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外国人女性がビキニ姿で寺院の祭りに参加、ネットで大議論し炎上

プーケットの寺院(ワット・チャロン)の夜祭りで、ビキニトップ姿の外国人女性2人が踊っているアニメーション風イラスト。周囲にはスマートフォンで撮影する男性や、腕組みをして不快そうな表情の年配男性など、地元のタイ人たちの冷ややかな反応が描かれている。背景には寺院の建物、花火、ランタンが見える。画像上部に赤字で「外国人女性がビキニ姿でプーケットの寺院の祭りに参加」、黒字で「タイのネットで大論争」というテキストが配置されている。右下にAI IMAGEのロゴがある。
keita satou

2026年2月17日、プーケットを代表する神聖な場所である「ワット・チャロン(チャロン寺院)」で開催されていたお祭りが、現在タイのネット上で激しい炎上騒動に発展しています。原因は、寺院の敷地内に現れたビキニ姿の外国人女性2人です。

地元住民の怒りと、それに対するネット上の反論がぶつかり合い、タイの伝統文化と観光客のマナーの境界線を巡って大きな議論を呼んでいます。

舞台となったお寺

「ワット・チャロン」の呼び名で親しまれている正式名称「ワット・チャイタララーム」
出典:タイ国政府観光庁

「ワット・チャロン」の呼び名で親しまれている正式名称「ワット・チャイタララーム」は、プーケットで最も信仰を集めているタイ式仏教寺院。プーケット・タウンの南西約8kmのところにあります。

この寺院には、1876年にアンイーと呼ばれる錫採掘者が反乱を起こした際に、地元の村人たちを救った高僧らの像が安置されています。高僧らは今でも地元の人々から絶大な信仰を集めており、彼らの像の全身には、参拝に訪れた人が寄進した金箔がびっしりと貼り付けられています。プーケットの市内観光で訪れておきたいスポットのひとつです。

出典:タイ国政府観光庁

1. 騒動の概要:タイ人男性が「出て行け!」と激昂

問題となった動画

事件は、お祭りで賑わう寺院の敷地内で、ビキニ姿の女性たちが参加している様子をタイ人男性が撮影したことから始まりました。

  • 激しい追放:動画の中で男性は、女性たちに対し「出て行け!(Go out! Get out!)」と激しく叫び、会場から立ち去るよう促しました。
  • 女性たちの反応:2人の女性が撮影をやめるよう男性に求める
  • 現場の混乱:撮影された女性たちは困惑し、怒った様子を見せながらもその場を立ち去ったと報じられています。
  • 物議を醸した服装:神聖な寺院の敷地内における「ビキニ」という極端な露出が、地元住民の感情を逆撫でする形となりました。

2. 議論のポイント:
タイのネット上での賛否両論

このニュースに対し、タイのネット上では意見が真っ二つに分かれ、大議論となっています。

  • 批判的な意見:「タイの寺院を訪れる際は肌を露出しないのが常識。文化を尊重すべき」「お祭りの会場とはいえ寺院の敷地内であり、ビキニは明らかに不適切だ」という声が多数を占めています。
  • 撮影者への疑問:一方で、「文化の違いを知らないだけかもしれないのに、大声で怒鳴りつけるのは失礼」「冷静にマナーを説明すべきだった」という冷静な対応を求める声も上がっています。
  • 柔軟な解釈:「彼女たちは本堂に入ったわけではなく、屋外の広場にいただけなので、もう少し寛容になっても良いのでは」という意見も議論に油を注いでいます。
  • 盗撮疑惑:そもそも女性を無断で撮影する行為自体が盗撮行為では?との声も

3. 背景:
繰り返されるドレスコード問題とマナーの欠如

タイでは観光客によるドレスコード問題が後を絶たず、同様のトラブルが頻発しています。

  • 過去の事例:2026年1月にも、チェンマイの寺院外でビキニ姿で日光浴をしていた観光客が問題になったばかりでした。
  • 寺院のルール:タイの寺院(敷地内を含む)では、伝統的に肩や膝を隠す服装が求められます。
  • 現在の課題:観光客がルールを十分に理解していないケースや、地元住民とのコミュニケーション不足が大きな課題となっています。

まとめ

今回のプーケットでの騒動、男性が激昂した背景には、タイ人にとって寺院がいかに「犯してはならない聖域」であるかという強い想いがあります。過去に日本人が寺院での不適切な服装で炎上した過去もあります。

一方で、感情的な衝突は観光地としてのイメージにも影響を与えかねません。

バンコク在住の皆様や旅行者の皆様へ。お祭りであっても、寺院の名称がつく場所はすべて信仰の場であることを意識してください。

たとえビーチに近いエリアであっても、寺院周辺ではビキニや過度な露出は絶対に避けるべきです。トラブルを未然に防ぐためにも、上着やストールを常に持参し、現地の文化に敬意を払った服装を心がけるのが「大人のタイ旅行」の鉄則です。


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この記事を書いた人

タイムラインバンコク編集部keitasatouのアイコン

keita satou : バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとして活動。Facebook等SNSで合計7万人以上のフォロワーを抱える。

出典

  • The Thaiger
  • タイ国政府観光庁
about me
Keita Satou
Keita Satou
タイ在住ライター
タイ在住ライター バンコク在住10年以上。旅行ライセンスの持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォロワー1700人)や複数のSNS(総フォロワー7万人以上)を運営する。日本のテレビ・メディア取材経験多数あり。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
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