タイの半額セール「タイ チュアイ タイ」が5月より第2フェーズへ 3000品目 オンラインクーポン・金曜セールが追加
4月1日にスタートしたタイ政府の生活費支援キャンペーン
「タイ・チュアイ・タイ(ไทยช่วยไทย / Thai Help Thai)」が、
5月より第2フェーズ(タイ・チュアイ・タイ・プラス)へ拡大します。
対象商品は当初の1,000品目から3,000品目以上に増え、
オンラインクーポン・郡役所での金曜セール・移動販売車など
新たな施策が加わります。
前回記事(タイ チューアイ タイ 4/1からの半額セール 参加方法と購入方法について)では
4月1日開始の基本情報をまとめました。
この記事では5月からの新施策と変更点を中心に解説します。
この記事のポイント
- 対象商品が1,000品目→3,000品目以上に拡大・割引率は最大58%
- 5月から郡役所で毎週金曜日に割引販売が全国展開
- SME商品オンライン販売支援・100バーツ割引クーポン50万枚を配布
- 遠隔地には移動販売車(タイ・チュアイ・タイ・プラス)が訪問
- 在タイ日本人・旅行者も引き続き利用可能(ID提示・事前登録不要)
- 現在燃料危機の影響で物価の上昇が続く
- タイの1世帯あたりの生活費が月3,317バーツ増加という深刻な背景がある
1. なぜ第2フェーズへ拡大するのか
タイ政府が今回の拡大に踏み切った背景には、
生活費の急激な上昇があります。
2026年4月の分析では、
タイの1世帯あたりの生活コストが月平均3,317バーツ(約1.4万円)増加しており、
多くの家庭が限界に達しています。
直接の原因は中東情勢の緊迫化による燃料価格の急騰です。
ディーゼル価格が1リットル50バーツに迫る水準まで上昇し、
物流コストが跳ね上がったことで、
あらゆる商品の値段が連動して上がっています。
さらにタイ商工会議所は
2026年のGDP成長率が2%を下回る可能性を警告しており、
政府として消費を刺激する緊急対策が必要な状況です。
2. 第2フェーズの主な変更点
①対象商品が3,000品目以上に拡大
4月1日開始時点では生活必需品1,000品目以上が対象でしたが、
第2フェーズではハウスブランド・セカンドブランドを含む3,000品目以上に拡大。
割引率は25〜58%で、対象の主なカテゴリは以下の通りです。
- 日用品:シャンプー・洗剤・石けん・歯磨き粉・トイレットペーパー(最大58%引)
- 食品:米・砂糖・ナンプラー・植物油・調味料・インスタント麺・缶詰(最大25%引)
販売網も拡大し、モダントレード約4,500支店に加え、
地方小売・卸約300店でも購入できるようになります。
②郡役所で毎週金曜日に割引販売(全国878カ所)
5月1日以降、タイ全国878カ所の郡役所で
毎週金曜日に生活必需品の割引販売が実施されます。
Thai PBSによると、すでに約660カ所が参加準備を進めています。
バンコク在住の方には直接関係は薄いですが、
タイ人スタッフや地方出身の同僚には
非常に大きな関心事となるでしょう。
③オンラインクーポン100バーツ×50万枚を配布
5月から、SME商品をオンラインで購入する際に使える
100バーツ割引クーポンを50万枚配布します。
対応プラットフォームは以下の通りです。
- Thailand Postmart
- Shopee
- Lazada
- LINE
- TikTok
SME出品者への販売手数料(GP)免除・配送費補助もセットで実施されます。
バンコクにいながらタイ地方のSME商品を
割安で購入できるルートが開くことになります。
④移動販売車が遠隔地に訪問(全国3,800台規模)
スーパーや市場へのアクセスが難しい遠隔地向けに、
移動販売車「รถพุ่มพวง」を全国3,800台規模で活用する計画です。
バイク型には月1,500バーツ、自動車型には月3,000バーツの
燃料支援も行われます。
タイ人従業員の地元家族にも恩恵が及ぶ施策です。
3. 引き続き利用できる主要スーパー・店舗
4月から引き続き、バンコク在住の日本人が
日常的に利用しやすい店舗での購入が可能です。
「Thai Help Thai / ไทยช่วยไทย」の赤いロゴが目印です。
- Lotus’s(ロータス):スクンビット50(オンヌット)・ラマ4世通り等
- Big C(ビッグC):エカマイ店・オンヌット店等・ラマ4世通り等
- Makro(マクロ):トンロー・スクンビット71(プリディ・パノムヨン)等
- Gourmet Market:エンポリアム(Soi 24)・エムクオーティエ(Soi 35)・エムスフィア(Soi 22)・ターミナル21アソーク等
- Tops / Tops Food Hall:ロビンソン(Soi 19)・ターミナル21・エムクオーティエ・センチュリーオンヌット等
- Foodland(フードランド):スクンビットSoi 5・Soi 16・トンロー(8 Thonglor)等
- 7-Eleven(セブンイレブン):エリア内全域各店舗
- Watsons(ワトソンズ):ターミナル21・エムクオーティエ等
4. 在タイ日本人・旅行者が知っておくべきこと
第2フェーズでも利用ルールは変わりません。
- 対象者:制限なし(在タイ日本人・旅行者も利用可能)
- ID提示:不要
- 事前登録:不要
- 購入方法:対象商品の「ไทยช่วยไทย」赤いロゴを探してレジへ持っていくだけ
ただし、全商品が対象ではありません。
主に生活必需品・ハウスブランド・セカンドブランド・SME商品が対象です。
日本人がよく購入する輸入食品や日系ブランド商品は
対象外の場合がほとんどですのでご注意ください。
実用的には「米・油・洗剤・シャンプー・缶詰・即席麺などの日用品節約策」
として活用するのが現実的です。
よくある質問(Q&A)
Q. 4月から変わったことは何ですか?
A. 主な変更点は3つです。
①対象商品が1,000品目から3,000品目以上に拡大、
②5月から郡役所での毎週金曜セールが追加、
③オンラインクーポン100バーツ×50万枚の配布が始まります。
スーパーでの購入方法・利用ルールは変わりません。
Q. オンラインクーポンは日本人でも使えますか?
A. 詳細な利用条件は各プラットフォームの発表を確認してください。
Shopee・Lazada・LINEなど日本人が普段使うアプリでも
配布される予定ですが、タイ国内のアカウントが必要な場合があります。
5月以降の公式発表をお待ちください。
Q. キャンペーンはいつまで続きますか?
A. 第1フェーズは2026年5月31日までの予定です。
第2フェーズの終了時期については
現時点で公式発表がないため、
商務省の公式サイトで最新情報をご確認ください。
まとめ:生活費が上がり続けるタイで使える節約策
4月から開始されているタイチュアイタイの制度ですが、スーパーやコンビニに行ってもイマイチ効果が実感できませんでした。5月からのフェーズ2で目に見える効果を期待したいものです。一方で大企業優遇などの声もSNSでは上がっており、小規模や個人の商店にも価格で反映できるようにすべきとの声も上がっています。
しかしながら、燃料高騰・物価上昇が続くタイで、
政府が「タイ・チュアイ・タイ」をさらに強化と修正をしてきた点は素直に評価したいものです。3,000品目への拡大・オンラインクーポン・金曜セールと施策の幅が広がり、使い勝手も上がっています。
駐在員の方は日常の買い物でロゴを確認するだけで節約できます。
タイ人スタッフへの情報共有もおすすめです。
旅行者の方もスーパーでの買い物時に
赤いロゴを探してみてください。
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著者プロフィール

Keita Satou:バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,700人)をはじめ、複数のSNSで合計7万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。
- ライター紹介:https://enjoy-bkk.com/about/
- Facebook:https://www.facebook.com/thaimlinebkk
出典・参考サイト
- Bangkok Post – Ministry reveals new strategies(2026/04/24)
- タイ商務省公式 – 5政策発表(2026/04/23)
- Thai PBS – 金曜セール・郡役所展開(2026/04)
- Thansettakij – タイ・チュアイ・タイ・プラス移動販売(2026/04)
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