世界航空会社ランキング JAL6位、タイ国際航空10位 Travel + Leisure誌の66万1000票以上の投票
米国の旅行雑誌Travel + Leisureが発表した「World’s Best Awards 2026」の航空会社部門で、日本航空(JAL)が世界6位、タイ国際航空が世界10位にランクインしました。1位は台湾のエバー航空です。このランキングは、66万1000票以上を集めた読者投票をもとに算出されています。
「World’s Best Awards」とはどのようなランキングか
Travel + Leisureの「World’s Best Awards」は、毎年実施されている読者投票企画です。読者が実際に利用した航空会社、ホテル、旅行先などを対象に、快適性、サービス、機内食、座席、価格などの観点から評価を投票する形式で行われます。
専門機関による客観的な安全性データ(事故歴、フリート年数、監査結果など)に基づく格付けではなく、あくまで実際に利用した旅行者の満足度・体験を反映した人気投票である点が特徴です。安全性を評価する別のランキング(例:AirlineRatings.comの「World’s Safest Airlines」)とは、評価の目的も方法も異なります。
2026年の国際航空会社ベスト10

- 1位:エバー航空(台湾)
- 2位:カタール航空(カタール)
- 3位:エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)
- 4位:ラ・コンパニー(フランス)
- 5位:シンガポール航空(シンガポール)
- 6位:日本航空(JAL)(日本)
- 7位:大韓航空(韓国)
- 8位:ヴァージン・アトランティック航空(イギリス)
- 9位:エティハド航空(アラブ首長国連邦)
- 10位:タイ国際航空(タイ)
1位のエバー航空は、台湾を拠点とする航空会社で、機内サービスや快適性の高さが読者から支持されているとみられます。上位には、カタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空といった中東の航空会社が複数入っており、豪華な機内設備やサービス品質の高さで知られる航空会社が上位を占める傾向がうかがえます。
JALが世界6位にランクイン
日本航空(JAL)は、今回のランキングで世界6位となりました。アジアの航空会社としては、1位のエバー航空、5位のシンガポール航空に次ぐ順位です。
JALは、きめ細やかな機内サービスや定時運航率の高さなどが、日頃から国内外の利用者に評価されている航空会社です。今回のランキングでも、そうした日常的な利用者の満足度が読者投票という形で反映されたとみられます。ただし、具体的にどのような評価コメントが多かったかについては、今回確認できた発表内容には記載されていません。
タイ国際航空は世界10位
タイ国際航空は、今回のランキングで世界10位となり、トップ10入りを果たしました。タイを拠点とする航空会社として、東南アジアを代表するキャリアの一つが世界的な評価を得た形です。
タイ国際航空は近年、機材の更新や経営再建を進めており、サービス品質の向上に取り組んできました。今回のランキング入りは、そうした取り組みが読者からの評価に一定程度つながった可能性がありますが、これは今回の順位から推測される一般的な見方であり、Travel + Leisure側が明言している評価理由ではありません。
タイの大手メディアおよび現地メディアの報道をもとにまとめています。
66万1000票以上という調査規模
今回のランキングは、Travel + Leisure誌の読者から寄せられた66万1000票以上の投票をもとに算出されています。これだけ大規模な投票数が集まっていることから、一部の熱心なファンだけでなく、幅広い層の旅行者の意見が反映されたランキングといえます。
ただし、読者投票である以上、投票者の属性(利用頻度の高い層に偏っていないか、特定の地域の読者が多くないかなど)によって結果に一定の傾向が生じる可能性はあります。この点は、専門機関による客観的な安全性データとは異なる、読者投票ならではの特徴として理解しておくとよいでしょう。
「安全性ランキング」とは別の調査です
航空会社のランキングには複数の種類があり、混同すると誤解を招きます。代表的なものとして、専門機関のAirlineRatings.comが毎年発表する「World’s Safest Airlines」があり、こちらはフリートの年数、事故歴、国際的な安全監査の結果などをもとにした、専門的な安全性評価です。
今回ご紹介しているTravel + Leisure誌の「World’s Best Awards」は、これとは全く別の調査で、読者の満足度・体験に基づく人気投票です。同じ「航空会社ランキング」という言葉でも、調査主体や評価基準によって内容が大きく異なるため、記事や情報を見る際は、どちらの調査に基づくものかを確認することが大切です。
日本人旅行者にとっての意味
JALが世界的な読者投票で上位に入ったことは、普段JALを利用している日本人旅行者にとって、自分たちが評価している航空会社が世界的にも高く評価されていることを裏付ける結果といえます。
また、タイに渡航する際にタイ国際航空を利用する機会がある方にとっても、今回の10位ランクインは、機内サービスや快適性の面で一定の評価を得ている航空会社であることの参考材料になりそうです。
まとめ
Travel + Leisure誌が発表した2026年の国際航空会社ランキングで、JALは世界6位、タイ国際航空は世界10位にランクインしました。66万1000票以上という大規模な読者投票に基づく結果であり、安全性を専門的に評価する別のランキングとは性質が異なる点に注意が必要です。それぞれの調査の目的を理解した上で、航空会社選びの参考情報の一つとして活用するとよいでしょう。
在タイ日本人や駐在者の立場から見ると、日本とタイを往復する際にJALとタイ国際航空のどちらを利用するか迷う方も多いのではないでしょうか。今回、両社ともに世界的な読者投票でトップ10入りしたというのは、単純に喜ばしいニュースだと感じます。安全性データと合わせて、こうした利用者満足度のランキングも参考にしながら、自分に合ったフライトを選んでみてはいかがでしょうか。また最近はLCCの利用も目立ってきています。価格で選ぶかサービスで選ぶか選択肢が増えることは旅行者や在住者にとっても嬉しい限りです。
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よくある質問(FAQ)
Q1. このランキングは安全性の評価ですか?
いいえ。Travel + Leisure誌の「World’s Best Awards」は、読者投票による満足度・人気投票であり、事故歴やフリート年数などをもとにした専門機関の安全性評価とは異なる調査です。
Q2. JALとタイ国際航空はそれぞれ何位でしたか?
JALは世界6位、タイ国際航空は世界10位でした。1位は台湾のエバー航空です。
Q3. このランキングはどのように決まったのですか?
Travel + Leisure誌の読者から寄せられた66万1000票以上の投票をもとに算出されています。快適性、サービス、座席、価格などを踏まえた読者の満足度が反映されています。
出典・参考サイト
- Travel + Leisure「World’s Best Awards 2026」

Keita Satou:バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,900人)をはじめ、複数のSNSで合計8万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。
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