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オンヌットの新ゴミ焼却発電所が86.89%完成!3月20日から試験運用開始 タイのゴミの分別ルールについて解説

バンコクのオンヌットゴミ焼却発電所(Waste-to-Energy Plant)の完成予想図(CGレンダリング)。上部に赤と黒の日本語テキストで「ゴミ焼却発電所が約85%完成」「3月20日から試験運用開始」「ゴミの分別ルールまとめ」と書かれている。下部には、英語・タイ語の施設名と右下に「完成予想図」の文字。
keita satou

バンコクのゴミ処理事情が大きな転換期を迎えています。2026年3月11日、バンコク都(BMA)はオンヌット廃棄物処理センターで建設中の最新「ゴミ焼却発電所」の進捗を公開しました。

今回は、完成間近の施設の詳細と、2025年から導入されているバンコクの新しい「ゴミ分別・料金ルール」について解説します。

1. 進捗率86.89%!3月20日から試験運用がスタート

オンヌット廃棄物処理センター内で進められている焼却発電プロジェクトは、現在最終段階に入っています。

  • 最新の進捗率:2026年3月11日時点で86.89%まで到達しています。
  • システム試験:2026年3月20日から、実際にゴミを受け入れて焼却炉や発電系の試験運用が開始されます。
  • 正式完成予定:2026年11月14日に全工程が完了する見込みです。

この施設は1日あたり1,000トン以上のゴミを処理でき、最大30メガワットの電力を生成する能力を持ちます。最新の密閉式システムにより、長年課題だった悪臭の抑制も期待されています。

2. 実際の建築場所はオンヌット駅の近くですか?

「オンヌット」という名称ですが、施設の場所には注意が必要です。

  • 住所:Soi On Nut 86, Prawet District, Bangkok
  • エリア:バンコク東部のプラウェート区に位置し、スワンナプーム空港に近いエリアです。

BTSオンヌット駅周辺の居住エリアからはかなり離れた東側にある、広大なゴミ処理専用ゾーンの中に建設されています。

3. バンコクのゴミ分別ルール:分けないと「料金3倍」

施設の近代化が進む一方で、私たち住民には「徹底した分別」が求められています。2025年10月より、ゴミ収集料金は分別の有無で以下のように変わっています。

区分月額料金条件
分別する世帯20バーツBMAに登録し、4種分別を守る
分別しない世帯60バーツ全て混ぜて出す場合(従来通り)
分別のカテゴリー
  • 生ごみ
  • リサイクル
  • 一般ゴミ
  • 有害ゴミ

分別のカテゴリーは、生ごみ、リサイクル、一般ゴミ、有害ゴミの4種類です。BKK Waste Payアプリ等での登録が必要になります。

コンドミニアムやすでに業者に依頼している場合はその限りではない場合もあります。

在住者の対応はどうすべき?

多くの方がお住まいのコンドミニアムでは、管理会社がすでに業者と契約し、分別対応を済ませているケースがほとんどです。そのため、個別の料金支払いに直接影響することは少ないかもしれませんが、施設側の受け入れ体制が整う(11月本格稼働)ことで、コンド内での分別ルールがより厳格化される可能性があるかもしれません。

  • 飲食店・事業者の場合:排出量に応じた「従量課金制」が強化されています。1立方メートルあたり8,000バーツといった高額設定もあるため、より徹底した減量がコスト削減に直結します。

まとめ

オンヌットの新しい焼却発電所は、2026年11月の完成に向けて急ピッチで進んでいます。インフラの進化に合わせて、バンコクも日本のように環境問題やゴミの分別問題などが話題になってきています。


著者プロフィール

【keita satou】
keita satou
バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,700人)をはじめ、複数のSNSで合計7万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。

出典

  • Bangkok Web Portal / Nation Thailand
  • Thai Rath English / Pattaya Mail
  • Matichon / Naewna

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Keita Satou
Keita Satou
タイ在住ライター
タイ在住ライター バンコク在住10年以上。旅行ライセンスの持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォロワー1700人)や複数のSNS(総フォロワー7万人以上)を運営する。日本のテレビ・メディア取材経験多数あり。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
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