【バンコク】タクシー運転手を逮捕 泥酔した乗客をラブホテルへ連れ込み性的暴行
事件の概要
2026年2月5日、バンコクのタクシー運転手が泥酔した女子大学生をホテルに連れ込み、性的暴行を加えたとして逮捕されました。
容疑者は警察の取り調べに対し、容疑を認めたものの「悪霊に取り憑かれていた」などと不可解な供述をしています。
首都圏警察本部(Metropolitan Police Bureau)は、ウドンタニ県出身のタクシー運転手、サングワン・ウォンウィセット容疑者(51歳)を「抵抗不能な状態の者への強姦」および「夜間窃盗」の容疑で逮捕しました。

事件の経緯
被害者はバンコク都内の有名大学に通う女子学生です。
警察の発表によると、事件当夜の時系列は以下の通りです。
- 深夜3:00頃:被害者はラチャヨーティン(Ratchayothin)地区のバーで飲酒後、タクシーに乗車。「エカマイ通りで友人と会う」と告げた後、車内で意識を失う。
- 翌朝7:00頃:被害者が目を覚ますと、クローンタン(Khlong Tan)地区のモーテル(連れ込み宿)に全裸で寝かされていた。
- その後:性的暴行を受けたと確信し、直ちにクローンタン警察署へ被害届を提出。警察病院での診察を経て捜査が開始された。
逮捕と「悪霊」の供述
おとり捜査による確保
首都圏警察犯罪対策課(CSD)のピヤラット・ウェッサコサル副警視中佐らが捜査を指揮し、女性警察官が容疑者に接触を図るおとり捜査を展開。
ディンデーン区ラチャダーピセーク地区のフィットネスセンター前で、プラカノン刑事裁判所の逮捕状(令状番号J.110/2569)に基づき身柄を確保しました。
「悪霊に取り憑かれた」
取り調べに対し、サングワン容疑者は全ての容疑を認めました。
しかし、犯行動機について問われると「事件当夜、どのような悪霊(evil spirit)に取り憑かれて犯行に及んだのか自分でも分からない」と主張しています。
容疑者は現在、クローンタン警察署に引き渡され、法的手続きが進められています。
バンコクでのタクシー利用に関する注意喚起
バンコクでは、泥酔状態の乗客が犯罪に巻き込まれるケースが後を絶ちません。特に深夜の女性の単独乗車はリスクが高まります。
- 単独乗車を避ける:泥酔時は一人で乗らず、必ず友人か信頼できる人と同乗する。
- 配車アプリの活用:GrabやBoltなど、履歴が残るアプリを使用し、家族や友人に「現在地を共有(Share My Ride)」する。
- 流しのタクシーに注意:特に繁華街周辺で客待ちをしているタクシーには乗車しない。
まとめ
以前に比べて安全になったと言われているバンコクでもこのような事件は度々発生しています。最近では深夜でも営業しているお店も多くありますので旅行者や在住者も含めて改めて外国に来ているという自覚をもった行動をおすすめします。
タクシーという密室で、無防備な乗客を狙った卑劣な犯行です。
「悪霊のせい」という弁解は到底通用するものではありません。バンコクで夜遊びをする際は、帰宅方法まで含めた安全管理を徹底してください。
この記事を書いた人

keita satou : バンコク在住10年以上。旅行ライセンスの持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォロワー1700人)や複数のSNS(総フォロワー7万人以上)を運営する。
出典
- The Thaiger
- Amarin TV
- 首都圏警察本部(Metropolitan Police Bureau)発表

