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タイのバレンタインデー 日本との違いやルールについて解説

タイのバレンタインデーの習慣や日本との違いを解説する見出しと、ハート型のチョコボックスとバラのイメージ画像
keita satou

タイでも2月14日は日本と同様にバレンタインデーです。
タイ語では「วันวาเลนไทน์(ワン・ワー・レン・タイ)」と呼ばれ、日本同様に恋愛を祝う大切な日です。

しかし、その中身は日本とは異なり、独自の「ルール」や習慣が存在します。
今回はタイ式バレンタインのルールや日本との違いについてまとめました。

タイと日本のバレンタイン:3つの決定的な違い

タイのバレンタインを理解するための、日本との大きな違いは以下の通りです

タイのバレンタインデー(毎年2月14日)

  • 贈り主は「男性から女性へ」が基本
    日本では女性から男性へチョコを贈りますが、タイでは男性から女性へ赤いバラやプレゼントを贈るのが主流です。
  • 主役はチョコではなく「赤いバラ」
    この時期、タイの街中や花市場は赤いバラであふれかえります。バラの価格は通常の5〜10倍に跳ね上がりますが、それでも大きな花束を贈ることが愛情の証とされています。
  • 「ホワイトデー」は存在しない
    タイには3月14日にお返しをする習慣がありません。2月14日当日に互いの愛を伝え合い、その日で完結します。
  • 屋台の花屋が増加
    道端のいたるところに花の屋台が出現します。バラの花束は少しプレミア価格がつく可能性もあります。
  • 義理チョコは存在しない
    タイには会社や学校で男性の友人にとりあえず配るような義理チョコ文化は存在しません。

また近年ではLGBTQの普及により性別を問わずお互いにプレゼントする習慣もあります。

タイ独自のユニークな習慣

商業的なイベントとしてだけでなく、タイでは社会的・宗教的な側面も強く見られます。

1. 「愛の地区」バンラック区での入籍ラッシュ

バンコクのバンラック区(Bang Rak)は、その名がタイ語で「愛の村」と同じ響きを持つことから、バレンタインデーに入籍(婚姻届の提出)をするカップルの聖地となっています。毎年、豪華な賞品を求めて早朝から長蛇の列ができるのが恒例です。

2. 学生たちの「ハートのシール貼り」

タイの学校では、生徒たちが互いの制服に赤いハートのシールを貼り合う光景が見られます。好きな人だけでなく、友人や先生にも「親愛の情」として貼り、シャツがシールで真っ赤になっている学生ほど人気者の証とされています。

3. トリムルティへの恋愛祈願

シングルの人は、セントラルワールド前のトリムルティ(恋愛の神様)へ参拝に訪れます。9本の赤いバラ、赤い線香、赤いロウソクを捧げてお祈りをするのがタイ式の定番スタイルです。

恋愛のパワースポット
タイ旅行で行っておきたいパワースポット 恋愛の神様プラ・トリムーラティ(トリムルティ)
タイ旅行で行っておきたいパワースポット 恋愛の神様プラ・トリムーラティ(トリムルティ)

まとめ

タイのバレンタインは、日本のような「義理チョコ」をはじめとする義務感よりも、もっと情熱的で、それでいてスピリチュアルな雰囲気があります。

最近ではジェンダー平等の意識から、女性から男性へ、あるいはカップルでお互いに贈り合うスタイルも定着してきました。

日本人の感覚だと「3月にお返しをすればいいや」と考えがちですが、タイ人パートナーがいる方は要注意です。ホワイトデーという概念がないため、2月14日をスルーしてしまうと、相手をガッカリさせてしまうかもしれません。1輪のバラでも良いので、当日中に感謝や愛を伝えるのがタイでのスマートなルールです。

この記事を書いた人

タイムラインバンコク編集部keitasatouのアイコン

keita satou : バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,700人)をはじめ、複数のSNSで合計7万人以上のフォロワーを抱える。

出典

  • The Thaiger
  • Nation Thailand

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about me
Keita Satou
Keita Satou
タイ在住ライター
タイ在住ライター バンコク在住10年以上。旅行ライセンスの持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォロワー1700人)や複数のSNS(総フォロワー7万人以上)を運営する。日本のテレビ・メディア取材経験多数あり。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
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