2020.05.18

香港へのオフショア口座開設ツアーはもう古い!? オフショア口座は香港だけじゃない海外居住者の為のへそくり教室

Thaim Line Bangkok

ゼロから始める海外へそくり教室 今回も引き続き、
『香港へのオフショア口座開設ツアーはもう古い』&『オフショア口座は香港だけじゃない』をテーマにわざわざ渡航せずに手続きが完了でき、海外在住者のみができる定期預金や日本居住者でもできる貯蓄型生命保険ついて、タイ在住15年目 3か国のFP資格を持つ田中ゆき恵さんに伺ってきました。
(過去の2回の記事はこちらから)
渡航不要で80歳まで加入可能な『香港の貯蓄型生命保険』

海外在住だからこそできる定期預金資産運用にもおすすめ! マン島の銀行定期預金

海外へそくりシリーズ、前回のリターン保証付き銀行定期に引き続き、もう一つご案内します。
なるべく簡略化して書きますのが、面倒くさくなっちゃったら、ご遠慮なくLine@から田中までご連絡下さい。

香港やマン島に渡航せずにできる貯蓄プランのご相談をはじめ
オンラインミーティングやLINEでの個別質問も大歓迎です。
LINE＠ ID(スマホの方はクリック)

@nif0816p

前回と同じスタンダードバンク・マン島支店が出している『ストラクチャードノート』という定期で、
シリーズ24となるQuantum Plus 24。前回ご紹介したDefined Returen Deposit Issue4と同様、募集期間は5月16日までです。

こんな人にオススメ：
学資積立をやりそびれて子供が大きくなってきてしまった
退職金の運用をしたいけど、リスクは怖い
積立プランではなく、まとまった資金を活用したい
香港やマン島まで行きたくない
共同名義口座を持ちたい（６人まで共同名義OK）
孫の出産祝いに

概要はちょっと複雑なので、記述はしますが、読むのが面倒な方は読み飛ばして、
お気軽に田中までお問い合わせください（笑）。

【概要】
募集期間：2019年5月16日まで
運用開始：2019年5月29日
QUANTUM PORTION　原資の40％ (1年定期分)：2020年5月29日償還
ポンド建て固定利息：1.5%
米ドル建て固定利息：3%
豪ドル建て固定利息：3%
PLUS PORTION　原資の60％ (5年半・インデックス連動型分)：2024年11月29日償還
＊2024年11月29日の価値で計算後、2024年12月6日お支払い
通貨（最低ご利用額）：米ドル& 豪ドル（15,000ドル）ポンド（10,000ポンド）
インデックス連動型：変動利息（元本保証付き）
《投資額の40％—QUANTUM PORTION—1年の固定利息》
1年定期＝総投資額の40％を元本に、1年後のお還しは：
ポンド：（原資x40％）x1.5％＝利息＋原資x40％
米ドル&豪ドル：（原資x40％）x3.0％＝利息＋原資x40％

《投資額の60％—PLUS PORTION インデックス株価連動》
5年半定期＝満期時：終了前18ヶ月の、毎月インデックスの価値とスタート時の価値からインデックスのパフォーマンスを計算。19回の平均パフォーマンスの：
ポンド＆米ドル：75％を原資x60％と共にお還し
豪ドル：100％を原資x60％と共にお還し
『概要はいいけど、最終的にどうなるのさ？！』
と思った方は、ここからまた読んでみてください（笑）。
↓
例えば最低ご利用額の15,000ドル(約150万円 ※1ドル100円としてざっくり計算)で始めた方の場合、
1年定期部分は6,000ドルが原資として割り当てられ、
2020年5月29日に6,000ドル＋180ドル（計：6,180ドル約62万円）が戻ってきます。
5年半の変動部分は、嬉しい元本保証付き（残りの原資：9,000ドル）。

パターン１）マイナス運用だった場合：(元本15,000ドル約150万円 ※1ドル100円としてざっくり計算)
運用が9,000ドルでスタートしたのに、終了日には7,000ドルの価値になってしまった場合は、
→ 9,000ドル(約90万円) (元本のみでお還し)が2024年12月6日にお支払い。
合計すると、
6,180ドル(2020年5月29日お支払い分)+9,000ドル(2024年12月6日お支払い)＝15,180ドル
という事で、マイナス運用の場合：15,000ドル→15,180ドル(約152万円)
マイナス運用でも一年定期の利息分は確定です。

パターン2）プラス運用だった場合：(元本15,000ドル約150万円 ※1ドル100円としてざっくり計算)
運用9,000ドルでスタートして、終了日前18ヶ月の平均の成績が19,000ドルだった（75％の償還率）
→純利益10,000ドルx75％＝7,500ドル＋9,000ドル = 計16,500ドル
*2024年12月6日お支払い
合計すると
6,180ドル(2020年5月29日お支払い分)+16,500ドル(2024年12月6日お支払い)＝22,680ドル
という事で、プラス運用サンプルの場合：6,180ドル + 16,500ドル = 22,680ドル(約227万円)が戻ってくる計算になりますが、5年半の変動部分は上下があるのでご注意ください。

前回のDefined Deposit Issue4は、利益がどれだけあっても米ドル利息は１4%というプランでしたが、こちらは上限がないのが特徴です。
前回もお話ししましたが、日本のネット銀行定期の場合、1年間150万円寝かしておいても、３千円のグロス利息から源泉税の610円を差し引いた、ネット利息2,390円しか戻ってきません。4年寝かしてもざっくり1万円程度の利息という計算になります。

『こんな美味い話、絶対嘘だ』と思った方。
デメリットになり得るのは『為替』と『インフレ』です。
日本円なら最近の（2019年3月17日）レートで：
米ドル：約170万円から
ポンド：約150万円から
豪ドル：約120万円から
ですので、どの通貨が良さそうか検討してみてください。

ちなみに、『日本はデフレ』と思っている皆さん、2019年1月のインフレ率は0.2%です。もうちょっと遡ると、2018年10月には1.4%、2月は1.5%。意外と日本もインフレ傾向なので、0.2%の銀行利息じゃインフレ負けしちゃいます。

募集締め切りは5月中旬ですので、ご興味のある方はお早めにお問い合わせを！渡航不要ですが、海外居住中の住所が必要なので、海外居住者のうちがチャンスです。

まだまだあるオフショアプラン。インフィニティなら、香港やマン島へ渡航しなくてもタイ・バンコク在住者やインドネシア・ジャカルタ在住者をはじめ、アセアン地域にお住いの方々でも、居住地から動かずに、お手続きが完了できますので、お気軽にどしどしお問い合わせください！(相談無料)

執筆：田中　ゆき恵（たなか・ゆきえ）
イギリスCII Award in Financial Planning認定者
シンガポール及び香港FP資格,声紋分析心理士
米The University of Michigan卒業。
アジア６拠点を有するInfinity Financial Solutions2006年入社。
邦人向けコンサルタントとして、バンコクオフィス駐在。
バンコクや日本での執筆活動に加えて、ジャカルタでの『へそくり教室』活動の他、2019年よりベトナムにも活動拠点を広げるべく奮闘中。

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マン島について
　
マン島は法的にはグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国の一部ではなく、また主権国家でないためイギリス連邦（commonwealth）の加盟国でもなく、自治権を持ったイギリスの王室属領（Crown dependency）である。しかしイギリスとの密接な関係からイギリス連邦の一部と見なされることも多く、イギリス連邦議会連合（英語版）やコモンウェルスゲームズ等に参加している。
Uには参加せず、代表も送っていないが、イギリスの特別領域として扱われている。
引用元；マン島(Wiki pedia)

（著者プロフィール）
Text：田中ゆき恵（たなか・ゆきえ）
イギリスCII Award in Financial Planning認定者
Infinity Financial Solutions シニアコンサルタント
名古屋出身。米University of Michigan卒業後、日本で５業界ほど渡り歩き、最後某通信大手勤務中に、現在のポジションをオファーされ来秦を決める。海外居住者向けの教育資金プランや、年金プラン、保険、資産形成、相続対策など、包括的なアドバイスを得意とする。マレーシア、バンコクでのセミナーや執筆活動に加えて、ジャカルタでのセミナー活動の他2019年よりベトナムにも活動拠点を広げています。バンコクのファイナンシャルプランナー(FP)田中ゆき恵さんの紹介タイ・バンコクを中心に女性FPとして15年目保険や資産運用等でタイ在住の日本人をサポートする田中ゆき恵さんのプロフィール