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【タイ】体感温度「60℃」到達の恐れ。政府が公式に警告

タイ政府が体感温度(暑さ指数)60℃到達の恐れを警告するニュースサムネイル。ヘッドセットを装着し、汗を流しながら「体感60度超えてますよ!」と語る男性のマンガ風AI生成画像。
keita satou

2026年4月上旬、タイを猛烈な熱波が襲っています。SNSで拡散されていた「暑さ指数(体感温度)が60℃に達する」という情報は、デジタル経済社会省(DE)と気象局(TMD)によって「事実である」と公式に認定されました。

実際の気温が60℃になるわけではありませんが、高湿度との組み合わせにより、人間の体が受けるダメージは過去最悪レベルになると予測されています。

バンコクの天気予想
出典:日本気象協会
バンコクの天気予想
出典:日本気象協会

1. 「暑さ指数60℃」が意味する本当の怖さ

暑さ指数(Heat Index)とは、気温に「湿度」を加味した「人間が実際に感じる熱さ」の指標です。タイの公式基準では以下のように分類されています。

暑さ指数の警戒レベル(タイ基準)

  • 42.0〜51.9℃:危険(Danger)
    熱中症、熱けいれん、熱虚脱の恐れが強い。
  • 52.0℃以上:極めて危険(Very Dangerous)
    熱射病(日射病)のリスクが非常に高い。

今回予報されている「60℃」は、この最高警戒レベルを大きく上回る数値です。昨年は59.5℃を記録した地点で21名が亡くなっており、今年はそれを超える被害が懸念されています。

2. 特に警戒が必要な「高リスク群」

健康な成人であっても危険ですが、特に以下の条件に当てはまる方は、昼間の屋外活動を原則として避けてください。

  • 高齢者、子供、妊婦: 体温調節機能が弱いため。
  • 慢性疾患(心臓病、糖尿病等)のある方: 循環器系への負担が致命的になる場合があります。
  • 特定の薬を服用中の方: 血圧降下剤、利尿剤、抗うつ薬などは発汗や血流に影響を与えます。
  • 屋外労働者・ゴルファー: 直射日光下での長時間の活動は命に関わります。

3. 熱中症予防「タイ生活・観光術」

政府および保健当局が推奨する具体的な防衛策をまとめました。ソンクラーン(タイ正月)に向けて外出が増える時期ですが、以下のガイドラインを徹底してください。

猛暑を生き抜く5つの鉄則
  • 魔の時間帯(13時〜16時)を避ける: この時間帯の徒歩移動やゴルフ、屋外観光は原則中止を推奨。
  • 喉が渇く前に水を飲む: 1日グラス8杯以上を目安に。アルコールや甘い飲料は脱水を促進するためNG。
  • バンコク都の「避暑シェルター」を活用: 都内50区、計255カ所に冷房完備のクーリングセンターが無料開放されています。
  • 服装と直射日光対策: 軽い素材の服を選び、外出時は帽子・日傘を必ず使用してください。
  • 一人で出歩かない: 異変(めまい、意識混濁)が起きた際に助けを呼べるよう、単独行動は避けてください。

まとめ:タイの季節や寒暖差について

例年この時期は猛暑のタイですが、今年の暑さも一段とひどい気がします。冷房の効いた部屋からの寒暖差に十分注意してください。また旅行者の方は日本との気温が20度以上違うエリアもありますので持参する服などもご注意ください。なにより観光は無理せず、適度な水分補給と休憩をおすすめします。

春休みやGWなどの観光シーズンですが、この時期のタイが一番暑い季節というのを知っておくと便利です。逆にタイ人の人はソンクラーン(タイの正月)休暇を利用して、気候の良い日本への旅行が流行しています。


著者プロフィール

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Keita Satou:バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,700人)をはじめ、複数のSNSで合計7万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。

出典・参考サイト

  • Bangkok Post / The Nation (2026/04/04)
  • Thai Meteorological Department (TMD) Official Alert
  • Ministry of Digital Economy and Society (Anti-Fake News Center)

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about me
Keita Satou
Keita Satou
タイ在住ライター
タイ在住ライター バンコク在住10年以上。旅行ライセンスの持つタイ法人の社員のかたわらライターも行う。タイ在住日本人向けのメディアとタイ人向けメディアを運営。Facebook(フォロワー1700人)や複数のSNS(総フォロワー7万人以上)を運営する。日本のテレビ・メディア取材経験多数あり。職業柄、各業界のタイの裏話を聞くことも多数あるそう。
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