タイ国際航空 5月1日から燃油サーチャージ2倍超に 従来より往復約3万円以上の値上げ
タイ国際航空(Thai Airways / THAI)は、
2026年5月1日発券分より日本路線の燃油サーチャージ(Fuel Surcharge)を大幅に引き上げると発表しました。
報道によると、エコノミークラスで片道約140〜142ドル、
ビジネス・ファーストクラスでは170ドル前後〜200ドル超の水準とされており、
いずれも従来の2倍超となります。
4月30日(木)までに発券した航空券には旧サーチャージが適用されるため、
5月以降の日本–タイ間の移動を予定している方は今すぐ確認が必要です。

⚠️ 免責事項:本記事は各報道情報をもとに2026年4月28日時点でまとめたものです。
燃油サーチャージはドル建てのため発券時の為替レートにより金額が変動します。
最新情報は必ずタイ国際航空公式サイトでご確認ください。
円・バーツ換算は1ドル=約160円・1バーツ=約5円(2026年4月28日時点)を使用しています。
この記事のポイント
- 5月1日発券分から燃油サーチャージが大幅増額・従来の2倍超
- エコノミー片道約140〜142ドル(約22,400〜22,700円/約4,620〜4,680バーツ)
- ビジネス/ファースト片道170ドル前後〜200ドル超(約27,200円〜/約5,600バーツ〜)
- 4月30日までの発券なら旧サーチャージ(エコノミー約55ドル)が適用
- 対象は成田・羽田・関西・名古屋・福岡・札幌(新千歳)発着の全TG便
- 予約変更・再発券・特典航空券(マイル利用)も5月以降は新サーチャージ適用
1. 改定内容:いくら上がるのか
報道によると、2026年5月1日以降に発券される航空券から
以下の新しい燃油サーチャージが適用されます。
金額は米ドル建てのため、発券時の為替レートにより多少前後します。
エコノミークラス(片道)
- 4月まで:約55ドル(約8,800円/約1,815バーツ)
- 5月から:報道によると約140〜142ドル(約22,400〜22,700円/約4,620〜4,680バーツ)
- 往復での増加分:約1.4万円→約4.5万円へ(燃油部分のみ)
ビジネスクラス(Royal Silk)・ファーストクラス(片道)
- 4月まで:約80ドル(約12,800円/約2,640バーツ)
- 5月から:報道によると170ドル前後〜200ドル超(約27,200円〜/約5,600バーツ〜)
※これらはあくまで燃油サーチャージ部分のみの金額です。
基本運賃・空港税・その他諸税が別途加算されます。
メディアによって140ドル・142ドルと表記の揺れがありますが、
いずれも「従来より大幅に上乗せされた水準」という点では一致しています。
2. 対象路線
バンコク(スワンナプーム)発着の以下の全TG便が対象です。
- 東京(成田・羽田)
- 大阪(関西)
- 名古屋(中部)
- 福岡
- 札幌(新千歳)
3. なぜこれほど上がるのか
背景にあるのは世界的な航空燃料価格の急騰です。
中東情勢の緊迫化(ホルムズ海峡の封鎖リスク等)を受け、
シンガポールケロシン価格が短期間で急騰しました。
タイ国際航空はすでに3月時点で
一部路線の運賃を10〜15%値上げしており、
今回の燃油サーチャージ増額は第2弾のコスト転嫁といえます。
報道によると、タイ国際航空は
「予期せぬ燃料費の高騰に対応するための措置」と説明しており、
将来の燃料価格動向に応じてさらに調整する可能性もあるとしています。
4. 今すぐ確認すべき3つのポイント
①4月30日までの発券で旧サーチャージが適用
5月以降の日本–タイ間の移動を予定しており
まだチケットを購入していない場合は、
4月30日(木)の深夜までに発券を完了させることを強くおすすめします。
5月1日以降の発券では、エコノミー往復だけで
燃油サーチャージ分が約3万円以上増加します。
②予約変更・再発券にも注意
すでにチケットを持っている場合でも、
5月1日以降に日付変更などで再発券(Reissue)が必要になった場合、
新しい燃油サーチャージが適用され差額を徴収される可能性があります。
変更予定がある方は4月中に手続きを完了させてください。
③特典航空券(マイル利用)も対象
タイ航空のマイレージ「ロイヤルオーキッドプラス」などで
無料航空券を予約する場合も、
燃油サーチャージは現金で別途支払う必要があります。
5月以降の発券では支払額が大幅に増えるため、
マイル利用を検討中の方も今すぐ発券することを推奨します。
よくある質問(Q&A)
Q. すでに購入済みのチケットにも影響はありますか?
A. 4月30日以前に発券済みのチケットには
新しいサーチャージは適用されません。
ただし5月1日以降に日付変更などで再発券が必要になった場合は
新サーチャージが適用される可能性があります。
Q. 他社と比べてどうですか?
A. タイ・エアアジアXも燃料高騰を受けて減便・サーチャージ増の傾向にあります。
JAL・ANAなど日系航空会社や
台北・ソウル・シンガポール経由の乗り継ぎ便との
総額比較がこれまで以上に重要になっています。
Q. 今後さらに値上がりする可能性はありますか?
A. タイ国際航空は「燃料価格動向に応じてさらに調整する可能性がある」としています。
中東情勢が落ち着かない限り、
燃油サーチャージが引き下げられる見通しは
現時点では立っていません。
まとめ:「燃油代だけで格安航空券1枚分」の時代に
これまでの「数千円」というレベルではなく、
燃油サーチャージだけで格安航空券1枚分に近い金額になってきました。
特に家族での一時帰国を予定されている方には、
この数日間の発券タイミングの差が家計に大きく響きます。
タイ・ベトジェットの福岡線運休・
エアアジアXの日本線減便に続き、
今回のタイ航空の燃油サーチャージ大幅増と、
タイ発着の日本路線は全体的にコストが上昇する局面に入っています。
「確実に飛ぶ便を・早めに・安く確保する」ことが
これまで以上に重要な時期です。
タイ発着便の大規模減便まとめ・
エアアジアX 日本線減便情報もあわせてご確認ください。
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著者プロフィール

Keita Satou:バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,700人)をはじめ、複数のSNSで合計7万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。
- ライター紹介:https://enjoy-bkk.com/about/
- Facebook:https://www.facebook.com/thaimlinebkk
出典・参考サイト
- Nation Thailand – Thai Airways fuel surcharge(2026/04/27)
- ASEANNOW – Thai Airways raises fuel surcharges to Japan routes(2026/04/27)
- Scandasia – Thai Airways lifts ticket prices amid soaring fuel costs(2026/04/27)
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