交通違反取り締まりの「重点 10項目」罰金4,000バーツや禁錮刑も 4/1~
2026年4月1日より、交通違反の取り締まりをさらに強化しています。タイ交通警察は、これまで3ヶ月間行ってきた「警告期間」を終了し、本日より事故原因となる主要10項目の違反に対し、全国一斉の厳格取り締まりを開始しました。
今後は「注意」で済まされることはなく、即座に高額な罰金や、内容によっては禁錮刑(懲役)が科されることになります。
1. 重点取り締まり「10の違反項目」と罰則詳細
今回のキャンペーンでターゲットとなっている10項目と、適用される最大罰則です。特に上位4項目は罰金が以前よりも高額に設定されています。

- ①スピード違反: 最大 4,000バーツの罰金
- ②信号無視(赤信号の突破): 最大 4,000バーツの罰金
- ③横断歩道での一時停止無視(歩行者優先無視): 最大 4,000バーツの罰金
- ④運転中のスマホ使用(ハンズフリーなし): 最大 4,000バーツの罰金
- ⑤逆走(進行方向と逆向きの走行): 最大 2,000バーツの罰金
- ⑥ヘルメット未着用(運転手および同乗者): 最大 2,000バーツの罰金
- ⑦シートベルト未着用(後部座席を含む全員): 最大 2,000バーツの罰金
- ⑧免許証の不携帯:
最大 1,000バーツの罰金、および/または 最大1ヶ月の禁錮刑 - ⑨飲酒運転(酒気帯び運転):
5,000〜20,000バーツの罰金、および/または 最大1年の禁錮刑 - ⑩安全を顧みない危険運転(無謀運転):
5,000〜20,000バーツの罰金、および/または 最大1年の禁錮刑
1バーツ約5円で計算してください。
2. 在タイ日本人が「特に」注意すべき落とし穴
今回の取り締まりにおいて、日本人旅行者や在住者が特に見落としがちなポイントを整理しました。
- バイク同乗者のヘルメット: 自分が運転していなくても、同乗者が未着用であれば罰金の対象です。バイクタクシー等を利用する際も必ず着用しましょう。
- 全座席シートベルト: タイでも後部座席を含む全員のシートベルト着用が義務化されています。検問では後部座席もしっかりチェックされます。
- 免許証は「常時携行」が鉄則: 免許を持っていても、その場で見せられなければ「1ヶ月以下の禁錮」を科される可能性があります。必ず原本(またはデジタル版)を携行してください。
3. ソンクラーン休暇を前に警察は引き締め強化
4月中旬に控えるソンクラーン(タイ正月)時期は、例年「魔の7日間」と呼ばれるほど事故が急増します。これに合わせ、交通警察は「点数制度(ポイントシステム)」も厳格に運用しています。違反により持ち点がゼロになると、90日間の免許停止となり、日常生活に深刻な影響を与えます。タイでもっとも交通事故が多いとされるこの季節にタイの警察は取り締まりを本格的に強化します。
まとめ:安全第一での運転を
今回の厳格化は、多発する交通事故を抑え込むためのタイ政府の強い意志の表れです。タイで10年以上生活していますが、昔の駐在者は違反が見つかっても「警察官にワイ(合掌)して謝って(チップを渡せば)放免」という時代は終焉に向かっていると感じています。
しかしながら田舎や郊外にいくとまだまだ乱暴な運転や信号無視や交通ルールやマナーを守らない運転も見かけますので郊外へお出かけの際はご注意ください。
著者プロフィール

Keita Satou:バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,700人)をはじめ、複数のSNSで合計7万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。
- ライター紹介:https://enjoy-bkk.com/about/
- Facebook:https://www.facebook.com/thaimlinebkk
出典・参考サイト
- The Thaiger / Thai PBS (2026/04/01)
- The Nation / Royal Thai Police Information Office (2026/04/01)
- Immigration Phetchabun (Driving in Thailand Guide)
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