2026年のタイ訪問外国人が年初から400万人超 日本は国別TOP5から外れる
タイ観光・スポーツ省の最新発表によると、2026年1月1日から2月8日までの外国人入国者数が418万5,291人に達しました。観光収入は約2,070億バーツと推計されていますが、前年同期比では約10%の減少となっています。特に注目すべきは、国別のランキングで日本がトップ5に入っていない点と、春節(旧正月)を控えた中国人観光客の急増です。
国別トップ5:中国が首位独走、日本は圏外
2026年年始からの入国者数ランキング(トップ5)は以下の通りです。
- 1位:中国(569,987人)
ビザ免除措置と春節需要により、直近の週だけでも前週比30%増と急加速しています。 - 2位:マレーシア(377,860人)
陸路国境からの短期旅行者が主力です。 - 3位:ロシア(340,618人)
避寒需要でプーケットやパタヤを中心に長期滞在者が目立ちます。 - 4位:インド(285,767人)
バンコクやパタヤでの結婚式や団体旅行が好調です。 - 5位:韓国(207,357人)
ゴルフや避寒目的の旅行者が安定しています。
残念ながら、タイ観光・スポーツ省の発表によると日本はこのトップ5にはランクインしていません。円安や航空券価格の高止まりが響き、他のアジア諸国に比べて回復の足取りが重い状況が浮き彫りになりました。
直近のトレンド:春節に向けた「中国」の波
2月2日から8日の1週間だけでも、約80万人の外国人がタイに入国しました。特筆すべきは中国人観光客の動きで、この週だけで約15万人が入国しており、春節本番(2月中旬)に向けてさらに街中の中国語率が高まることが予想されます。
まとめ
先日、旅行者のアテンドの為観光地を歩いていると中国語での挨拶ばかりで、むかしのように日本語で声をかけられ機会がめっきり減ったように感じていました。この統計データを見て「日本人はタイに来ていない」というよりは、「他の国の勢いが凄すぎる」という表現が正しいかもしれません。
格安LCCの遅行空港への直行便の増便や新設のニュースも日本人向けというよりは日本の地方によるタイからのインバウンド目的が強く感じます。
私の周りのタイ人は「また日本に行きたい!」という話をよく聞きます。理由はなんでも安いからというのが圧倒的です。安さから脱却せざるおえないタイから日本もインバウンド戦略で学ぶ部分が多いのかもしれません。
この記事を書いた人

keita satou : バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,700人)をはじめ、複数のSNSで合計7万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。
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出典
- Nation Thailand
- Ministry of Tourism and Sports

