同年代の少年1名についても事情聴取を行う方針です。
まとめ
15歳の少年がハンマーひとつで240万バーツ相当を奪い、飛行機とバスを乗り継いで逃走するという衝撃的な事件でした。
タイでは1月31日にもバンコク(スクンビット50)で1,000万バーツ規模の金行強盗が起きたばかりです。 金行(ゴールドショップ)付近を利用する際は、周囲の状況に十分注意してください。
タイの不景気と金価格の高騰そして街中いたるところにあるゴールドショップが短絡的な犯行の引き金になっているかもしれません。
この記事を書いた人

keita satou : バンコク在住10年以上。旅行ライセンスの持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォロワー1700人)や複数のSNS(総フォロワー7万人以上)を運営する。
出典
- The Thaiger
- Thairath

