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ゼロから始める海外へそくり教室 『夫に先立たれたら、妻の年金はどうなる?』

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 今月のゼロから始める海外へそくり教室は・・・
『夫に先立たれたら、妻の年金はどうなる?』


香港やマン島に渡航せずにできる貯蓄プランのご相談をはじめ
オンラインミーティングやLINEでの個別質問も大歓迎です。

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『へそくり教室』トピックから、年金についてご紹介します。年金というとまだ先の事で興味のない方も多いとは思うのですが、今回はズバリ、『夫に先立たれると主婦・妻の年金はどうなってしまうのでしょうか?!』を掘り下げてみようと思います!

まずは表でご覧ください:

この表は、
夫:40年間会社員として厚生年金を納めた
妻:40年間第3号被保険者として国民年金に加入した
を想定していますので、奥様も厚生年金の期間があるご家庭は妻の老齢厚生年金が追加されます。

まずは、基礎となる一番左、『夫と妻の年金収入』のところを解説します。

『老齢基礎年金』要点
日本国内に居住する20歳以上の人全てが加入を義務付けられている、年金の『土台部分』
20歳から60歳までの40年間加入することで受給資格が発生する年金ですが、滞納や未納がなければ、
支給上限は約80万円ほど月額だと6万円ちょっと)
上の表のケースだと、『老齢基礎年金(妻)』と『老齢基礎年金』のところで、支払いはほぼ一定額、平成31年度、32年度共に17,000円と法律では規定されていますが、実際の月額は平成31年3月までは16,340円です。40年で約780万円くらいを納める計算です。

『老齢厚生年金』要点
会社員や公務員であった期間のみ加入する部分
公的年金の『二階建て部分』で、需給は①+②となる
受給額は31等級ある標準報酬(会社員・公務員期間の所得に応じる)によって変動
平均の標準報酬は8万円で、24等級辺り

肝心の受給額ですが、平成30年度の67歳以下の方の場合の平均が、総務省の発表では:
老齢基礎年金:月額64,941円(年間上限:779,292円)
老齢厚生年金:月額221,277円
———————————————
二段階合計:286,218円
となっています。
ということは、一番左のご家庭であれば:
老齢厚生年金(夫):月額221,277円
老齢基礎年金(夫):月額64,941円(年間上限:779,292円)
老齢基礎年金妻:月額64,941円(年間上限:779,292円)
———————————————
1世帯合計:351,159円

ここまでは『ふ〜ん、そんなもんか』という内容なのですが、
女性の平均寿命が87歳(男性:81歳—平成29年調べ)の中、旦那様に先立たれてしまうと、奥様の年金受給にどのように影響するでしょうか?ということで、最初の表の一番右の解説に飛びます。

一番右は、
既に子供が18歳以上
妻が65歳以上の年金受給者で夫に先立たれてしまった
を想定しています。

夫の老齢基礎年金がなくなり、妻の老齢基礎年金+『遺族厚生年金』に変わるわけですが、『遺族厚生年金』は夫の老齢基礎年金の4分の3と決まっています。つまり、前述の数字で計算すると、

老齢厚生年金(夫):月額221,277円の4分の3=165,957

夫からの遺族厚生年金:月額165,957円

老齢基礎年金(妻):月額64,941円(年間上限:779,292円)
———————————————
1世帯合計:230,898円
月額12万円ほどのカットになる計算です。

この年金収入全てを自由に使えるならいいのですが、老後も固定費が発生します。
その中で、総務省が2017年に発表した非消費支出平均は月額2万8240円。
これには、税金(所得税、住民税、固定資産税)や社会保険料などが含まれています。
そして、老後の 1番のリスクは長寿国ならではの『介護費』
厚生労働省老健局が平成28年度3月に発表した介護費の動向についてのレポートによると、

青色の平成25年度、70歳くらいまでは3万円ちょっとの平均額が、80歳台では約40万円。既に年金のみでは賄えません。
妻の老後を守るための方法としては:

1)妻も働いて、自身の厚生年金受給額を増やす
2)終身タイプの生命保険を利用する
3)働いている間になるべく貯蓄する
などの方法が挙げられます。

2)は、一般的には
既往症など疾患歴がある
家族の病歴で、40歳前に何らかの疾患が元で死亡しているメンバーがいる
BMI値が高い
などの条件で入りにくいことがありますが、日本では『既往症があっても大丈夫』を売りにする保険会社も出てきたので選択肢はあるでしょう。海外では、保険会社の運用利益を受取額に組み込んでくれる保険が人気で、香港のプランの加入のために渡航する人もいるほど(渡航しなくても契約できる代理店もあります)。

3)は、積立プランに加えて、まとまった資金をポンと預ける貯蓄プランもありますが、退職金の運用となると、65歳以上で加入できる貯蓄プランとなると、日本では特に選択肢が極端に狭くなります。働いているうちの貯蓄が、老後の運命を左右するといっても良いでしょう。しかし、海外のプランでは、80歳まで加入可能な一括資金用の貯蓄プランなどもあるので、海外プランを利用するという手も。実は日本人のサポートを受けられる代理店もあるので、リサーチ力次第で色々は可能性を発見できそうです。


渡航せずに加入可能な香港の貯蓄方生命保険
(2020年2月の記事)

バンコクのファイナンシャルプランナー(FP)田中ゆき恵さんの紹介執筆:田中 ゆき恵(たなか・ゆきえ)
イギリスCII Award in Financial Planning認定者
シンガポール及び香港FP資格,声紋分析心理士
米The University of Michigan卒業。
アジア6拠点を有するInfinity Financial Solutions2006年入社。
邦人向けコンサルタントとして、バンコクオフィス駐在。
バンコクや日本での執筆活動に加えて、ジャカルタでの『へそくり教室』活動の他、2019年よりベトナムにも活動拠点を広げるべく奮闘中。

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