【バンコク】ワット・ポー(ねはん寺)タイ旅行におすすめ 涅槃像が世界的に有名なお寺
その名の通り、巨大な涅槃仏(寝釈迦仏)で世界的に有名な寺院です。はじめてのタイ旅行の方をだけでなくタイに来たら一度は行っておきたい観光名所です。
タイ古式マッサージの総本山としても知られ、観光客でも気軽に本格的なマッサージを体験できる場所としても人気を集めています。チャオプラヤー川の近くバンコクの旧市街地に位置します。
ワット・ポーの最大の魅力である涅槃仏の見どころから、タイ古式マッサージの体験方法、アクセス、服装の注意点まで、ワット・ポーを最大限に楽しむための情報を徹底的に解説します。バンコクを訪れるなら、ワット・ポーは絶対に外せないスポットです!



ワット・ポー(涅槃寺院)とは?
ワット・ポーは、正式名称を「ワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラーム・ラーチャワラマハウィハン」といい、バンコクで最も古く、最大の寺院の一つです。1782年にラーマ1世によって建立され、その後も歴代の王によって増改築が行われてきました。
この寺院が「涅槃寺院」と呼ばれるのは、本堂に安置されている全長46メートルもの巨大な涅槃仏に由来します。また、タイ古式マッサージの知識が石碑に刻まれており、タイ医学の最高学府としての役割も果たしてきました。
ワット・ポーの見どころ

見どころ①:全長46m!黄金に輝く巨大な涅槃仏
ワット・ポーの最大のハイライトは、本堂に横たわる黄金の涅槃仏です。その全長は46メートル、高さは15メートルにも及び、その巨大さと荘厳さに誰もが圧倒されるでしょう。涅槃仏は、仏陀が悟りを開き、涅槃に入るときの姿を表しています。
特に注目すべきは、涅槃仏の足の裏です。螺鈿細工(らでんざいく)で施された108の煩悩を表す絵柄が描かれており、仏教の世界観を視覚的に表現しています。本堂を一周しながら、この足の裏の細やかな装飾もぜひじっくりと観察してみてください。

見どころ②:タイ古式マッサージの総本山
ワット・ポーは、タイ古式マッサージの技術が生まれた場所としても有名です。寺院内にはワット・ポー・マッサージスクールがあり、観光客でも気軽に本格的なタイ古式マッサージを体験することができます。
歩き疲れた体を癒すのに最適で、多くの観光客が利用しています。マッサージのコースや料金は受付で確認できますが、一般的には30分〜1時間程度のフットマッサージや全身マッサージが人気です。


見どころ③:美しい仏塔群と精巧な装飾
涅槃仏だけでなく、ワット・ポーの広大な敷地内には、色とりどりの美しい仏塔(チェーディー)や、精巧な装飾が施された建物が数多く点在しています。特に、ラーマ1世から4世までの遺骨が納められている4つの大仏塔は、それぞれ異なる色とデザインで、見ごたえがあります。
ワット・ポーの観光情報

ワット・ポーを訪れる前に、以下の基本情報を確認しておきましょう。
- 拝観料: 最新の料金をご確認ください(例:200バーツ)
- 営業時間: 最新の営業時間をご確認ください(例:8:00〜18:30)
- 所要時間: 1時間半〜2時間程度(マッサージを受ける場合はさらに時間がかかります)
アクセス方法
ワット・ポーは、ワット・プラケオやワット・アルンといった他の主要寺院から非常に近いため、これらと合わせて巡るのがおすすめです。※熱中症に注意
- ワット・プラケオ(王宮)から: 徒歩約10分。
- チャオプラヤ・エクスプレスボート: ターティアン船着場(Tha Tien Pier)から徒歩約5分。
- MRT(地下鉄): サナムチャイ駅(Sanam Chai Station)から徒歩約10分。
- 車でのアクセス:近くまではいけますが交通規制の為目前までは行けません。
服装の注意点
ワット・ポーは神聖な場所であるため、適切な服装が求められます。
- 露出の少ない服装: 肩や膝が隠れる服装が推奨されます。ノースリーブや短パン、ミニスカートは避けましょう。
- 靴: 本堂に入る際は靴を脱ぐ必要があるため、脱ぎ履きしやすい靴が便利です。
ワット・ポー観光のヒント
- 早朝訪問がおすすめ: 開園直後の早朝は、観光客が少なく、涼しいため、ゆっくりと涅槃仏を拝観できます。
- 小銭の用意: 涅槃仏の足の裏にコインを置いて功徳を積むための鉢が並んでいます。小銭(20バーツ程度)を用意していくと良いでしょう。
- 水分補給: 広大な敷地を歩き回るため、特に日中はこまめな水分補給を心がけましょう。寺院内にも売店があります。
- 周辺観光: ワット・ポーの周辺には、ターティアン市場やチャオプラヤ川の渡し舟乗り場があり、ワット・アルンへのアクセスも便利です。
レビュー
タイに来たら一度は訪れてほしいマストスポット、ワット・ポー。
特に、その巨大な涅槃像は圧巻で、SNS映えも期待できますよ。
広大な敷地を巡ると、バンコクの歴史と文化の深さを肌で感じられます。ただし、日中はかなり暑くなるので、帽子や日傘、水分補給は忘れずに。観光で疲れたら、寺院内のマッサージスクールで本場のタイ古式マッサージを体験するのもおすすめです。
私も3回訪れていますが、この場所は、タイの魅力を凝縮したような、何度でも訪れたくなる特別な場所。

情報提供:Nさん
日本人レビュアーから見たワット・ポー:大迫力の涅槃仏と癒しの文化
多くの日本人訪問者にとって、ワット・ポーは「巨大な涅槃仏の迫力に圧倒される、バンコクを代表する寺院」として強く印象に残っています。その荘厳な姿に加え、タイ古式マッサージの総本山という点も大きな魅力となっています。
主な評価ポイント:
【圧倒的な涅槃仏のスケール】: 全長46メートル、高さ15メートルの涅槃仏は、想像をはるかに超える大きさと美しさで、多くの人を感動させています。足の裏に施された螺鈿細工も「見逃せない」ポイントとして注目されています。
【癒しの文化体験】: 敷地内にあるマッサージ学校の施術を体験できることへの関心が高く、「観光とリラックスが同時に楽しめる」と好評です。寺院の歴史と文化に触れつつ、タイの伝統的な癒しを求める人が多いようです。
【写真撮影の工夫】: 涅槃仏の全体像を収めるのが難しいという声が多く、写真撮影の角度を工夫したり、細部をクローズアップしたりする楽しみ方がレビューに多く見られます。
英語圏レビュアーから見たワット・ポー:静けさと荘厳さのコントラスト
英語圏の旅行者にとって、ワット・ポーは「バンコク最古の寺院として、歴史と文化が凝縮された場所」という位置づけです。巨大な涅槃仏と、その周囲に広がる静かで美しい庭園や仏塔のコントラストが特に評価されています。
主な評価ポイント:
【歴史的・宗教的重要性】: 涅槃仏の圧倒的な存在感に加え、タイ最古の寺院であり、タイ初の国立高等教育機関だったという歴史的背景にも注目が集まっています。
【穏やかな美しさ】: 寺院の敷地全体に広がる多くの仏塔(チェーディー)や庭園の美しさを高く評価するレビューが多く、「涅槃仏の喧騒から離れて、静かに散策するのも良い」というアドバイスも見られます。
【充実した訪問のヒント】: 服装規定や参拝マナー、拝観料といった基本的な情報のほか、涅槃仏の周囲を歩きながらのお布施体験(お鉢にお金を入れる)など、より深く楽しむための具体的なヒントが共有されています。
タイ人レビュアーから見たワット・ポー:信仰の中心と伝統の知恵
タイ人の間では、ワット・ポーは「仏教徒の心のよりどころであり、タイ伝統医学の源流を伝える大切な場所」として深く敬愛されています。観光だけでなく、信仰と学びの場としての重要性が強調されています。
主な評価ポイント:
【タンブン(功徳)の場】: 涅槃仏への参拝や、お鉢にお金を入れて功徳を積む(タンブン)ために多くの人が訪れます。この行為を通じて、心の平穏や幸福を祈るというレビューが多く見られます。
【伝統医学と知恵の継承】: タイ古式マッサージの総本山として、その歴史と技術の重要性が誇らしく語られています。単なるマッサージではなく、健康と伝統の知恵が受け継がれている場所として認識されています。
【安らぎと誇り】: 涅槃仏が放つ静かで穏やかな雰囲気に安らぎを感じる声が聞かれます。自国の偉大な歴史と文化、そして芸術が凝縮された場所として、訪問するたびに誇りを感じるというレビューも見られます。
まとめ
ワット・ポー(涅槃寺院)は、その巨大な涅槃仏の迫力、タイ古式マッサージの歴史、そして美しい仏教建築の数々で、訪れる人々を魅了するバンコクの必見スポットです。
この記事を参考に、ワット・ポーの魅力を存分に体験し、タイの文化と歴史の深さに触れる素晴らしい旅をお楽しみください。
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最終更新日:2025年9月4日 サムネイル変更







