巨大キングコブラが4時間車に立てこもり確保。SNSでは意外な理由でバズり中
2026年2月6日、タイ南部パンガー県にて、巨大なキングコブラが乗用車のエンジンルームに入り込む騒動が発生しました。
威嚇を続ける蛇の王者に対し、専門チームが4時間にわたる激闘の末にキングコブラを確保。現場は騒然となりました。
その一方でSNSでは意外な盛り上がりを見せています。
出典:パンガー市防災局
事件の概要:白昼の路上でコブラが威嚇
事件が起きたのは2月6日の午後1時30分頃、パンガー市内の学校付近でした。
一般市民の乗用車の下に巨大なキングコブラ(南部方言で「ボンラ」)が潜り込んでいるのが発見されました。
コブラはエンジンルームの隙間に潜り込んだだけでなく、車の前部で鎌首を高くもたげ、フードを開けようとする人々に激しく威嚇を繰り返したため、素人の手には負えない状況となりました。
専門チームと「ハンター」の出動
パンガー市の防災担当チームが出動しましたが、あまりの大きさと攻撃性に、通常の捕獲は困難と判断されました。
その後、車両をレッカーで消防署まで移動させ、地元で有名なキングコブラハンター「バンヤー・ボンラキングス」氏のチームが合流しました。
4時間の死闘、ついに捕獲
捕獲作業は午後1時30分から午後5時30分まで、約4時間に及びました。
狭いエンジンルームからコブラをおびき出し、首を押さえるために高度なテクニックを駆使。ついに捕獲に成功した瞬間、周囲の見守っていた人々からは大きな安堵の歓声が上がりました。
タイ人の関心は宝くじの「ラッキーナンバー」へ
タイでは「蛇が家や車に入るのは幸運の前触れ」とされることが多く、今回もSNSや現場では次回の宝くじに向けたナンバーが話題となっています。
- コブラが潜んでいた車のナンバー:บล 963 チュムポーン
- 救助・検分車のナンバー:บต 6787
- 注目されている数字:4(激闘時間)、6269(発生日 2026/2/6)
キングコブラ
全長(長さ)
平均的な大きさ: 成体で約3m〜4mほどです。
最大記録: 過去には5.85mという記録(ロンドン動物園で飼育されていた個体など)があり、6m近くに達することもあります。
特徴: 毒ヘビの中では世界で最も長く、威嚇(いかく)の際に体の前部を地面から持ち上げると、大人の胸元や目線の高さにまで達することがあります。
- 体重(重さ)平均的な重さ: 通常は6kg〜10kg程度です
重量級の個体: 体が太く成長した大型の個体では、15kg〜20kgに達することもあります。
- 他のヘビとの比較:毒を持たないヘビ(アミメニシキヘビやアナコンダなど)は全長10m、体重100kgを超えることがありますが、毒ヘビに限定すればキングコブラが世界最大です。
インドや東南アジアの熱帯雨林に生息しており、その巨体と強力な毒、そして「他のヘビを食べる」という習性から、生態系の頂点に近い存在として恐れられています。
まとめ
巨大コブラが車に立てこもるという、タイ南部ならではの衝撃的なニュースでした。
負傷者が出なかったのが何よりですが、もしご自身の車にヘビが入り込んだ場合は、決して自分で対処しようとせず、速やかに警察(191)や救助隊へ連絡してください。
この記事を書いた人

keita satou : バンコク在住10年以上。旅行ライセンスの持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォロワー1700人)や複数のSNS(総フォロワー7万人以上)を運営する。
出典
- The Thaiger
- Sanook News
- งานป้องกันฯเทศบาลเมืองพังงา

