MENU

ナナ-アソーク間の繁華街 スクンビット ソイ13のホテルで女性が大麻使用後に転落死

スクンビット・ソイ13の道路標識と停車標識、ホテルやカンナビスショップが並ぶ街角のイラスト。上部に「ナナ-アソーク間の繁華街 スクンビット13のホテルで大麻使用後に女性が転落死か」のテキスト。
Thaim Line Bangkok

2025年9月20日未明、バンコク中心部のスクンビット・ソイ13にあるホテルで、25歳のモロッコ人女性が7階から転落し死亡。

同行していた恋人の供述によると、女性はカンナビス(大麻)喫煙後に「死にたい」と発言し飛び降りた可能性が報じられており、現在警察が自殺・他殺両面で慎重に捜査を進めている。

スクンビットソイ13の地図
地図出典:google

事件の概要

  • 発生日時: 2025年9月20日(土)午前2時30分ごろ
  • 場所: バンコク・スクンビット・ソイ13の7階建てホテル
  • 被害者: 25歳、モロッコ国籍の外国人女性
  • 現場状況: ホテル7階のプール付近バルコニーから落下し、駐車場付近で発見。頭部外傷と多発骨折が確認されています。
  • 現場対応: ルンピニー警察署、法医学医、鑑識、救急ボランティアが出動。遺体はチュラロンコン病院へ回送され、司法解剖が行われる予定です。

同行者の証言と警察の捜査方針

事件発生時、被害女性は同国籍の恋人、および知人男性と一緒にいました。恋人の供述によると、転落前に女性と同席者はカンナビス(大麻)を喫煙。その直後、女性が「死にたい」と口走った後にバルコニーから飛び出したと報じられています。

ルンピニー警察署は、この供述内容やカンナビス使用の事実を踏まえ、以下の方針で捜査を進めています。

  • 自殺の可能性: 供述内容から自殺の可能性も視野に入れていますが、現時点では断定せず、他殺の可能性も含め全方位で捜査を継続。
  • CCTV解析: ホテル内外のCCTV(防犯カメラ)映像を徹底的に解析し、転落に至る経緯や同席者の行動を詳細に確認。
  • 証言照合と証拠分析: 同席者の供述内容とCCTV映像、および現場で採取された証拠品の照合・分析を進めます。
  • 薬物検査: 遺体から採取された検体に対し、カンナビスを含む薬物の影響や有無に関する毒物検査を実施。
  • 他害関与の有無: あらゆる可能性を排除せず、他者が転落に関与した可能性についても慎重に調べます。

まとめ

スクンビット・ソイ13は、ナナとアソークの間に位置するバンコク屈指の繁華街であり、数多くのホテルやナイトスポット、飲食店が立ち並び、日本人旅行者をはじめ、世界各国からの観光客や在住者が多く訪れるエリアです。このような国際的な場所での外国人女性の転落死亡事故は、タイ国内のメディアで注目を集めています。

タイではカンナビスが一部合法化されていますが、その利用を巡るトラブルや健康への影響も指摘されています。今回の事件がカンナビス喫煙後に発生したとされることで、改めてその利用状況や規制のあり方についても議論を呼ぶ可能性があります。

出典

この記事を書いた人

keitasatou:タイムラインバンコク編集者 バンコク在住10年以上ライター、バンコクで複数のSNSを運用しておりフォロワー総数は7万人以上。ライターという特殊な職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。Facebook

関連記事

about me
タイムラインバンコク編集部
タイムラインバンコク編集部
ライター
タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。日本のメディアに情報提供することもあります。
記事URLをコピーしました