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【スキャンダル】英アンドルー元王子 過去にタイの高級ホテルに売春婦40人を自室に 大手メディアが告発

AIが生成した英アンドルー元王子のスキャンダルに関する縦長の画像。「タイ高級ホテルで売春婦40人斡旋疑惑」という見出しと共に、アンドルー元王子を彷彿とさせる男性、タイの宮殿風の建物、複数の女性のシルエットが描かれている。
Thaim Line Bangkok

英国のアンドルー元王子に関する新たなスキャンダルが浮上し、タイの主要メディアもこれを大きく報じています。王室伝記作家が「アンドルー元王子が過去の公務でのタイ訪問中、バンコクの高級ホテルに40人以上の売春婦を呼び寄せた」と告発したもので、国際的な波紋を呼んでいます。

告発の内容:「公費出張中に売春婦40人」

この疑惑は、英国の王室歴史家であるアンドルー・ローニー(Andrew Lownie)氏が、Daily Mailのポッドキャストなどで暴露したものです。タイの「Matichon」などが報じた告発内容は以下の通りです。

  • 時期・背景: アンドルー元王子が英国の「貿易特使(Trade Envoy)」として公務(公費出張)でタイを訪問した際(2001年または2006年とされます)。
  • 場所: バンコクの5つ星高級ホテル。
  • 内容: わずか4日間で40人もの売春婦(หญิงขายบริการ 40 คน)をホテルの自室に呼び寄せたと主張されています。
  • 公務の悪用疑惑: ローニー氏は、元王子が「貿易特使」という公務上の役割を、個人的な利益のために悪用していたとも非難しています。

世界の大手メディアが報道、タイでも

この衝撃的な内容は、ロウニー氏が「ロイター通信の特派員」や「タイ王室の関係者」を含む複数の情報源から検証済みであると主張していることから、世界中の大手メディアが取り上げています。

米国の「New York Post」やインドの「Times of India」などがこれを報じ、タイ国内でも「Matichon」や「Bangkok Post」が国際面の重要ニュースとして「英国王族によるタイでの不祥事」と報道。タイのSNSでも議論が拡大しています。

(重要)注意点:これは「疑惑」段階である

ただし、以下の点に留意する必要があります。

  • いずれの媒体も「主張(claims)」や「疑惑(alleges)」という表現を用いており、確定した事実として断定していません。
  • 現時点で、公的な会計記録や調査報告書といった一次資料は提示されていません。
  • タイにおいて売春は違法ですが、本件は「過去の疑惑」として報じられており、刑事事件化などは確定していません。

現時点では「重大な疑惑として広く報じられている」段階であり、断定は避けるべき状況です。

まとめ

そもそも誰の協力もなく高級ホテルの1室に女性を10名も同時に呼べるものなのか?余程広いスイートルームを借りていたのかもしれません。またその女性を一体だれが手配したのか?個人的にはそのあたりが気になります。

このスキャンダルの問題点は2点。
①英国側の問題:公費における私的利用について
②タイ側の問題:売春という違法行為について
これらを個別の問題として扱う必要があります。

アンドルー元王子は、過去のジェフリー・エプスタイン事件との関係疑惑などにより、すでに王室の称号を剥奪されています。今回の疑惑は、それに加えて「公費(税金)の不正利用」と「公務の私的利用」という側面も含まれているため、英国王室に対するさらなる追及が続くとみられます。

この記事の出典

この記事を書いた人

keita satou(タイムラインバンコク編集部)
バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォワー1700人)や複数のSNS(総フォワー7万人以上)を運営する。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
タイムラインバンコク編集部
Facebook(keita satou)

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タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。日本のメディアに情報提供することもあります。
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