MENU

タイ気象局が大雨警報第9号を発表 バンコク・南部で25日まで大雨・冠水に注意

keita satou

タイ気象局(TMD)は本日10月21日午前5時、大雨警報第9号(268/2026)を発表しました。対象期間は10月21日から25日までで、バンコク首都圏を含む中部、東部、東北部南部、南部の広い範囲で雨量が増加し、一部で非常に激しい雨や突風が予想されています。

警報の概要

今回の警報では、激しい雨に加えて突風、河川の増水、低地の浸水、山間部の鉄砲水や土砂災害が懸念されています。バンコクと南部では、警戒すべき内容が異なります。

地域別の見通し

バンコク・周辺県

雨が増加し、局地的な大雨や突風に注意が必要です。特に21〜22日に警戒が高まります。

東部(パタヤ・チョンブリーなど)

雷雨、局地的な大雨、突風に注意が必要です。

中部南部・東北部南部

アユタヤなど中部南部では雨が増え、低地や河川周辺で注意が必要です。ナコンラチャシマなど東北部南部でも、雷雨や突風、局地的な大雨が予想されています。

南部(プーケット・クラビ・スラタニーなど)

大雨が継続し、24〜25日は特に非常に激しい雨となる地域があるとされています。プーケット・クラビなど西海岸側は警戒対象として挙げられています。

バンコクの天気や大雨の確率は?

10月20日発表の週間予報では、バンコクと周辺県の21〜22日の雷雨発生地域の割合は60〜70%とされていました。一方、本日21日発表の当日予報では、この割合は30%に更新されています。

これは矛盾ではなく、予報の更新時点が異なるためです。また「雨60%」という表現は、特定の地点に雨が降る確率ではなく、予報対象地域のうち雨が予想される範囲の割合を示しています。


バンコク:雷雨予想範囲(10月20日発表・週間予報)

  • 10月21日(水):60〜70%/局地的大雨・突風のおそれ
  • 10月22日(木):60〜70%/局地的大雨・突風のおそれ
  • 10月23日(金):30〜40%/雷雨が発生する地域あり
  • 10月24日(土):30〜40%/雷雨が発生する地域あり
  • 10月25日(日):60〜70%/再び雨の範囲が広がる予想

バンコク:本日21日の当日予報(最新・10月21日発表)

  • 雷雨予想範囲:30%
  • 最高気温:33〜35℃
  • 最低気温:26〜27℃

南部(プーケット・クラビ・パンガーなど西海岸)

  • 10月21〜23日:大雨が継続
  • 10月24〜25日:特に警戒、非常に激しい雨となる地域あり

南部(スラタニー・チュンポンなど東海岸)

  • 10月21〜25日:大雨が継続し、一部で非常に激しい雨

その他地域

  • 東部(パタヤ・チョンブリーなど):21〜25日、雷雨・局地的大雨・突風に注意
  • 中部南部(アユタヤなど):21〜25日、雨が増え、低地・河川周辺で注意
  • 東北部南部(ナコンラチャシマなど):21〜25日、雷雨・突風・局地的大雨

警戒すべきは「大規模な洪水」ではなく「局地的な冠水」

今回の警報は、チャオプラヤー川の氾濫による2011年のような大規模洪水を意味するものではありません。警戒すべきは、短時間の強い雨による都市型の道路冠水です。

バンコクでは、アソーク交差点周辺や地下道など、過去にも強い雨で一時的に冠水した実績がある地点があります。ただし、今回の警報は特定の地区の浸水を名指しで予測したものではなく、実際の雨量や排水状況によって状況は変わります。

鉄砲水・土砂災害のリスク

鉄砲水とは、強い雨によって河川や谷筋の水位が短時間で急上昇する現象です。タイ気象局は、山麓、河川付近、低地でのリスクに注意を呼びかけています。バンコク中心部は平坦な都市部のため、土砂災害よりも道路冠水や排水不良が主な警戒点です。

旅行者・在住者へのポイント

  • 通勤・帰宅時は局地的な大雨による渋滞や移動時間の増加に注意してください
  • 空港へ向かう際は、道路冠水の影響を受けにくいエアポートレールリンク(ARL)やBTS・MRTの利用がすすめられています
  • 地下道・低地・運河沿いでは一時的な浸水に注意してください
  • 雨具に加え、濡れてもよい履物を用意しておくと安心です。冠水した水には下水が含まれるため、足に傷がある場合は水に入らないようにしてください
  • プーケット・クラビなど南部へ旅行予定がある方は、24〜25日に出航予定のツアーがあれば運航会社の判断と現地の海況を確認してください

まとめ

今回のポイントは、タイ気象局が10月25日までの大雨警報第9号を発表し、バンコクは21〜22日に局地的な大雨、南部は24〜25日に非常に激しい雨の警戒が必要という点です。バンコクでの危険は大規模な洪水ではなく、短時間の強い雨による道路冠水が中心です。

通勤・帰宅時間帯に雨が重なると渋滞が長引きやすいので、天気予報だけでなく交通情報もあわせて確認することをおすすめします。個人的には10月の雨季明け直前に一番大雨や冠水しているという体感的に感じています。まもなく雨期明けの涼しいタイのベストシーズンが今から待ち遠しいものです。

タイの大手メディアの報道をもとにまとめています。

タイムラインバンコクでは、旅行者や在住者に役立つ最新情報を配信していますのでシェアやブックマークをお願いします。またSNSのフォローもよろしくお願いします。


DiscoverCars.com

よくある質問(FAQ)

Q1. バンコクは今日から大雨になりますか?

本日の予報では雷雨の可能性は30%で、警報の重点地域は南部です。ただし21〜22日は局地的な大雨に注意が必要です。

Q2. 2011年のような大洪水になりますか?

現時点の警報は、局地的な大雨による一時的な冠水への警戒であり、チャオプラヤー川の氾濫による大規模洪水を意味するものではありません。

Q3. 南部への旅行は中止すべきですか?

現時点で運休が決定したわけではありません。24〜25日に出航予定がある場合は、運航会社の判断と現地の海況を確認してください。

Q4. 空港へはどう移動すればいいですか?

道路冠水による渋滞を避けるため、エアポートレールリンクやBTS・MRTなど軌道系交通機関の利用がすすめられています。

出典・参考サイト

  • タイ気象局:大雨警報第9号(268/2026)、10月21日発表
  • タイ気象局:週間予報・当日予報(10月20日・21日発表)
  • The Nation Thailand:大雨警報に関する報道(2026年10月21日)

タイムラインバンコク編集部keitasatouのアイコン

Keita Satou:バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,900人)をはじめ、複数のSNSで合計8万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。

関連記事

about me
Keita Satou
Keita Satou
タイ在住ライター
バンコク在住10年以上。旅行ライセンスを持つタイ法人に勤務する傍ら、ライターとしても活動。タイ在住日本人向けメディアとタイ人向けメディアを運営し、日本のテレビ・各種メディア向けに現地情報も提供している。Facebook(フォロワー約1,900人)をはじめ、複数のSNSで合計8万人以上のフォロワーを抱える。職業柄、各業界のタイの裏話や現場の実情に触れる機会も多い。
記事URLをコピーしました