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【バンコク】ワット・アルン(暁の寺)タイ旅行で必見!チャオプラヤ川に輝く美しい寺院

バンコクの3大寺院の一つである観光名所暁の寺とも呼ばれるワット・アルンの紹介
Thaim Line Bangkok

 

バンコクのチャオプラヤ川沿いにそびえ立つワット・アルン(暁の寺)は、その美しい姿で訪れる人々を魅了する、タイを代表する寺院の一つです。正式名称は「ワット・アルンラチャワララムラチャワラマハウィハン」といい、特に夕暮れ時や夜間のライトアップされた姿は息をのむほど美しく、「暁の寺」という通称の通り、朝日や夕日に照らされると、その輝きは一層増します。

ワット・アルンは、陶器の破片で装飾された壮大な仏塔(プラ・プラーン)が特徴で、その精巧なモザイクと独特のデザインは、タイの芸術性と建築技術の高さを示しています。バンコクの主要観光スポットの中でも特に写真映えすることで知られ、チャオプラヤ川クルーズからもその雄大な姿を眺めることができます。

日本の文豪・三島由紀夫の小説『暁の寺』は、ワット・アルンを物語の重要な舞台としています。寺院の幻想的な美しさが作品の背景を彩り、その名を日本に広めるきっかけとなりました。

ワット・アルンの見どころ

大仏塔(プラ・プラーン)

ワット・アルンの象徴ともいえるのが、中央にそびえ立つ高さ約82メートルの大仏塔(プラ・プラーン)です。この仏塔は、色とりどりの陶器の破片や磁器で細かく装飾されており、太陽の光を反射してキラキラと輝きます。仏塔の四方には、それぞれ小さな仏塔が配置され、その間にはヒンドゥー教の神々や猿神ハヌマーンの像が配されています。かつては仏塔の途中まで登ることができましたが、現在は安全上の理由から一部制限されています。

本堂(ウボーソット)

大仏塔の東側にある本堂には、ラーマ2世が自らデザインしたとされる本尊が安置されています。内部の壁画も美しく、静かで厳かな雰囲気が漂っています。

仏塔を彩る装飾

大仏塔の表面をよく見ると、一つ一つの装飾が非常に繊細であることが分かります。これらは、かつてタイと中国を行き来する貿易船が船のバランスを取るために積んでいた陶器の破片が再利用されたものと言われています。その細工の美しさは、近くで見るとさらに感動的です。

門番の鬼神像(ヤック)

寺院の入り口を守るように立つ巨大な鬼神像(ヤック)もワット・アルンの見どころの一つです。その迫力ある姿は、訪れる人々を圧倒します。

観光情報

  • 拝観料: 100バーツ
  • 営業時間: 毎日 8:00~17:30
  • 所要時間: 約1~2時間
  • 服装規定:
    • ノースリーブ、タンクトップ、ミニスカート、ショートパンツ、穴の開いたジーンズなど、肌の露出が多い服装は禁止されています。
    • 男性は長ズボン、女性は膝が隠れるスカートまたは長ズボン、肩が隠れるトップスを着用してください。
    • サンダルはかまいませんが、かかとを覆うものが望ましいです。
    • 入り口で貸し出しの服もありますが、数に限りがあり、混雑時は時間がかかるため、適切な服装で行くことを強くお勧めします。

アクセス方法

ワット・アルンはチャオプラヤ川の西岸に位置しており、主に渡し舟を利用してアクセスします。

  • チャオプラヤ・エクスプレスボート + 渡し舟:
    • BTSサパーンタクシン駅直結のサトーン船着場から、チャオプラヤ・エクスプレスボート(オレンジ旗など)でターティアン船着場(N8)まで行きます。
    • ターティアン船着場から、ワット・アルン行きの渡し舟に乗り換え、約5分で到着します(渡し舟の料金は片道約5バーツ)。
  • タクシー/GRAB: 市内各所から直接アクセスできますが、チャオプラヤ川を渡る必要があるため、渡し舟に乗り換えるのが一般的です。

地図(Google Map)

観光のヒント

  • 夕暮れ時がおすすめ: 夕日が仏塔を照らし、ライトアップが始まる時間帯は特に美しく、写真撮影に最適です。
  • 服装に注意: 寺院は神聖な場所であるため、肌の露出を控えた服装を心がけましょう。
  • 周辺観光: ワット・アルンは、ワット・ポーや王宮(ワット・プラケオ)の対岸に位置しているため、これらをセットで観光する人が非常に多いです。渡し舟を利用すれば簡単に移動できます。
  • 水分補給: 日中は日差しが強いため、こまめな水分補給を心がけましょう。

訪問者の声・レビュー

  • 「夕暮れ時のライトアップが本当に幻想的で、感動しました。チャオプラヤ川からの眺めも最高です。対岸にお寺を見れる絶景のカフェ等もあるので川を渡る前に休憩もおすすめ」
  • 「陶器の装飾がとても細かく、近くで見るとその美しさに驚かされます。タイの職人技を感じられました。」
  • 「ワット・ポーや王宮から渡し舟で渡るのが貴重な体験です、セットで観光するのがおすすめです。ただし雨季には注意!」
  • 「階段は急ですが、上からの眺めは素晴らしいです。ただ、服装には気を付けてください。」
  • 「写真映えするスポットがたくさんあり、思い出に残る一枚が撮れました。」

情報提供者:Hさん

タイムラインバンコクのレビュワーNさん。タイ在住10年のベテラン駐在員

情報提供者:Nさん他

日本語のレビュー
日本人レビュアーから見たワット・アルン:情緒的な美と「映え」の聖地
多くの日本人訪問者にとって、ワット・アルンは「旅のハイライトを飾る、情緒あふれる絶景スポット」として深く心に刻まれています。特に夕暮れ時、チャオプラヤー川に面したロケーションが生み出す光景は、ただ美しいだけでなく、心に染み入るような感動を与えています。

主な評価ポイント:
【心揺さぶる「映え」】: 夕日に照らされた白い仏塔が、まるで魔法のように輝く姿は圧巻。「言葉を失うほどの美しさ」として、SNSでの共有が欠かせない体験となっています。

【荘厳な歴史のロマン】: 陶器の破片で飾られた仏塔は、近くで見るとその精巧さに息をのむほど。日本の小説『暁の寺』に登場する背景もあり、歴史や物語を感じながらその美しさを堪能する人が多いです。

【旅全体を彩るアクセス】: 渡し船でチャオプラヤー川を渡る移動自体が、旅の素晴らしい思い出の一部として評価されています。川風を感じながら徐々に寺院が近づいてくるワクワク感も人気の理由です。
英語のレビュー
英語圏の旅行者にとって、ワット・アルンは「バンコクの歴史を象徴する、訪れるべき必見のランドマーク」という強い認識があります。その壮大なスケールと、訪れること自体が小さな冒険である点が特に評価されています。

主な評価ポイント:
【圧倒的な建築美と歴史的価値】: 高さ82mにも及ぶ大仏塔は、タイの建築技術と芸術性の高さを物語っています。精巧な陶器のモザイク装飾は「タイ文化の重要な象徴」として、その歴史的背景にまで踏み込んで感銘を受けるレビューが多く見られます。

【絶景を求める冒険】: 仏塔の急な階段を登ることは、スリルと達成感を伴う体験。その先で待つチャオプラヤー川やバンコク市街のパノラマビューは「労をいとわない価値がある」と絶賛されています。

【戦略的な旅の計画】: 昼間の混雑や暑さを避けるための具体的なアドバイス(早朝や夕方の訪問、対岸からの眺望など)が多く共有されており、効率的に楽しむための情報収集も盛んです。
タイ語のレビュー
タイ人の間では、ワット・アルンは単なる観光地ではなく、「心を清め、功徳を積むための神聖な場所」として深く敬愛されています。そのレビューからは、自国の文化遺産への誇りと、信仰心が強く感じられます。

主な評価ポイント:
【敬虔な信仰の場】: ワット・アルンは、仏教徒がタンブン(功徳を積む)のために訪れる場所です。レビューの多くは、祈りを捧げることの重要性や、寺院の静かで穏やかな雰囲気に言及しています。

【文化遺産としての誇り】: 仏塔の美しい装飾や歴史的な価値は、タイ人自身が誇りに思っている点です。古くから続く芸術や建築が大切に受け継がれていることを再認識し、感銘を受けています。

【日常に溶け込む憩いの場】: 夕方、ライトアップされた寺院の美しい景色を、家族や友人と一緒に楽しむ場所としても親しまれています。神聖でありながら、人々の生活に寄り添う存在として語られています。

まとめ

ワット・アルンは、その壮麗な仏塔とチャオプラヤ川に映える美しい姿で、バンコク観光の忘れられない思い出となるでしょう。特に夕暮れ時の眺めは必見です。ワット・ポーや王宮と合わせて訪れることで、バンコクの主要な寺院を効率よく巡ることができます。厳格な服装規定を守り、敬意を持ってタイの美しい文化に触れてみてください。

バンコク3大寺院


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ライター
タイムラインバンコク編集部は、バンコクに在住する経験豊富な編集者とライターからなる専門チームです。日本人メンバーだけでなく、日本語能力試験N1を持つタイ人メンバーも在籍しており、多様な視点から情報を捉えることを大切にしています。 インターネット上の情報だけでなく、実際に現地へ足を運び、独自の取材・調査を行うことを信条としています。グルメ、ビューティー、最新ニュースからカルチャーまで、バンコクで暮らす人、訪れる人にとって本当に価値のある、正確で信頼できる情報を厳選してお届けします。日本のメディアに情報提供することもあります。
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