バンコク タクシー事情 【乗車拒否・ぼったくり予防】タイ在住者が教えます。
もくじ(Contensts) |
タイのタクシー運転手が乗車拒否する理由 |
タイのタクシーにストレスなく乗る方法 |
タクシー配車アプリの紹介 |
タイでタクシーに乗る際に注意すべき事(まとめ) |
タイのタクシー豆知識 |
タイ旅行・バンコクの観光で非常に便利な交通手段タクシー 空港からホテルや観光地に移動する際に利用する方も非常に多いです。
理由の一つが安価で乗れる事 初乗り35バーツ(100円ちょっと) スクンビット中心部からスワンナプーム空港まで1時間ほどの距離でも道路が空いている時間帯なら250~300バーツ(750円~1000円)程度の料金で到着します。
さらに街中をひっきり無しに走行しているので気軽に乗ることができます。
※注意※
空港から出発する場合はメーター料金+別途50バーツの空港使用料金がかかりますのでご注意ください。
しかしながら世界有数の渋滞都市(世界2位との調査結果も有)バンコクでは、乗車拒否やメーターを利用せずにあらかじめ料金を指定されて行くケースも少なくありません。
タイ運輸省陸運局はメーターを使用しないタクシーの運転手に罰則等を与えると通達していますが、それでも後を絶ちません。
世界渋滞都市ランキング
引用元:https://www.tomtom.com/en_gb/trafficindex/list
旅行者だから仕方ないのかと考える方もいるかもしれませんが、実は、タイ在住者やタイ人でも乗車拒否はもちろん、途中で降りてくれ!や料金を上乗せしてくる運転手の被害にあうことは実は珍しい事ではありません。
タイに住んでいる日本人・さらにはタイ人ですら50バーツ程の距離でも200バーツ等と言われる事も珍しくありません。そんなタイでタクシーに乗車する際に乗車拒否されない・メーターを使用して貰う方法をまとめてみました。
いきなり結論になりますが、少なくともバンコクでは目的地に行くには乗車する側も多少の努力が必要だと思います。筆者はこれで現在ほぼ100%メーターで移動できています。
お金を節約するというよりは、断られて嫌な思いをするのを回避する為の手段として心掛けています。
タイ旅行を少しでもストレスをなくす為にお役に立てればと思い記事にしました。
今までの経験では、水や飴等のお菓子をプレゼントしてくる心優しい運転手さんや元日系企業の運転手経験があり、日本語が上手な運転手さんもいましたが、逆に奇声を発したり、舌打ち連発の運転手さんなどもいました。
タイのタクシー運転手が乗車拒否する理由 |
1、言葉が通じていない |
タイのタクシードライバーは日本語はもちろん英語もほとんど話せません、また英語の発音も日本人とは異なるので英語で伝えるのは困難です。
また、発音が難しい通りや地名も多い上に、ホテル名だけでは通じないケースも多々あります。
2、進行方向と逆方向に行こうとしている |
Uターンするのに15分以上かかったり片側1車線の道路だったりすると渋滞中だと近い距離でも30分以上ロスするケース等もあります。
Google Mapや地図を利用して進行方向の車線でタクシーを捕まえるようにすれば乗車拒否の確立は、かなり減ります。
3、渋滞しているエリアに行こうとしている |
電車でほんの1~2駅の距離でも渋滞のひどいエリアの場合は1時間近くかかってしまうケースもあります。
なるべく夕方のラッシュ時にタクシーでの長距離移動は避けた方が無難です。BTSやMRT等も利用するように心がけた方がよいでしょう。
4、道がそもそもわからない(わからないふりをしている) |
これも案外多い理由の一つです。ホテル名や建物名だけではわからないケースが結構あります。
また自分が普段走っているエリア以外だと有名な場所でも知らないケースもあります。
言葉が通じていないのでは無く、タイ人が説明しても道がわからないと言われているのを何度も目撃しました。
日本人が多いのはタニヤと言っても通じないケースが多く、パッポンやBTSサラディーンやシーロムやタノン・スラウォン(スラウォン通り)と言うと通じる場合もあります。
5、そもそも高額の料金を請求したいタクシーに声をかけた(かけられた) |
観光地等で長時間客待ちしているタクシー運転手に多いケースです。
空港などでも正規のタクシーエリア以外で客待ちしていたり、向こうから声をかけてくるタクシードライバーに多いケースです。
正規のタクシー乗り場や道路を流しているタクシーに声をかけるようにすると良いです。
6、家に帰る時間なのでついでの客だけを乗せたい |
これは言葉が通じないと理解できないですが、そもそも勤務時間を終えて、帰宅途中のついでに乗せてもいいよ位の気分で走行しているタクシーに声をかけてしまう場合もあります。
7、目的地の指示があいまい |
実はこれが一番多いケースです。
例えばMRTスクンビット駅に行きたい場合でもスクンビットとだけ伝えても、スクンビット通りというとても広い通りがあったり、シーロム通りに行きたくても、MRTシーロム駅があったりします。
前もって地図等で確認してスクンビットソイ○○や駅名(BTSやMRT等をつけるとさらに良い)
BTSアソーク(アソーク駅)等と伝えると乗車拒否の確立が本当に減ります。
タイのタクシーの運転手がメーターを使用せず、高額料金を請求する理由 |
1、そもそもぼったくる予定の運転手に声をかけている(かけられている)
前述した、長時間客待ちをしているタクシー運転手に声をかけないようにしましょう。
2、渋滞している場所に行こうとしている
判断が難しいですが、夕方等はなるべくBTSやMRTを利用するようにしましょう。
3、観光客なのでぼったくろうとしている
私自身は、300バーツ以上の場合はすべて断ります。
1時間位かかりそうな場所だと200バーツでokする場合もあります。
旅行者はそもそも乗らない方が良い場合が多いですが、そういう運転手しかいないエリアもあります。
(アジアティーク付近やプラトゥーナーム市場付近等)
メーターを使ってくれますか?はタイ語で コー メーター ダイ マイ カップ(カー)でほぼ通じます。
追記 タクシーの運転が乱暴な時 簡単に言えるタイ語・指さし会話
ゆっくり!
(ช้า ช้า)シャー・シャー
危ない
(อันตราย มาก)アンタライ
怖い
(น่ากลัว)ナー・クルワ
タイのタクシーにストレスなく乗る方法 |
翻訳機やgoogle翻訳を使って運転手に見せる。 |
ポケトーク等の翻訳機、翻訳アプリ、Google翻訳等を利用して運転手に見せる方法もあります。
GoogleMapを直接見せても、英語が読めなかったり、そもそもGoogleMapが見れない運転手さん等もたまにおられます。
少し移動して、ホテルや商業施設のタクシー乗り場からタクシーに乗る |
ホテルや大型商業施設にはタクシー乗り場があります。
手配してくれる配車係がいる場合もありますので、その方に行先を告げたり、上記のアプリや翻訳機を使って見せましょう。
タクシー配車アプリの紹介 |
タクシーの配車アプリを使用すると、目的地を言葉で伝える必要なく目的地に行くことが可能です。
現金決済も可能ですので旅行者の方は利用するのもおすすめです。
通常のタクシー代金に比べると少し割高ですが、タクシーのいないエリアや雨天時などにはおすすめです。
GRAB TAXI |
CABB |
Bolt |
追記※過去に、グラブタクシーが違法という事もあり実際に運転手が罰則を受けるケースもあるようです。乗客への罰則報告は、耳に入っておりませんがご注意下さい。
初級
トゥクトゥクは割高(観光目的なら有)
客待ちしてるタクシーに声をかけない
タクシー?と営業してくる運転手のタクシーにはなるべく乗らない
正規のタクシー乗り場で乗車する
ホテルやショッピングモール内のタクシー乗り場で乗車する。
最初からタクシー配車アプリを使用する。(少し割高)
中級
進行方向の車線で声をかける
行き先をタイ語ではっきりと伝える
タイ語でメーターを使ってくださいとお願いする。コー メーター ダイ マイ? カップ(カー)
100バーツ~200バーツ程度なら、交通状況や天候状況で妥協する。
なるべく難しい発音を避ける
通りの名前の場合は(タノン・ソイ)という言葉を付け、駅の場合は(BTSやMRT)という言葉をきちんと付ける。
最初からタクシー配車アプリを使用する。(少し割高)
以上の事を注意すれば、乗車拒否の可能性は格段に減り、尚且つメーターで移動して貰える事でしょう。
皆さまのタイ旅行が快適になることを祈っております。
タイのタクシー豆知識 |
運転手の生活費や燃料代を考慮して2022年~2023年にかけて運賃が値上げしそうです。
バンコクで登録されたタクシーが、メーターを使わずに運賃を交渉で決められることが許可された。
目的地が次の7都道府県の場合を除く。(バンコク、ノンタブリー、パトゥンターニー、サムットプラーカーン、チャチューンサオ、サムットサーコーン、ナコーンパトム)。
2022年6月より