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タイの屋台で店員が包丁で足の爪の手入れをする観光客が撮影し動画が大炎上

タイの屋台で店員が包丁で足の爪を手入れする様子、SNSで話題になった動画のイメージインセット部分の出典:The Thaiger
keita satou

タイの屋台で、店員が調理用の包丁を使って自分の足の爪を手入れしている様子が撮影され、動画が大きな話題になっています。撮影したのはロシア人観光客で、Instagramに投稿された動画は10月28日の報道時点で82万回以上再生されました。批判の声は主にロシア語圏のSNSユーザーから寄せられており、タイの屋台料理(ストリートフード)の衛生管理について改めて注目が集まっています。

動画には何が映っていたのか

調理用の包丁を手に持ち、足の爪の間を掃除するような行為をしていました。これを目撃したロシア人観光客が撮影し、Instagramに投稿
出典:The Thaiger

報道によると、動画に映っているのはタイ国内の食品販売店で働く店員です。調理用の包丁を手に持ち、足の爪の間を掃除するような行為をしていました。これを目撃したロシア人観光客が撮影し、Instagramに投稿しました。

投稿者はロシア語で、
「果物を切ってほしい人はいる? ちょうど包丁が空いたところだけど」
と皮肉を込めたコメントを添えていました。

ここで重要なのは、動画の内容から包丁を足の爪に使っていたことは確認できるものの、その包丁をその後そのまま果物などの食品に使用したかどうかは確認されていないという点です。投稿者の「果物を切ってほしい人は?」というコメントも、実際にその店員が果物を販売していたことを示す証拠ではありません。

ロシア語圏のSNSで批判が殺到

報道によると、動画を見たロシア語圏のSNSユーザーからは、衛生状態を疑問視する声が相次ぎました。

  • 「正確な場所を教えて。近づかないようにしたい」
  • 「見た後の気持ちをどう説明してよいか分からない」
  • 「自分で果物をむいて切るために、包丁を用意する方が安心だ」
  • 「調理場を見ないようにしている。こうした場面を見てしまうから」

とくに最後のようなコメントは、一店舗の問題からタイの飲食店全体への不信感に広がっていることを示しています。ただし、これらは投稿に寄せられた一部のコメントであり、ロシア人観光客全体の意見を示す調査結果ではありません。

発生場所はどこなのか

報道時点では撮影場所は特定されていません。都市名や店舗名、詳しい住所は公表されておらず、バンコクやパタヤ、プーケットなど特定の地域で起きた出来事とは断定できません。店舗関係者からの説明や、保健当局による立ち入り検査・行政処分の有無についても確認されていません。

衛生面で何が問題なのか

この行為が問題視されるのは、調理器具を食材以外の身体の一部に使用したことで、細菌や汚れが食品へ移る「交差汚染(クロスコンタミネーション)」の危険が生じるためです。足の爪の周囲には、皮膚の常在菌や土・ほこりなどの汚れが付着している可能性があります。その包丁を十分に洗浄・消毒せずに食品に使用すれば、食品が汚染されるおそれがあります。とくに、切った後に加熱しない果物や野菜では注意が必要です。

ただし、今回の動画から特定の病原菌が検出されたわけではなく、実際に食中毒が発生したという報告も確認されていません。

タイの食品衛生に関する規則

タイには2018年制定の「食品販売施設の衛生に関する省令」があり、食品販売施設に対して調理器具を清潔で安全な状態に保ち、適切に洗浄・消毒し、食品への汚染を防ぐことを求めています。食品を扱う人の身体・衣服の清潔さや、適切な衛生管理も規定されています。今回の行為は、こうした食品衛生の基本原則に反する可能性が高いと考えられますが、当局の調査や行政処分が確認されていないため、「違反が確定し、罰金が科された」と断定することはできません。

タイの屋台料理は危険なのか

今回の行為は衛生管理上、不適切と考えられます。しかし、ひとつの動画をもとに、タイの屋台全体が不衛生だと結論づけることも適切ではありません。タイ保健省は、食品を扱う従業員に対して、手洗いや調理器具の清潔な管理、食品に触れる際の適切な衛生習慣を繰り返し呼びかけています。

旅行者・在住者へのポイント

日本人旅行者や在住者が屋台を利用する際は、以下の点を確認すると安心です。

  • 調理器具や作業台が清潔に管理されているか
  • 食品が適切に保管されているか
  • 調理済み食品を素手で不用意に扱っていないか
  • 生の食材と調理済み食品が分けて扱われているか

不安な場合は、加熱された食品を選ぶ、自分で果物の皮をむいて食べるなどの対策も有効です。

タイの大手メディアの報道をもとにまとめています。

まとめ

タイの屋台で、店員が調理用の包丁を使って足の爪を手入れする様子を撮影した動画が、ロシア人観光客によってInstagramに投稿され、82万回以上再生されました。批判の声は主にロシア語圏のSNSから寄せられており、タイの屋台料理の衛生管理が改めて注目されています。撮影場所は特定されておらず、包丁がその後食品に使われたかどうかも確認されていません。

FAQ

この動画はどこで撮影されたのですか?

報道によると、撮影場所は特定されていません。都市名や店舗名は公表されておらず、特定の地域で起きた出来事とは断定できません。

その包丁で実際に食品を調理・販売したのですか?

報道によると、その包丁をその後食品に使用したかどうかは確認されていません。投稿者のコメントも、実際の提供を示す証拠ではないとされています。

この一件でタイの屋台料理は危険だと言えますか?

報道によると、今回の行為は衛生管理上不適切と考えられますが、一つの動画からタイの屋台全体が不衛生だと結論づけることは適切ではないとされています。

店舗は行政処分を受けたのですか?

報道によると、保健当局による立ち入り検査や行政処分の有無は確認されていません。

出典・参考サイト


著者プロフィール

タイムラインバンコク編集部keitasatouのアイコン

Keita Satou:バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,900人)をはじめ、複数のSNSで合計8万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。

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Keita Satou
Keita Satou
タイ在住ライター
バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,900人)をはじめ、複数のSNSで合計8万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。
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