2021.07.30

タイ在住者の為のお金の育て方 LINEで参加するオンラインミーティングタイで仮想通貨の投資している日本人の30代男性の例

Thaim Line Bangkok

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日本人は貯金好きで投資をしないという話を昔はよく聞きましたが、最近ではニーサやイデコなどが推奨されていたりする中で、『投資』が身近になってきているのではないでしょうか？
実際に、フィデリティが毎年行っている「ビジネスパーソン1万人アンケート」によると、2020年の投資をしている人の比率は40.5%となり、ついに4割を超えたそうです。

そんな中で、今回は、オンラインミーティングでお話をさせて頂いたAさんのお話を、本人のご了承を頂き、ご紹介させていただきます。

Aさんのご状況に合わせたおすすめの資産運用方法も紹介していますので、ご自宅にいる機会が多い今、皆さまも一緒にマネーリテラシーを高めませんか？

Aさんの詳しい資産の推移を見たい方はこちら

なるほど、暗号資産とは、Aさんは、既にかなりの積極投資をご利用な方ですね。
しかも、預金300万円に対して、暗号通貨の原資サイズがが280万円相当ということは、総資産の半分を暗号資産にしていると理解できます。
独身で日系企業にお勤めの方ですから、万が一の時、長くても半年の待機期間で失業保険の受給が始まります。
医療保険は会社ではいってくれているご状況ですから、独身のAさんの場合、「緊急用資金」として最低手元に置いておきたいのは、生活費(30万円)x半年分の180万円ほど。と考えると、投資用の原資として利用できるまとまった額は120万円と算出します。

それであれば、今無理に一括運用をしなくても、毎月少しずつ資金を『よけておく』ツールとしての積立が良いのではと思います。

既に積極運用で280万円を一括運用なさっていますので、『積立』を利用することで、『ドルコスト平均法』のメリットを享受できます。海外にいても、日本受け取り分の給与が日本に貯まっていきますから、日本のクレジットカードを利用して、海外居住者用の積立をドル建ですると：

＊保有通貨の分散
＊リスクの分散
＊資産保有地の分散
にもなって、オフショアでのはじめの一歩としては、良いのではないでしょうか？

おそらく、タイを離れて日本に戻られる頃には、一括資金ももう少し貯まっていらっしゃるでしょうから、余ったタイバーツと、日本で冬眠している日本円の一部を帰国前にマン島の銀行口座に移しておいて、後々元本保証つきのオフショア定期などを利用する準備をしておくのも良いと思います。

プランその①
少額からでも可能な積立

渡航の必要が無いマン島の貯蓄プラン
(詳しくはこちらをクリック)

プランその②
本帰国前に一括資金が貯まっていたらおすすめの定期預金

『マン島のオフショア定期』
(詳しくはこちらをクリック)

すでに資産運用を始めている方も、海外在住中にはじめてみたい方、オンラインミーティングで気軽にご質問ください。
LINE@Iから気軽にお申し込みが可能です。

Aさんの資産の推移

2017年：Aさんが暗号資産に投資を始めたのは、今から約4年前の12月頃。
当時は、TVでも暗号資産のCMも流れており、知人が資金が10倍になったという話をきいたのも有り、思い切って約200万円を投資。「2倍か3倍になったら十分」という気持ちで始まました。
※購入した内訳はビットコイン100万円、リップルやネム等に合計100万円
全財産を投じて全力買いとまでは、いきませんがこれ以上は仮想通貨を買う予定もなかったので、事実上の全力買い。

購入直後：多少の上昇もあり250万円～300万円の資産価値になりましたが、直後に起こった取引所のハッキングの被害等にも見舞われ大暴落!
暗号資産の資産額が約50万になったところで、Aさんは、チャートを見るのも中断、実質Aさんの仮想通貨投資は大幅な含み損を抱えたまま休眠状態に・・・

2018年～2019年：世間では米国や日本株の好調の様子や金が高値更新等のニュースも流れましたが、Aさんは「自分には、投資は向いていない」と思い、特に新たな資産運用や投資に手を出すこともありませんでした。
その後にタイの赴任が決まり、ばたばたと慌ただしい毎日を過ごしていたので、生活資金の余剰分は再び銀行口座へ預金。

2020年：3月の新型コロナウイルスの影響により世界各国で大型金融緩和が始まり、株や金そして暗号資産が再び高騰をはじめました。そしてビットコインも12月に300万円を突破し、ツイッター等でもまたビットコイン関連のツイートが目に入るようになり、投資をはじめて4年目にしてやっと利益(含み益)が出るようになりました。

2021年：2月にビットコインや他の通貨が再び高値を取り戻した所でAさんは再び100万円を暗号資産に投資します。
※内訳はビットコイン50万円、リップルやネムに合計50万円
その時のＡさんの心境は、「億り人までは望まないけど、老後資金の2000万円は、なんとか暗号資産で賄えないかな？」と考えるようになります。

現在：Ａさんの暗号資産の時価総額はちょうど250万円～300万円の間を行き来しています。日本の銀行預金には、300万円があります。
暗号資産については、これ以上投資する気もありませんが、別に今すぐ売る理由も無いので、今後も長期で持ち続けようと考えています。
しかしながら、十分にリスクも理解したつもりなので、今後の事も考えて「今の銀行預金とこれからの給与で何か海外在住中にできる金融サービスがないか？」と現在思案中。

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執筆：田中　ゆき恵（たなか・ゆきえ）
イギリスCII Award in Financial Planning認定者
シンガポール及び香港FP資格,声紋分析心理士
米The University of Michigan卒業。
アジア６拠点を有するInfinity Financial Solutions2006年入社。
邦人向けコンサルタントとして、バンコクオフィス駐在。
バンコクや日本での執筆活動に加えて、ジャカルタでの『へそくり教室』活動の他、2019年よりベトナムにも活動拠点を広げるべく奮闘中。

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