タイの人に多い名前とよくあるニックネーム ランキング 女性編
タイ人と接していると、名刺や会員登録に書かれた「本名」と、実際に呼ばれている「ニックネーム」が全く違うことに驚いた経験はないでしょうか。
実はタイでは、戸籍上の正式名(ชื่อจริง/チューチン)とは別に、日常生活のほぼすべてでニックネーム(ชื่อเล่น/チューレン)が使われています。
今回は、タイ人女性によくある正式名と、日常的によく聞くニックネームのランキングを紹介します。
なお、女性の正式名トップ10については、情報源によって1位の名前自体が食い違い、政府発表や大手メディア報道など一次情報に近い形で確認できるデータは見つかりませんでした。そのため、本記事の正式名ランキングはあくまで参考情報としてご覧ください。


正式名とニックネーム、何が違うのか
タイ人の名前には、戸籍に登録される正式名(ชื่อจริง/チューチン)と、家庭・学校・職場などで日常的に使われるニックネーム(ชื่อเล่น/チューレン)の2種類があります。
例えば、正式名が「สุภาวดี(スパワディー)」でも、周囲からは「เมย์(メイ)」と呼ばれている、というケースは珍しくありません。ホテルや飲食店、SNS、職場で知り合ったタイ人女性が、書類上の名前と違う呼び名を使っていても不自然ではないのです。
女性の正式名について(参考情報)
男性の正式名では、内務省 住民登録局の発表として「ソムチャイ」が1位であることが複数の大手メディアで確認できました。しかし、女性の正式名については、同様に信頼できる政府発表や一次情報を確認することができませんでした。
複数の情報源を比較すると、資料によって1位とされる名前自体が「นิตยา(ニッタヤー)」だったり「สมจิต(ソムジット)」だったりと大きく異なり、統一されたランキングとして紹介できる状態ではありません。そこで、複数の資料に共通して登場する名前を、順位をつけずに参考情報として紹介します。
- กาญจนา(カンチャナー)─「黄金」
- รัตนา(ラッタナー)─「宝石」「尊いもの」
- ปราณี(プラニー)─「慈悲深い」「情け深い」
- มาลี(マーリー)─「花」
- สมจิต(ソムジット)─「思い通りの心」
- สุภาพร(スパポーン)─ 縁起の良い意味を持つ伝統的な名前
- วิไล(ウィライ)─「美しい」「優美な」
- อรทัย(オラタイ)─ 伝統的な女性名
これらはあくまで「複数の資料で名前が重複して登場した」という基準で選んだものであり、実際の登録者数の順位を示すものではありません。男性名と同様、パーリ語・サンスクリット語に由来する縁起の良い意味を持つ名前が多い点は共通しています。
女性のニックネーム トップ10
ニックネームについては、男性編と同じくメディアが紹介したランキングがあり、複数の資料でも順位が一致していました。
- 1位:พลอย(プロイ)─ タイ語で「宝石」の意味
- 2位:มายด์(マインド)─ 英語の「Mind」に由来
- 3位:มินท์(ミント)─ 英語の「Mint」(ハーブ)に由来
- 4位:เมย์(メイ)─ 英語の「May」(5月)に由来
- 5位:มุก(ムック)─ タイ語で「真珠」の意味
- 6位:เฟิร์น(ファーン)─ 英語の「Fern」(シダ植物)に由来
- 7位:ออม(オーム)─ タイ語で「貯蓄する」「育む」の意味
- 8位:เกด(ケート)─ タイ語の花の名前に由来
- 9位:น้ำ(ナーム)─ タイ語で「水」の意味
- 10位:เนย(ノーイ)─ タイ語で「バター」の意味
これは戸籍上の正式な人口統計ではなく、メディアが紹介した「よくある呼び名」をまとめたものです。
なぜ英語風のニックネームが多いのか
ランキングを見ると、Mind、Mint、May、Fernなど、英語由来のニックネームが目立ちます。理由として、以下のような点が考えられます。
- 正式名が長く、日常会話では発音しにくいこと
- 子どもの頃から呼びやすい短い名前を付ける習慣があること
- 英語や国際的な響きへの関心が高いこと
- 芸能人や海外文化からの影響
- 兄弟姉妹の中で区別しやすい呼び名が好まれること
ただし、タイのニックネームは英語の正式な意味とは必ずしも一致しません。「Mind」「Fern」といった名前も、英語圏での人名としての用法というより、タイ国内で呼びやすい音やイメージをもとに付けられた愛称です。また「พลอย(プロイ)」「มุก(ムック)」「น้ำ(ナーム)」のように、タイ語由来の意味を持つニックネームも根強い人気があります。
旅行者・在住者へのポイント
タイでタイ人女性と知り合う際、名刺や会員証に書かれた正式名と、普段呼ばれている名前が異なることは頻繁にあります。
- ビジネスの場でも「クン・プロイ」「クン・メイ」のようにニックネームに敬称を付けて呼ぶのが一般的
- 名刺の正式名だけで覚えようとせず、ニックネームも合わせて確認すると会話がスムーズ
- 正式名は主に公的書類でのみ使われるため、日常会話で使うと違和感を持たれることがある
まとめ
タイ人女性の正式名については、男性の「ソムチャイ」のように統一された政府発表のトップ1が確認できず、資料によって最も多い名前自体が異なります。一方、日常的によく呼ばれるニックネームでは「プロイ」「マインド」「ミント」など、タイ語・英語両方に由来する名前が人気です。
正式名とニックネームの両方を知っておくと、タイ人との会話や名刺交換の際に「あれ、名前が違う?」と戸惑うことも少なくなるはずです。あなたのお知り合いの名前はランキングに乗っていましたか?SNSでコメントしてください。
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よくある質問(FAQ)
Q1. タイ人女性の正式名で一番多いのは何ですか?
男性の「ソムチャイ」のような、政府発表や大手メディア報道で確認できる統一された1位の情報は見つかりませんでした。資料によって最も多いとされる名前自体が異なるため、断定できません。
Q2. なぜ女性の正式名だけ順位が確認できないのですか?
男性名の「ソムチャイ」については内務省の発表として複数のメディアが報じていましたが、女性名については同様の政府発表・報道を確認できませんでした。そのため、信頼できる統一ランキングとして紹介できる状態にはありません。
Q3. 女性のニックネームで一番多いのは何ですか?
メディアで紹介されているランキングでは「พลอย(プロイ)」が1位とされています。ただしこれも戸籍上の公式統計ではなく、メディアが紹介した「よくある呼び名」です。
Q4. なぜタイ人は本名と違うニックネームを使うのですか?
正式名が長く発音しにくいこと、子どもの頃から短く呼びやすい名前を付ける習慣があることなどが理由とされています。ニックネームは家庭・学校・職場など、日常生活のほぼすべての場面で使われます。
出典・参考サイト
- Siam News(タイ人女性ニックネームランキング紹介記事)
- 各種名前まとめサイト(女性正式名の参考情報として複数を比較)
著者プロフィール

Keita Satou:バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,900人)をはじめ、複数のSNSで合計8万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。
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