【タイ】配車アプリGrabの「自家用車登録」2月28日が最終期限。未登録車は排除、3月以降の料金はどうなる?
バンコクの移動に欠かせないGrabやBoltですが、2026年3月から「捕まりにくくなる」あるいは「料金が上がる」事態が予想されます。タイ陸運局(DLT)は、自家用車で乗客を運ぶすべてのドライバーに対し、2026年2月28日を最終期限として公共交通車両への登録を完了するよう命じました。
2月28日が「最終回答」。未登録車はシステムから排除へ
これまで「移行期間」として事実上容認されてきた白ナンバー車の配車サービスですが、政府はついに厳格なルールを施行します。主な変更点は以下の通りです。
- 車両登録の義務化:自家用車を「Ry.17(バイク)」または「Ry.18(自動車)」として登録する必要があります。
- 免許・保険の厳格化:公共交通機関用の運転免許取得と、専用の対人保険への加入が必須となります。
- 期限切れの影響:2月28日までに登録支援システム(Driver Verify)での手続きを終えていない車両は、プラットフォーム側から順次排除される見通しです。
3月末から本格的な取り締まり、高額な罰金も
2026年3月31日からは新ルールが全面施行され、警察による検問や取り締まりが強化されます。
■ 不法運送(未登録):最大2,000バーツ(約1万円)の罰金
■ 公共免許未保持:最大1,000バーツ(約5,000円)の罰金、または1ヶ月以下の禁錮
■ 運営会社への罰則:GrabやBoltなどのプラットフォーム側も、未登録車を放置した場合は業務停止命令の対象となります
【考察】3月1日以降、料金はどうなる?
結論としては、基本料金等は変わらないが配車アプリはオークション制度に近い仕組みを導入している為、供給不足による提示価格が値上げされる可能性は大
バンコク在住10年以上の私が懸念するのは、3月からの「需給バランスの崩壊」です。登録手続きが間に合わない副業ドライバーが一時的にシステムから消えるため、以下の事態が予想されます。特にこれから暑季からの雨季の緊急の移動手段の確保が増える時期です。
- 待ち時間の増加:特に通勤時間帯や雨天時は、これまで以上に配車が困難になる恐れがあります。
- 料金のスパイク高騰:車両台数が減ることで、需要に応じた変動料金(ピーク料金)が発生しやすくなります。
- 安全性の向上:一方で、生き残った車両はすべて「犯罪歴チェック済み」「専用保険加入済み」の公認車両となるため、利用者の安全性は大幅に向上します。
- 供給不足に付随する高額タクシーの増加:俗にいう言い値で高値をふっかけてくるタクシー運転手です。タクシー待ちの多いエリアに出没する傾向が高いです。
3月以降に移動の予定がある方は、通常より早めに予約を入れるか、代替手段(タクシーや電車)も考慮したスケジューリングをお勧めします。
しかしながら、その反面より安全に移動できる機会が増えるというのは忘れてはいけません。
著者プロフィール
【keita satou】
バンコク在住10年以上。SNS総フォロワー7万人超のメディア「タイムラインバンコク」運営。現地の最新情報を独自の視点で分析・発信中。
出典
- 1. Bangkok Post – Ride-share drivers must register vehicles by Feb 28
- 2. Thai PBS – DLT Final Deadline & Penalties
- 3. Thairath English – Deadline set for 28 Feb
- 4. ETDA (Electronic Transactions Development Agency) – Driver Verify & Ride-Sharing
- 5. Nation Thailand – Compliance Guidelines for Platforms
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