パタヤで日本人含むレディーボーイの事件が急増 1ヶ月半で7件の事件まとめ
2026年3月、タイ屈指のリゾート地パタヤで現地でレディーボーイ(トランス女性)と外国人男性による被害やトラブルの報告が急増しています。
2月からのわずか約6週間で、判明しているだけで7件にのぼります。あまりにも異常な頻度で発生しているパタヤの実態を、詳細な時系列とともに解説します。
1. 【最新】3月13日:
日本人男性(33)が暴行・窃盗被害を報告
2026年3月14日、ASEANNOW等が報じたのは、日本でレストランを経営する市木ユウタさん(33歳)の被害報告でした。現時点では英語メディアによる被害申告ベースの報道であり、パタヤ警察がCCTV映像を元に捜査を継続しています。
- 発生日時:2026年3月13日(金)未明
- 被害内容:シャワー中に財布から現金を抜き取られたことに気づき口論へ。容疑者は逆上し、客室のガラスパネルを破壊。
- 被害総額:逃走時に紛失した現金等を含む計11,000バーツ相当の被害を申告。

2. 直近6週間で起きた「7つの事件」
2026年2月以降、パタヤで表面化した主要な事件をまとめました。
逮捕済み案件から現在捜査中のものまで、もはや「偶然」では済まされない頻度です。
そのすべてがタイでレディーボーイ(トランス女性)と呼ばれる方と外国人男性とのトラブルです。

注意喚起:パタヤで相次ぐトランス女性とのトラブルや事件
- 【2/1前後】中国籍:強奪・逮捕済
場所:パタヤ市内ホテル
内容:現金1万B+iPhone15強奪。被害者は全裸でロビーへ逃走。2/26に容疑者逮捕。 - 【2/17頃】中国籍:負傷・捜査中
場所:パタヤ市内ホテル
内容:現金2万B被害。頭部を殴られ負傷。現在も捜査が継続。 - 【2/24未明】ドイツ籍:集団暴行・特定済
場所:パタヤ市内コンド
内容:金庫から現金被害。ビーチで追跡した際、5〜6人のグループから集団暴行を受けた。 - 【2/24夜】韓国籍:窃盗・逮捕済
場所:パタヤ市内貸別荘(プールヴィラ)
内容:2万B超。犯人が「幽霊のフリ」をして奇声を上げ逃走。後にバンコクで逮捕。 - 【3/5夜】外国籍:路上暴行・現行犯
場所:ウォーキングストリート(路上)
内容:路上で襲撃を受ける。刑法295条(暴行傷害)を適用。観光警察がその場で3人を逮捕。 - 【3/9未明】日本籍(61):刺傷・主張対立
場所:パタヤ市内ホテル
内容:ハサミで右手首を刺され負傷。5,000B窃盗を主張。相手は正当防衛を主張中。 - 【3/13未明】日本籍(33):最新被害・捜査中
場所:パタヤ市内ホテル(本記事)
内容:暴行および1.1万B相当の被害を申告。現在、CCTV映像を元に警察が追跡中。
「被害者への偽装」と「密室のリスク」
あくまでもここは海外です。日本でも危険な行為を海外で行っているという認識を持つのをおすすめします。特に以下のポイントは絶対に忘れないでください。
知っておくべき防御策
- 自演による正当防衛:3月9日の事件のように、犯人が自ら騒ぎを起こし「先に殴られた」と嘘の正当防衛を主張する手口が目立ちます。CCTVのない密室は相手の「言ったもん勝ち」になります。
- 組織犯罪の影:集団暴行や、SNSで事前に接触してくるケースも増えています。単なる「個人的なトラブル」ではなく組織的な犯行が増えています。
- ネットやSNS情報の危険性:ネット上で流れる「タイは安全、レディーボーイは楽しい」といった情報を過信せず、現地のリアルな警察発表を重視してください。
- パスポートや貴重品:鞄の中やパスポート・貴金属や貴重品ボックスなどトイレやシャワーの隙に物色される恐れもあります。
- お酒やドリンクへの混入リスク:ドリンク類に睡眠薬に似た成分の薬を入れられる可能性もあります。
まとめ
わずか1ヶ月半の間に、日本人2名を含む7名もの外国人男性が深刻な被害を訴えています。観光警察がパトロールを強化していますが、最も確実な防犯は「隙を見せないこと」です。
パタヤなどの歓楽街では笑気ガスや大麻等のドラッグ等、日本で経験したことのないような刺激の強い娯楽が手軽に手に入ります。正常な判断を失う事の多い外国人を狙った犯罪も十分に警戒してください。路上での安易な誘いに乗ること、そして面識のない人物を宿泊先に招き入れることは、海外旅行先に見知らぬ人を自室に招き入れるリスクを再認識してタイ旅行を楽しんでください。
またタイでは多くのトランスジェンダーの方々の社会進出が進んでいます。大多数の人が一般の仕事などに従事しております。くれぐれも偏見を持たないようにご注意ください。
なお本記事では、タイ現地で一般的に用いられている呼称に合わせ、「レディーボーイ」という言葉を使用していますが、特定の性自認や職業を一括りにして非難・差別する意図は一切ありません。
著者プロフィール
【keita satou】
バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,700人)をはじめ、複数のSNSで合計7万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。
ライター紹介:https://enjoy-bkk.com/about/
Facebook:https://www.facebook.com/thaimlinebkk
出典
- ASEAN NOW 「Japanese Tourist Reports Pattaya Hotel Ladyboy Assault & Theft」
- The Thaiger 「Pattaya transwomen claim self-defence after stabbing Japanese man」
- Daily News / Khaosod Online / Pattaya Mail / Ch7HD News
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